16世紀から18世紀の始めまでヨーロッパ(主にスペイン)を統治していたハプスブルク家の王や王妃には、特徴的な顔の変形がある者が多かった。のちに「ハプスブルクの顎(あご)」と呼ばれるようになる長くしゃくれた顎だ。
最新の研究によって、この特徴は長きに渡る近親交配の影響が大きいらしいということがわかった。
https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/2/f2cf739d.jpg
16世紀から18世紀の始めまでヨーロッパ(主にスペイン)を統治していたハプスブルク家の王や王妃には、特徴的な顔の変形がある者が多かった。のちに「ハプスブルクの顎(あご)」と呼ばれるようになる長くしゃくれた顎だ。
最新の研究によって、この特徴は長きに渡る近親交配の影響が大きいらしいということがわかった。
■近親交配が繰り返されたハプスブルク家
スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラ大学の発生学教授のローマン・ヴィジャスは言う。
「ハプスブルク王朝は、ヨーロッパでもっとも影響力のあった家系のひとつでした。でも、この家系は近親結婚で有名で、その結果、凋落することになったのです」
1700年、ハプスブルク家最後のスペイン国王、カルロス2世のタヒにより、その栄華は終わりをつげた。近親交配のせいか病弱な王が多く、カルロス2世には跡継ぎがなかったのだ。
https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/d/3/d33ddcf5.jpg
■近親交配は外見に現れていたのか?ハプスブルク家の肖像画を調査
近親交配の影響は外見にも表れていたのだろうか?その特徴的な顎と関係があるのだろうか?
「ハプスブルク家の顎」が近親交配の結果かどうかを確かめるために、ヴィジャスらの研究チームは10人の顎顔面外科医にハプスブルク家の15人の66の肖像画を分析してもらった。
医師たちは、下顎前突症の11の特徴をあらい出した。また、上顎を形成する骨が未発達の上顎欠損症にみられる7つの特徴も探した。このふたつの条件は関連していて、同じ遺伝子基盤をもつことで「ハプスブルクの顎」が形成されたという仮説は立証された。
さらに、ハプスブルク家の者のそれぞれの顔の変形の程度を数値で表した。1477年に婚姻によりハプスブルク家の一員となったブルゴーニュのメアリ、ブルゴーニュ公爵夫人は、少なくとも下顎前突症だったし、1621~1640年までスペイン、ポルトガルを支配したフェリペ4世も同様の顎の特徴が顕著だった。
■近親交配と特徴的な顎に関連性があることを確認
研究チームは、ハプスブルク家の20世代、6000人に渡る巨大な家系図の情報を使って、数世紀の間に起こった近親結婚の数を計算した。
そして、肖像画に見られる顔の変形の程度と近親交配を関連づけて、近親交配と下顎前突症の間に強い関連があることを発見した。
つまり、血のつながりの近い者同士で子どもをつくると、顔の変形がもっとも顕著に表れるということだ。さらに、近親交配は上顎欠損症の高い発生率にもつながることも判明したが、7つの特徴のうち、はっきり診断されたのは2つだけだった。
https://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/f/4/f47d33f7.jpg
■とはいえ断定はできない
近親交配が、「ハプスブルクの顎」につながりやすいのは、両親の同じ遺伝子の型を受け継ぐ遺伝的同型接合性といわれるもののせいだという。
遺伝的同型接合性は、血のつながりのある者同士で交配することで、より頻繁に発生する。遺伝子を共有する割合が多くなるからだ。
そうはいっても、研究の規模は小さく、必ずしもハプスブルクの顎が明らかに近親交配のせいだとは断定できないという。
この研究は『Annals of Human Biology』に掲載された。
>>1
>「ハプスブルクの顎(あご)」
ベルリンの壁崩壊の裏で糸を引いてたハプスブルグの末裔が
NHKに出てたけど、とくにシャクレてなかったぞ?
近代になって近親婚やめたからだろ
ナポレオンとかの血が入ってるんじゃね?
