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ヨーロッパ各国の軍隊の最新ライフルを見てみるスレ

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1: 2023/04/05(水) 23:44:07.054 ID:5xsgG7pF0
イギリス:エンフィールド造兵廠並びにH&K L85A3

https://i.imgur.com/eRxQKsK.jpeg

・2017年採用、言わずと知れたL85の現在の姿
・既にA2への改修を依頼し、見事(ある程度の)欠陥の解決をした実績あるドイツ企業H&Kに再びの改修を依頼した結果である
・色がサンドカラーへと改められた
・ハンドガード側面のレールが廃され、key-mod(任意にレールを追加できるシステム)がついたことで一気にモダンに……と思うがこれよく見るとkey-modではなくH&Kの独自規格であるH-KEYである
・「改修してくれたのはいいけど独自規格付けられてもさあ」と流石に問題になったのか、現在では別の一般的な共通規格(M-LOK)に再度変更されたモデルが確認されている
・動作不良等はA2の時点で劇的に改善されているが、度重なる改修を経てもなお解決できなかった基礎設計に依る問題(完全右利き用設計等)は依然そのまま
・2025年からの更新が決定しているが、即時撤廃切り替えとはいかないのでこの先20年は姿が見れそうである

2: 2023/04/05(水) 23:44:42.209 ID:U9bh6iPM0
待ってました
3: 2023/04/05(水) 23:45:02.018 ID:5xsgG7pF0
ドイツ:H&K HK416A8

https://i.imgur.com/j8bYXXu.jpeg

・上に書いたL85の改修を見て感心したアメリカ陸軍が、自軍のM4の改良をH&Kに依頼して生まれたのがHK416である
・開発には元米軍特殊部隊員を招き、使用者の観点を取り入れながら過酷な環境への適応を目指した
・米軍特殊部隊に採用された事を皮切りに、素晴らしい活躍を重ねあっという間に西側特殊部隊の標準装備となり、時代を築いた
・トライアルを経て先代であるG36に代わって採用が決定したが、その経緯は少々複雑
・トライアル当初は天下のドイツ企業H&Kである点、既に実績があった点から「どうせ416だろ」と出来レース扱いすらされていた
・しかし第一報での採用は無名のHaenel社の、これまた無名のMK556というライフルであった、これには世界が驚いた
・が、しかし、H&Kはこれにキレ散らかし60項目の問題点を320ページに渡り指摘するレポートを作成し上訴
・「不自然に安すぎるわダンピングでしょこれ?Haenelさんて社員も120人しかいないし実質的に製造は他国だよこれ?そもそもうちの特許侵害してるとこあるよね?」
・すったもんだあった末に制式採用の座を強奪、みんな「やっぱり416かよ」となった
・A8は要するに「改良8型」という意味であるが、L85とは違い小改良を重ねた結果数字が増えている
・最新モデルであるこれは寒冷地での手袋を着用を見越しての小改良と、サイドレールを廃しL85A3にもつけたH-KEYを配置したのが特徴
・また独自規格である、H&Kはちょっと欲張る癖がある様に見えてならない

4: 2023/04/05(水) 23:46:48.505 ID:KD+SkUm/0
いいね
5: 2023/04/05(水) 23:46:51.344 ID:5xsgG7pF0
フランス:H&K HK416F

https://i.imgur.com/Itx1vFO.jpeg
画像はHK416F-C

・フランス軍と言えばブルパップ式アサルトライフルのFA-MASという印象は根強い、空軍のミラージュと共にフランス軍の象徴であった
・しかし1979年の採用から40年経ち、流石に代替わりが迫られる事になった
・国内の企業は名のりをあげなかった、フランスは小火器の設計製造はもうしないらしい
・トライアルには他にFN、ベレッタ、SIG、HSプロダクトが参加したが、選ばれたのはHK416であった
・HSプロダクトは唯一後述のブルパップ方式のライフルを提出したが不採用、習熟訓練の手間がある程度不要だったが、選ばれなかった
・仕様としてはほぼHK416A5であり、標準のSモデルと特殊部隊並びに空挺部隊向けの短縮モデルであるCモデルの2種を採用
・「フランスがドイツから制式ライフルを買う時代か」と一部で驚かれたが、2国の戦後の関係はずっと良好である

