ミノムシとクモの糸…衣服に向くのはどっち？　高校生の身近な疑問

2022年9月1日

1: 2022/08/04(木) 12:13:12.81 ID:CAP_USER

　地域の発展を願う高校生がアイデアを競う愛媛大の「社会共創コンテスト2022」があり、地域課題部門は愛媛県立弓削高の「行動するものは社会を制する　地域活性化の思いを古民家ねぎねぎに注ぎ込む」▽研究・探究・データサイエンス部門は同県立松山南高の「動物繊維の可能性　クモ糸とミノ糸の特性より」がグランプリ（最高賞）に輝いた。全国299作品から選ばれ、両校とも初のグランプリとなった。ミノムシとクモの糸…衣服に向くのはどっち？　高校生の身近な疑問

松山南高はいずれも理数科3年の渡部華子さん、西岡愛佳さん、明神莉々花さんの「シルク班」が受賞。ミノムシが出す「ミノ糸」はクモ糸と異なり、太さが虫の体の大きさに影響されにくいことを突き止めた。虫を選ばなくても安定した太さの糸を得られるため生産量を増やしやすく、衣服などに活用できるとの展望も示した。審査員からは「論理的に構成され、高い再現性が認められる」と高い評価を得た。

3人は、SDGs（持続可能な開発目標）の「気候変動に具体的な対策を」などを意識し、石油などから作られる化学繊維より二酸化炭素排出の少ない天然繊維のうち虫由来の糸に着目し、「クモ糸」と「ミノ糸」の有用性を比べた。

2: 2022/08/04(木) 12:15:09.20 ID:CAP_USER

先行研究によると、繊維を断ち切るのに必要な力を示す「破断強度」はミノ糸の方が強い一方、クモ糸は紫外線を当てると強度が増すことが知られていた。3人はアシナガグモとチャミノガで、①糸の太さと、体長や体重に相関関係があるか②ミノ糸に紫外線を照射すると破断強度は上がるか――を検証。①について、クモ糸の場合、体重が重いほど糸が太くなる強い相関があり、体長が長いほど太くなる傾向もみられた。一方、ミノ糸ではどちらもほぼ関係はなかった。②については、照射後の破断強度は15個体中9個体で強度が下がったが、ばらつきが大きいうえ、6個体では強度が上がっており、糸の強度には別の要素が影響しているとみてさらに研究を進める。

同校の独自科目「スーパーサイエンス」で1年時から地道に重ねた研究が結実。渡部さんは気にも留めなかった小さな虫が持つ可能性に触れ、「身近な疑問をそのままにせず、解決して多くの人の役に立てていきたい。今回の研究が少しでも話題になり、多くの人に興味を持ってもらえれば」と喜んだ。
https://mainichi.jp/articles/20220801/k00/00m/040/229000c

4: 2022/08/04(木) 12:31:18.47 ID:qDwP2S3q

着眼点が素晴らしい。
オクラと納豆ではどっちのネバネバが強いんだろう。

6: 2022/08/04(木) 12:51:18.95 ID:SDCuRhSL

>>4
納豆
先日TV番組でやっていた。

5: 2022/08/04(木) 12:33:35.91 ID:YdWtd709

今年は暑すぎるせいかGも姿を見ないな
アシダカ軍曹の出番もなさそうだ…と思ってたら
先日の夜に出動してるの目撃したわ
ということはGもどこかにいるのだろうか

7: 2022/08/04(木) 12:55:19.74 ID:/nLXW6G9

こうして
統計学をしっかり身につけておかないと
その評価ができないことがわかったんでしょ
いい　題材だわ

8: 2022/08/04(木) 12:56:19.39 ID:f+PE+UOz

そろそろ遺伝子組み換えオカイコ様が最強の糸を吐き出すのでは！

9: 2022/08/04(木) 13:05:06.31 ID:ipr+pnW+

クモの糸は単体は硬すぎるんだよな。
ちょっと衣服には向かないと思う。
ミノムシはかなり丈夫。