>>81
王位継承権を上げるには、近親婚しか無かった
んだろうが、継承権1位になったら
無理に近親婚する必要無いだろうし
それに、何か無理して遺伝子異常が起きてるの
体験的に経験してたかもな。
ちなみに、ちょい前に日本人女性を
直系長子御曹司さんが口説いてた様な。
もう少しでパプスブルグ家に日本人の血が
混じる所だった。
まぁ、それを邪魔したのは俺だが。
>>90
王位継承権を上げるためとか関係ない
継承権1位の王太子からなおさら近親結婚する
当時ハプスブルク家は名門中の名門の家系だから釣り合う家がほぼない
&宗教が同じカトリックとしか結婚できない(これでドイツイギリスあたりの大多数とは結婚できない)
&親戚同士なら気心しれてるし外戚が悪さしたりしない
こんな理由で近親結婚せざるをえなかった
はっきりしてないのに可能性だけで記事にしたらダメだと思う
他人の外見いじって楽しむのは下賎
近親交配で遺伝的形質が固定化されてるって話だろ
品種改良でよくやることだ
高校の世界史の授業で聞いた気がする
15歳で嫁いで21歳までに六人の子供産まされてタヒんだ
犬とかもだけど沢山産むってのは命削ってタヒ期早めるまでは行かないけど持病多発しそう
>>57
今ウィキペディアで調べたら六人の子供以外にも何度も流産を経験してて
しかも産まれた子供で成人するまで生きてたのは一人だけという
おかしいってことにだれか気がつけよ・・・・
さらに、自分が流産するのはユダヤ人のせいだってんで
ウィーンからユダヤ人追放するし
ハプスブルク家って多産で有名で女はやたら孕みやすいんだよ
でもって当時の流産だの幼児でのタヒ亡っての異様に多いから大量に生んで大量にタヒんでっていうのが普通
そうじゃないとお家断絶するからな
キリスト教だから妾に継承権ないし正妻ががんばるしかないの
産めよ増やせよ、がハプスブルク家の伝統だったんじゃないの?
ヨーロッパは正妻が産んだ嫡男にしか継承権ないから、それこそ必タヒ
生めよ増やせよはどこの王家も同じだよ
とにかく生まないことにははじまらんし幼児タヒ亡率の高さに戦争でとにかく子供が必要
ハプスブルクに限った話じゃない
正妻は生む機械扱いで大量出産で早タヒにが当たり前
旦那は当然速攻後妻をもらうし
先祖がスイスだからたぶんドイツ人
ヨーロッパでドイツ人が嫌われる理由がこれなんだよね
>>35
オーバーライン地方有力貴族の傍流で
どういう事だかフランスのアルザスに
領地を持っていたけど
何故か裏切り者扱いでドイツ王から
領地没収の憂き目にあって
でも何かがあったらしく大金持ちに
なった人の孫が、どういう経緯か分からない
けどスイス北部でハビヒツブルク城を作って
いつの間にやらハプスブルク伯となった。
概要読んでも「???」ばかりな話だ
よく分からないけど、そうとう色んな事が
起きたんだろうな。
結婚で領地増やしていって、一時期ヨーロッパの
大半と新大陸の多くを支配してたんだっけ?
戦争で負けたら、娘を半分人質として嫁に
差し出して、その後、近接婚を繰り返して
王位継承権の繰り上げを狙う。
そして一族の血が強い者を王位に付けさせて
政略結婚で天下取ったけど
今度は政略結婚で遺伝子異常起こして
衰退するとは
なんとも言えない話だな
最終的に身体が異常に弱いのが続出したんだよな
近親相○で有名なソニービーンズ一族はどうだったんだろ?
KKの母ちゃんって、もろアゴ(笑)
出自が解るよなあ
昔過ぎて記録が信用できないからなあ
でも、せいぜい3世代だし、身体的な奇形は出なかったんじゃないかな
それより、まともな教育も躾もしてないから、喋れない子供がちらほらいたらしい
逆にシャクレじゃないと、一族とみなされないじゃないのか?
貴族なら不義なんてありまくりだろうし
正直誰のことどもかすらわからんなんて普通だろうしな
DNA鑑定がない時代に、血統だけで権力を握っていた一族なんだからそれくらいの判断基準があってもおかしくない
本人たちはステータスに思ってた可能性あるね
正統派の証だもん
どんどん伸びてくるんだろうか
恐ろしい
だが子供の頃なら歯並びの矯正と同じで
今は治せる
今は子供がしゃくれてるのは親が歯医者に連れていかないからだ
そもそも、アフリカやアマゾンなんかでいままで接触がなかった部族がちらほらいるが
やつらはそれこそ遺伝子がかぶりまくりだろうに
非典型溶血性尿毒症症候群は科学的に
近親婚で発生するって、加藤秀樹先生言ってたぞ
出アフリカした集団はせいぜい200人とか300人とかだったって説があるからな。
そういう意味では人類はみんな親戚だ
南アフリカに移民したオランダ人は、船一艘の乗員で長らく子孫を残して近親婚ばかりに
なったが、そこまで続くと不利な遺伝子は淘汰されてしまうのだとか。
>>58
そもそも写実的絵を描くことに価値がない時代だからな
綺麗に書く事はつまらん(粋じゃない)という風潮ぐらいはあったろうな
絵はブサなのに、実際会ったら綺麗(普通)だったとかで遊んでいても驚きはしないな
絵を信じて不細工だというやつらを、本人とも会えない下級民として笑っていたかもな
こういう絵ってもちろん美化されるんだけどお見合いに使われたりするからあまりに美化することもできんのよ
絵では美人だから結婚決めたのに本人来たらブスで結婚早々不和で子供作らないとか実際あったこと
王族貴族の結婚でそ)はまずい
王侯貴族同士の結婚で顔なんて大して気にしないだろー
女でも愛人作りまくってたのに
昔から言われたよね?