6: 2023/04/05(水) 23:47:52.695 ID:5xsgG7pF0
イタリア:ピエトロ・ベレッタ ベレッタARX-160

https://i.imgur.com/wTVJ0hM.jpeg

・老舗のベレッタ社作のモジュラーライフル、2008年発表
・「何もかも普通」と評された先代のAR70/90と比べ、ポリマーを多用し軽量化し、簡単に使用弾を変更できるモジュラー式
・元々はイタリア軍の先進歩兵計画であるソルダードフトゥーロ計画の一環として開発されていたが、ご多分に漏れず形にならなかったので独立した
・アンビ(両利き対応)デザインが徹底されており、排莢口の変更ですらワンタッチで可能、他にも可能な銃はあるが、一度分解が必要で手間がかかることが多い
・上記の様に操作性が追求されているが、ピンフリーで整備が非常に簡単
・バレルですらボタンを押すだけで着脱が可能で、状況や作戦に合わせたバレルの変更が容易
・同時に発表されたアドオングレネードランチャー GLX160は日本の新型小銃の20式とセットで採用された
・本体もアルバニア軍やエジプト軍の特殊部隊やメキシコの警察に輸出実績がある他、ロシア軍特殊部隊でも運用されているとされる
・余談だがモデル名の「160」という数字は「M16の10倍すごい」という意味、10倍だぞ10倍!

7: 2023/04/05(水) 23:47:53.282 ID:XOLU/uyaa
L85ってH&Kも関わってたんか
のっけからびっくり
8: 2023/04/05(水) 23:49:05.910 ID:5xsgG7pF0
スイス:SIG SG550

https://i.imgur.com/SotfV8S.jpeg

・1983年から採用が続いている、最新型と言えるかは分からない
・が、しかし、そのあまりにも優れた基本設計と工作精度により採用から40年経った現在でもろくに陳腐化していない、突撃銃の到達点の一つである
・西側の一般的な弾である5.56mmNATO弾を使うが専用弾の使用に最適化されており、その組み合わせは300メートルの距離から撃っても着弾は7cm✕7cmに収まる高い命中精度を生み出す
・この精度は山岳国家であるスイス本土において山から隣の山の目標を狙撃する為のものであり、照準器を使用しなくとも400m級の狙撃を可能とする
・内部機構は意外な事にAK47のそれを簡略化したもの
・射撃の安定性に直結するとは言え、やや重いのが欠点と言えば欠点、操作性も近接戦闘に向いてるとは言えない、取り回しは悪い
・が、取り回しの良さが必要なら短くすればいいじゃんという単純な方法で解決、用途別にバレル長が違うモデルを展開している
・全ては基本設計の良さが為せる技
・なんだこれ?チートか?
・国民皆兵、徴兵制をとるスイスにおいて日常に溶け込んだ銃であり、現在は違うが一家に一丁の時代があった

9: 2023/04/05(水) 23:50:51.409 ID:5xsgG7pF0
ベルギー:FNハースタル FN SCAR

https://i.imgur.com/1MZqn4i.jpeg
画像はLモデル

・2003年に行われたアメリカ合衆国特殊戦統合軍トライアル、SOCOMトライアルのため開発された
・結果は競合相手の部品調達が遅れたため不戦勝
・5.56mmNATO弾モデルのL型と7.62mmNATO弾モデルのH型が存在するが、多くのパーツに互換性がある
・新しい口径の弾でも最小限の改良で対応できるとされている
・イラクとアフガニスタンに投入された軍やDEA(アメリカ麻薬取締局)の特殊部隊に使用され高い評価を得た
・その後本国のベルギー軍でも先代のFNCに代わり採用、置き換えが進んでいる
・が、明るい話題ばかりではなくL型において動作不良が報告されており、米軍に納入されたL型は実はL型ではなくH型を5.56mm弾仕様に組み替えたものらしい
・長靴型のストックはSCARでの採用以降多くの新世代ライフル(日本の20式など)で採用されており、本銃を象徴するパーツ
・ハンドガードにはアクセサリー用のレールがついているが、この長さが不足していると感じるユーザーも多く延長するアフターパーツが販売されている

