>>2
人類を含めたほ乳類は、呼吸する際に使用する肺が恐竜より進化していない。
ほ乳類は横隔膜という筋肉によって強制的に肺呼吸している。まあ、肺の中に空気を入れたり出したりするポンプみたいなモンだ。
ところが、入る空気と出る空気が一緒のトコから出入りするから、とっても効率が悪い。
恐竜は、気嚢システムと言って、現在の鳥類と同じシステムであった。これは、肺の中の空気の流れが一方向になっているシステム
で、とっても効率が良かった。
現在より酸素が少なかった中生代に恐竜があの巨大な体を維持できたのもこの現在の人間よりも進化した気嚢システムのおかげだ。
「恐竜」と一口に言うが、化石が見つかっているだけでも数百種、恐らくは数千種以上が含まれる巨大なグループで、
分類階級としては、目よりも更に上の、上目あるいは亜綱としての集団だろう
これを人間に例えるならば、霊長目よりも更に一つ上の分類、真主齧上目に相当する
真主齧上目には、霊長目(人を含めたサル全種)の他、
齧歯目(ネズミ、リスなど)、重歯目(ウサギ)、皮翼目(ヒヨケザル)、登木目(ツパイ)が含まれ、現生種だけで3000種を超える
真主齧上目がローラシア獣上目と分かれて誕生したのは白亜紀の後期、8500~9000万年前
つまり、我々は現時点で1億年に近い長期間に渡って繁栄を続けてきたわけで、
1億6300万年間繁栄した、鳥類を除く恐竜と比べても、2倍以上の差はない
では、ティラノサウルスという単独の属と比べるとどうか?
ティラノサウルス属が出現したのは、白亜紀の最後の時代マーストリヒト期の約500万年間
一方、人間を含めたホ○属は、250万年前のアフリカに出現している
つまり、あと250万年生き残れば、ティラノサウルス属とは並べることになる
>>3
ふむ。つまりサル、ネズミ、ウサギ(あとはツパイとヒヨケザルがいるが少数派すぎ)
の類が現生の小型哺乳類の一部のニッチ、現生の陸上の大型・中型哺乳類のニッチのほぼ全て、
あと最低でもコウモリ程度は飛行動物のニッチをほぼ完全に独占してた状態、とみるべきなのか。
それが一億数千万年続く・・・。隕石落下なきゃ、多分、今でも続いてた。
うーん、こうしてみると凄いな。竜盤類と鳥盤類からなる「恐竜類」は。
まあ、現生哺乳類がこんだけ多系統化しちゃったのは
適応放散した時の条件が恐竜とは違いすぎたせいだろうが。
(恐竜の適応放散した三畳紀後期は全陸地が一つになってたパンゲア時代で、恐竜も出現したばかりで多くの系統に分かれていなかった。
対し、哺乳類の適応放散した古第三紀初期は既に各大陸は分裂し、哺乳類はどれも小型で似た姿とはいえ、出現してから時間が経ち、多くの系統に既に別れてた)
世界の人口が70億人。
人間7人に対して、恐竜1頭です。
この生存競争に人類は勝てるのか?
もしくは共存は可能か?
>>5
小型の恐竜も含めたらもっと多かったんじゃない?
鳥類との線引きが難しいかもしれんけど・・・・
まあその恐竜が消えたから哺乳類が台頭してきたわけで
少なくとも「共存」は無理っぽい気がする
恐竜も好物だからかまわないけどさ。
食い合ってりゃ強靭になるんじゃね?
何て記事が出たな
恐竜が羽毛をもったのは白亜紀からだと思っていたが
ジェラ紀の恐竜の多くが、すでに羽毛を持っていたのか
引用元: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/archeology/1371279477/
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