血族結婚の繰り返しで不妊や虚弱な子孫が増える
典型例のひとつとして有名だったよ
マリーアントワネットも本当はしゃくれ顔だった説あるよな
肖像画は写真じゃないから
修正しまくりだったらしい
>>80
そこまでしゃくれてないだろ
これは処刑直前のスケッチだから美化は入ってない
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/8/83/Jacques-Louis_David_-_Marie_Antoinette_on_the_Way_to_the_Guillotine.jpg
あれと同じ
子供生まれて一緒にしたままほっとくとすぐ背骨曲がったのが出てくる
違う
ビクトリア女王がおそらく突然変異で血友病の遺伝子保有者になってしまってその孫を皇后にしたばっかりに皇太子に血友病が発症した
日本はイトコ婚が可能なんだよな
実際のイトコ婚なんて現代ではほとんどないだろうけど
物理学者の湯川秀樹と歴史学者の貝塚茂樹は兄弟だが両親はイトコなんだよな
ちなみに兄貴まで学者
血が濃いとバ○になるかもしれないが天才になる可能性もある
>>126
両親ともに優秀で尚且つ裕福だったんじゃないの?
馬○が近親婚したら知能がさらに低くなりそう
現代じゃ近親婚するのなんてコミュ障か知的に問題ありそうかのどっちかしか想像つかない
友人がイトコ婚したな。
遠方なので子供の頃はあまり顔を合せなかったけど、大人になって恋愛関係になったとか。
上の子がダウン症、下の子は天才とはいわないけど学業もスポーツ(陸上)も優秀な文武両道。
やっぱり極端に現れやすいのかね。
まあまあ
噛み合わせ悪いと病気誘発するからなあ
必要性を経験的にわかっていたんだな庶民は
シューマッハかな?w
食べ物を鼻と口でよう味わえるやろ
シューマッハはドイツ語で「靴職人」って意味らしいよ
スイスのアールガウにある鷹の城 (ハープスブルク) へ
行ったことがあるけど、とても小さな城だった。
王族の骨全部調べたらえらいことになるのでは
アメンホテプ4世もマルファン症候群だったみたいだしな
繋がってることはわかってもどっちが親でどっちが子かわからなくなるかも
聖書には父と娘で子作りする話があるな
古代社会では兄妹婚や叔父と姪(天武天皇と持統天皇)婚とか結構あるね
戦国時代にも島津義久みたいに叔母と結婚した例もあるが
やはり近い血縁者はキモイな
兄妹やら父・娘とか母・息子とか親子間で子が出来たら三つ目とか生まれそう
近親婚したから凋落って完全なウソじゃん
時代遅れなのと力がなくて滅びただけだぞ
なんでこういう自分の主義主張のために歴史を捻じ曲げて利用しようとするのか
別に一行目と二行目は矛盾してないだろう。
流石に数世代繰り返してたら生まれてくる人物を含めて
問題が表に出てくるのも当然だろ。
ツタンカーメンは足が不自由な上、体型が完全に女だったとか
一緒に埋葬されていた子供も奇形
怖い怖い
ギャラリーフェイクはその説を採用してる
しゃくれってか下唇が突き出す感じ
で、目も大きくて離れてて愛嬌あったらしいよ
生物としての質が弱くなるとか?
種を繋げられないどんな不都合があるんだ?