10: 2023/04/05(水) 23:53:00.726 ID:5xsgG7pF0
オーストリア:ステアー AUG

https://i.imgur.com/tyAAxfD.jpeg
画像はA3 SF

・1977年採用のプラスチック多用ブルパップライフルの父
・新しいとは言えないが、こちらもSG550と同じく完成度の高さから中々陳腐化しない
・外装のみならず内部部品にもプラスチックを多用しており、一見脆そうに見えるが10トントラックに繰り返し轢かれても撃てたという伝説を持つ
・パーツが大きく分けて7個で構成されており、銃身もワンタッチで脱着することができる
・この構成を変えることでピストル弾仕様のSMGから軽機関銃相当の分隊支援火器にまで変身することが可能
・ブルパップ共通の弱点として照準線の短さからアイアンサイトでの運用が難しい点があるが、スコープを標準装備とすることで解決した
・リュック・ベッソンの映画「ニキータ」にて本銃で狙撃するシーンがあるが、別に狙撃に超向いている訳ではない

11: 2023/04/05(水) 23:53:54.810 ID:5xsgG7pF0
フィンランド:サコー Rk95

https://i.imgur.com/xrwR90c.jpeg

・先代であるバルメット社開発のRk76の近代化モデル、バルメット社はサコー社に買収された
・スケルトンストックを採用するなど外観の差異はあるものの、内部は先々代のRk62から変更なくAKMのもの
・弾薬も旧式のAKMのもの、操作性も多少良くなっているがAKMのもの、マガジンはオリジナル
・もうAKMじゃねーか、いつの銃だと思ってんだと批判はあるが、同時に「枯れた技術」であるため信頼性は高い
・各所にレールを追加したり、ストックをM4の物を使えるようにパイプ化したりと改修が加えられ使用が続いている
・次期小銃は隣国スウェーデンと同一のものにするつもりという話があるが……詳しくは後述
・例え新型が採用されても、予備兵器として保管されるに決まってるので退役は遠い

12: 2023/04/05(水) 23:53:56.476 ID:7hm2KaCa0
ステアーAUGエアガン持ってたな
マガジンにゼンマイついてた
13: 2023/04/05(水) 23:54:38.139 ID:5xsgG7pF0
スウェーデン:ボフォース Ak5

https://i.imgur.com/N1BRbBR.jpeg
画像は短縮・改良モデルのAk5C

・FN社製FNCを元に開発された極寒冷地向けのライフル、1986より採用
・M16A1、ガリル、HK33、SG540と並んでトライアルを受けたFNCが、マイナス30度にも達する環境に適正を見せ採用された後外装の変更を経てこの形になった
・耐腐食性を伴うグリーンの塗装の他、手袋の使用を前提とした操作パーツの大型化や、極寒な中頬を付けたら下手をすれば張り付く金属製ストックをプラスチック製に変えるなど大幅な変更が加えられている
・使用弾薬は5.56mmNATO弾、マガジンもM16と同じ物を使える
・ここで問題になるのが前述したフィンランドとの新型ライフル共通計画、フィンランドとは弾が違うのである
・どちらに合わせるかと言うのがまず問題であるが、2023年4月現在フィンランドが抜け駆けでNATOに加盟決定してしまった
・スウェーデンは加盟保留状態、この問題が解決するまで計画の具体化は無いと目される
・あまり関係はないが、今ドットサイトで多大なシェアを獲得している光学照準器の老舗Aimpoint社はスウェーデン企業である、すごいぞスウェーデン

14: 2023/04/05(水) 23:55:26.735 ID:U9bh6iPM0
オーストラリアがオーストリアの銃使うのややこしすぎる
15: 2023/04/05(水) 23:55:46.366 ID:5xsgG7pF0
ノルウェー:H&K HK416N(HK416K)

https://i.imgur.com/MjGLKeb.jpeg
画像はHK416N

・2007年に先代のG3に代わって採用された、HK416Nが16.5インチバレル、Kが10インチバレルのモデルである
・実はHK416を標準の制式ライフルとして採用したのはフランスよりも先
・元はHK416A2、浸水対応機能を省いた他安全装置機構の変更等、小改修を加えたものが採用された
・この改修は一部ノルウェー軍向け以外のモデルにも取り入れられ、HK416A3となった
・2007年はまだ次世代ライフルの方向性や、実際どれがいいのかという結果が出ていなかった、いち早くHK416を採用したノルウェー軍は先見の明がある
・余談だがノルウェーは徴兵制を採用、しかも両性に適用している事に加えてバラックまで男女共用のジェンダーフリーである

16: 2023/04/05(水) 23:56:46.681 ID:5xsgG7pF0
チェコ:チェスカ・ズブロヨフカ Cz805 BREN(BREN 2)

https://i.imgur.com/St00HVz.jpeg
画像は805

・VZ58の後継として2005年に開発スタート2010年に採用
・CZ社は以前にCz805(CZ2000 ラダ)という銃を1980年代後半に開発していたが、これは売れなかったために無かった事にして改めて本銃にCz805の名称を与えた
・「805」が何の数字かはよくわかっていない
・その上で本銃の軽量改良型のCz BREN 2を開発しており、こちらには「805」は使われていない、ややこしい
・流行りのモジュラーウェポンを標榜しており、様々な弾種に対応
・ボタン式と共にパドル式のマガジンリリースも備えており、先代のVzシリーズやAKに近い感覚でも操作できる
・フロント部分がSCARに酷似しているとよく言われるが、次世代ライフルは結局こういう形になるといういい例
・フランスのGIGN(国家憲兵隊治安介入部隊)がBREN 2の7.62×39のAK弾モデルを採用したことで話題になった

17: 2023/04/05(水) 23:59:41.320 ID:5xsgG7pF0
ポーランド:軍事技術アカデミー並びにFBラドム MSBS

https://i.imgur.com/mV8TBrU.jpeg

・2007年に開発が始まったモジュラーウェポン、2017年より正式な大規模納入が開始
・モジュラーウェポンは数多いが、現在でも本銃の様に「一般的なライフル形態とブルパップ形態を変更できる」という特徴の物は他にない
・外観や操作系のデザインは明らかにレミントンACR(MAGPUL MASADA)から強い影響を受けている
・これはポーランド軍特殊部隊GROMがACRを試験運用しており、フィードバックがあったため
・先代はAK74を元にし、5.56mmNATO弾を使用するwz.96 ベリルであったがこれが優秀で、本銃の納入が遅れた
・愛称はラドン(Radon)とグロート(Grot)
・余談ではあるが上に出た特殊部隊GROMは珍しいもの好きとして知られており、ACRの運用にとどまらずデザートイーグルの運用例まであるとされる

18: 2023/04/06(木) 00:01:24.739 ID:wp4XbGK20
イスラエル:IWI並びにIDF タボールAR21(X95)

https://i.imgur.com/htIrGXG.jpeg
画像はX95

・IWIとイスラエル国防軍(IDF)によって共同開発され、2000年頃に実用化されたブルパップライフル
・FAMASやAUGなどに比べて後発であるため、ブルパップとしては操作性や拡張性が良好
・が、見た目が如実に反映されている重量バランスは悪く、グレネードランチャーを装着して初めて改善されるレベル
・開発者が「正直言うと外観のかっこよさの為に重量バランスをおろそかにした」という旨の発言をして激震が走った
・そのため本国では全体の短縮と重量バランスの改良がされているマイクロタボールことMTAR(後にX95に改称)に採用を切り替えた、見た目にも差異があり別の銃とする見方が強い
・セールスは良好で2022年時点で33の国の軍と法執行機関に採用されている他、ウクライナとブラジル、インドではライセンス生産も行われている

19: 2023/04/06(木) 00:02:58.617 ID:wp4XbGK20
ウクライナ:インタープロインベスト マリューク

https://i.imgur.com/BmJMlfw.jpeg

・2005年から開発がスタートされたブルパップライフル
・一言で言って「ブルパップ化されたAK」だが、カタログスペックはそれを凌駕する
・トレンドである操作系のアンビ化、非連動のボルトハンドル、簡単なマガジンの交換が可能
・銃身が空気の対流によって適切に冷却されるので同口径AKの2倍の銃身寿命!(カタログ上では)
・反動がAKの半分!(カタログ上では)
・有効射程は500m!(カタログ上では)
・上述したタボールのライセンス生産で集積したノウハウで開発生産されているものと見られる
・ウクライナ軍に「バルカン特殊小銃」として採用され、現在まで続くロシアによるウクライナ侵攻でその姿が見える
・ロシアのスペツナズが鹵獲した本銃を偽装工作時に運用していたのが確認されている