偉いひと解りやすく教えてくれ
>>215
偉くないけど。
致命的な症状を起こす可能性のある遺伝子を持った一族の場合、血族結婚が続くと
顕在化しやすくなる。二つのうち一つがまともだったら表に現れないやつが、二つ
そろうと表に出て来る。劣性遺伝子ってやつだな。
昔なら、たくさん子供を産んで、弱いのは淘汰された。
ハプスブルクみたいな王家とかは、たまたま王位継承者にそれが出ると、後継者がいなくなる。
近親婚というと、ハプスブルクほどじゃないけど、欧州の王族はほとんどが親戚で、
エリザベス女王と夫も親戚だ。長年王族同士で結婚してきたから、血縁でない家は
新しく国王になった国くらいだった。
ドイツは連邦国家だったから、選べる範囲が広かったから生き残ったのかな。
最後のオーストリア皇帝のオットーは2006年まで生きていたし、その息子が今の当主だ。
まあ、「王国」じゃなくなったといえ、今も元王族たちの交流は続いているらしい。
財産もけっこう持ったままの家もあるとか。
オーストリアハプスブルクも、ドイツのプロセイン王家の当主も健在だ。
フランス貴族も全部が没落したわけではないらしい。
王族同士が結婚して、国同士の争いを防いだのもあるだろうが、革命が起きた際は、
それぞれ親戚を頼って亡命している。
欧州の祖母:マリアテレジア、ヴィクトリア女王、古くはアリエノール・ダキテーヌ
この人らは、多産で丈夫だったのだろう。この人らの子孫はわんさかいることだろう。
欧州の義父といわれたデンマークの王様もいたけど。
日本も明治以降に側室がほぼなくなってからは、華族同士の結婚で多くが親戚になった。
又従弟とかと結婚した人はわりといるだろうな。
高円宮と久子妃も遡れば血縁だ。
古代の天皇家は近親婚が多いけど、藤原氏が力を持ってからはそうでもない。
妻は基本藤原氏や源氏が多いが、その妻の母はわりと遠い。
光格天皇の母のように庶民もいたから、側室制度は遠い血を入れるのに
役立ったというべきか。
九州と東北、沖縄と北海道とか。
国王だったカルロス1世は神聖ローマ帝国の皇帝も兼ねてたって言うけどそんなのありって感じだな
代わりに余所の血が入ってこんなことにはならなかったのに
ハプスブルクはカトリックの総本山みたいなもんなのにカトリック以外と結婚できん
お抱え画家だったベラスケスの描いた肖像画はかなり割増盛り盛りらしいがやはりシャクレ
控えめでもかなりシャクレ
フェリペ4世は性格が善良で芸術家気質だったみたいね
娘のマルガリータ・テレサの旦那になったレオポルド1世も芸術家気質だと
伝えられているから、そこだけ切り取ると親戚は似た気質で関係が良好だったかもと思える
いくら権力と財産領地を分散させたくないからって
なんでおじとめいで結婚させるんだ
せめてもう1世代あけてマッチングしろや…
それでも近すぎてやばいくらいだが
飛び抜けた不細工が少ないので、顎が出てるくらいでも奇形扱いされるんだなーと
東アジア系は逆に整った端正な顔の方が少数派なので、多少の変な顔ぐらいじゃ皆なんとも思わないもんな
東洋人の長所って、外見よりはやっぱり頭の良さや手先の器用さだよなと
この期に及んで文句あるという事は「上司と反目している」という事か。
マリアテレジアは若い頃はかなりの美人でアントワネットの娘にそっくり
この二人は顎がしゃくれてなかった
スッキリした小さな顎で目鼻立ちもハクスブルグ系統じゃない
アントワネットは受け口のとんがり顎で鷲鼻
>>354
マリア・テレジアはどちらかというと母親似の顔をしているかも
カール6世の皇后の若い頃の肖像画を何かで見た時にそう思った
歳を重ねた母娘の肖像画はうん、親子だねという感じ
名前だけでググるとフリードリヒ大王の王妃が引っかかりやすいけれども
マリア・テレジアとは母方の従姉妹だからか、若い頃の肖像画なら何となく雰囲気が似ている
久しぶりにググってみたけれども、マリア・テレジアの従姉妹は
他にもピョートル2世やデンマーク王妃ユリアーネがいてさすが名門だと思った
旦那のいる部屋に入ろうとしたら「誰だ?」って聞かれて
「女王です」じゃ入れてもらえなくて
「あなたの妻です」て言い直したって言うのがあったな
女王側の旦那への愛を現すエピソードとして紹介されてたけど
旦那の拗らせエピソードでもあるなと
エリザベス女王の王配もなんか拗らせてるもんな
そう考えると日本の皇室も女帝女系容認といっても面倒な王配を国民が受け入れるのは旧皇族の子孫が皇族になるのを認めるより難しい気がする
旧皇族の子孫は民間人だから世論は反対だ!というけど庶民からすると世が世ならの身分出身の人たちがまたその身分に戻ることに抵抗はない人多いんじゃないかな
ただの庶民が皇族に入り込むことの抵抗感のほうが強い
だから上皇后はじめ妃殿下たちはいまだにああだこうだといわれるわけで
皇室には女帝の配偶者という観念はないから最初から女帝は無理筋だよ
ニコラウス・アーノンクールで、教科書で初めて知ったであろうハプスブルク家は
過去の遺物ではなく、実は意外と遠くない存在なのかもしれないと思う
ヨハン大公って郵便局長の娘さんと貴賎結婚した人だよね
アーノンクールがメラン伯爵の系統の子孫なんだ
知らなかったなあ
引用元: https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1576286708/
コメント