20: 2023/04/06(木) 00:05:32.995 ID:wp4XbGK20
クロアチア:HSプロダクト VHS-2

https://i.imgur.com/C5drGWv.jpeg

・対エイリアン用かなにか?
・2013年に発表されたブルパップライフル
・本銃が2であるからには1、無印があるわけだが、そちらはFAMASやイスラエルのタボールの外観を踏襲したデザインだった
・ブルパップにも関わらずストックの伸縮が可能である、この特徴を持つブルパップライフルは本銃のみ……だと思う
・無印ではM16との互換性があるSTANAG規格のマガジンを使用していたが、本銃では標準ではG36のものと同型のマガジンを使用する
・マガジンはマガジンハウジングを付け替える事で複数種の使用が可能であり、G36マガジンの他FAMASのマガジンも対応
・フランス軍の次期制式ライフルトライアルに参入するもHK416を前に敗北、FAMAS後継のブルパップ枠としてワンチャンあった
・本国クロアチア軍の他にアルバニア等への輸出がされている他、対ISISの戦闘においても供与が確認されている

21: 2023/04/06(木) 00:06:09.119 ID:6IrHDDea0
最近のライフル全部M4に見える
22: 2023/04/06(木) 00:07:10.644 ID:wp4XbGK20
トルコ:MKEK MPT-76(MPT-55)

https://i.imgur.com/CMYjTuN.jpeg
画像はMPT-76

・トルコが長らく使っていたG3ライフルに代わり2014年に採用された国産新型ライフル
・G3の更新の必要に迫られたトルコであったが、当初はHK416を輸入の後ライセンス生産し、それを元に自国で新型ライフルを開発する予定であった
・が、何を間違えたのかトルコ側は正式なライセンスを取得する前に416の生産を開始してしまい、HKは怒って話が白紙に
・これを受けて殆ど独自開発したものが本銃である
・外観はHK416(417)によく似ているが、参考にしただけで別物であると主張、実際動作機構が類似しているだけで他はオリジナルである
・7.62mmNATO弾の大口径モデル(76)と、5.56mmNATO弾の小口径モデル(55)が作られているが、主に使うのは大口径モデル(76)らしい
・新型の高性能照準器の組み合わせが重視されている
・その他バリエーションも積極的に開発展開しており、これから売れるかも
・愛称は“Mehmetcik:メフメツィッキ”で「トルコの兵隊さん」くらいのニュアンス

23: 2023/04/06(木) 00:09:46.491 ID:wp4XbGK20
ロシア:カラシニコフ・コンツェルン AK-12

・2015年採用、AKファミリーの第5世代最新型にして問題児
・先代のAK-74は突撃銃の決定版だったが、その置換の為に越えなければいけないハードルは最初から高すぎた
・元々AK74に代わる新型小銃の話が出たのは2010年頃であり、これを受けてメーカーが開発したのはAK-200というモデルであった
・しかし安直な小改良ばかりでやる気が感じられず、根本的な操作性の変更などを求めていた軍部はこれを却下、AK-74の改修案をひとまず採用
・これを流石にやばいと思ったメーカーは気合を入れて開発に乗り出すことになる
・そして2013年、次世代AKとして再設計されたAK-12がお披露目される


https://i.imgur.com/IWi7iDM.jpeg

・ダストカバーにレールを搭載、ヒンジで精密に取り付けられるように、これにより照準器を使用しての射撃精度を確保
・その他各所にレールを標準搭載
・ストックを折り畳みに加え伸縮可能なものをデザイン
・セレクターをアンビ化の上小型化、グリップを握った手で操作出来るように
・AN-94で採用されていた複雑な超高速2点バースト機能を排し、シンプルな3点或いは2点バースト機能を搭載

・などの特徴備えていた、これは2013年モデルと呼ばれる
・繰り返すが2013年モデルである

続く

24: 2023/04/06(木) 00:10:57.139 ID:wp4XbGK20
続き

・次世代AKとして期待を受けたAK-12だったが、その後も毎年マイナーチェンジ、改良を重ねて制式採用に近づいていた
・そんな日々の中、2016年9月にメーカーはAK-12の量産モデルを発表する


https://i.imgur.com/QyUGqU8.jpeg

・なんか戻ってない?
・実際戻っている、AKの弱点を克服するための新デザインも多くの新機構もなくなり、贔屓目に見てもAK-74の改修型に収まってしまっている
・実は同年4月にAK-400という特殊部隊向けのライフルの存在が露見したが、AK-74の改修型であろうと目されていた
・このAK-12の量産モデルはそのAK-400に酷似している
・この理由については定かではない
・その後2017年にはこの量産モデルのままの制式採用がアナウンスされ、納入の後実戦配備されることとなる


https://i.imgur.com/tVL5AOQ.jpeg
(こちらは現行仕様)

・紆余曲折あり採用された本銃であったが、その評判は
・内部構造が複雑で整備性が悪い
・クリーニングキットなど内蔵品が簡単に落下する
・ストックが簡単に折れる
・整備の為にダストカバーを外すとその度に照準器のゼロインが狂う
・ならばとハンドガードのトップレールにサイトを載せて見るが、こちらも固定が甘く動いてしまうので狙えない
・高い精度を売りにしてるが従来のAKと殆ど変わらない

・などなど多数が報告され、問題の洗い出しすらろくにできていない開発状況が露わとなった
・以上の問題を解決すべく現在改修中という話ではあるが、そちらも難航しているのが溢れ聞こえてくる
・AKシリーズ初の駄作とされたAK-12は、同時にAKの設計の限界を知らしめてしまう事となった
・いい点は見た目がかっこいい

25: 2023/04/06(木) 00:14:17.344 ID:wp4XbGK20
ヨーロッパ編終わり、AKの明日はどっちだ
26: 2023/04/06(木) 00:20:06.007 ID:egIB98cw0
ブルパップなんてあっという間に廃れると思ってたけどなかなかしぶといな…
27: 2023/04/06(木) 00:20:27.500 ID:/Sg5ZNejd
AK12そんなひどいのか
29: 2023/04/06(木) 00:31:02.521 ID:wp4XbGK20
>>27
いい話は聞かない、2013年モデルだったらと思うけど例えそれでも整備の度に照準が狂う問題とかはどうにもならない
28: 2023/04/06(木) 00:24:59.038 ID:wp4XbGK20
この他オランダ軍やデンマーク軍、ハンガリー軍やスペインはあるけど被ったりなんだったり

質問受け付けるよ

30: 2023/04/06(木) 00:39:19.532 ID:/Sg5ZNejd
ずいぶん詳しいけどお前は何者なんだ?
32: 2023/04/06(木) 00:44:17.960 ID:wp4XbGK20
>>30
ただのミリオタ、昔仕事で銃を何百丁か触った
ここに書いてあるのは誰でも調べれば出てくる程度の事でしかないよ
31: 2023/04/06(木) 00:40:54.482 ID:q8RBwC110
XM5は?
33: 2023/04/06(木) 00:50:15.628 ID:wp4XbGK20
>>31
アメリカ大陸のお話なので
アメリカ編もやりたいけどヨーロッパ編で既に疲れた
34: 2023/04/06(木) 00:55:44.214 ID:OC67vtrC0
プルバック銃の弱点はリロードがしにくい事
マガジン位置のせいでクイックリロード出来ないんだ
35: 2023/04/06(木) 00:58:38.903 ID:wp4XbGK20
>>34
ブルパップが流行ってた昔は「別にゆっくりやればいいじゃん」だったからね
一瞬一秒を争う速さでのリロードが必要な近接戦闘が重要視されだしたのは21世紀に入ってから
36: 2023/04/06(木) 01:03:29.548 ID:OC67vtrC0
車内とか銃が長いと取り回しが悪くなるからプルバックの短さがメリットになるけど
銃として軍全体に採用すべきライフルではないと思うんだ
当時は目新しさがあったのはわかるが
39: 2023/04/06(木) 01:16:13.218 ID:wp4XbGK20
>>36
二昔前までなら一般兵がブルパップ持つのは普通に正解の一つだったと思うよ
軍縮による少数精鋭化が最近の軍隊のトレンドで、普通レベルの部隊でも近接戦闘スキルが求められてる中でブルパップってのはちょっと不便かもしれんな
かと言ってブルパップを標準装備として新規採用する所があっても別に驚かない
まだ大きい利点はあると思う
37: 2023/04/06(木) 01:09:45.682 ID:/Sg5ZNejd
>>36
ブルパップ、「BLPP」でブルパップな
プルバックってなんだよwwwww
38: 2023/04/06(木) 01:11:04.544 ID:OC67vtrC0
>>37
おう、おっぱい好きだから許してくれ

引用元: ・ヨーロッパ各国の軍隊の最新ライフルを見てみるスレ

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