大阪府池田市では去年、町おこしを目指して職員による「忍者集団」が結成されましたが、1年も経たないうちに解散していたことがわかりました。市のPRに一役買うはずだった忍者集団はなぜ解散に追い込まれたのでしょうか。
去年11月にデビューを果たした「池田忍者甲賀衆」は、池田市の職員で結成された忍者集団です。海外で人気の忍者に目を付け、外国人を池田市に呼び込もうと倉田前市長の肝いりで結成されました。
「戦国時代のロマンを味わってみるというのは、これはええ歳した大人でも楽しいじゃないですか。池田忍者は当たりかなーと思った。」(池田市 倉田薫前市長 去年)
去年7月から、毎週のように忍者の訓練を受けていました。しかし、仕事終わりの訓練で時間外手当もなく、職員からはこんな本音も出ていました。
「出張に行っている間に(先輩の推薦で)決まっていました。断っていたのになんで…。(Qやってみてどう?)思ったより楽しいです。ストレス発散に。」(行財政改革推進課 忍者ネーム「べにいも」さん)
約半年の訓練が終わり、男女23人が池田忍者に認定されました。そして、去年11月にデビュー。その翌月には甲賀で訓練したり、今年3月の地元の「さくらまつり」では市民らをもてなしたりするなど徐々に活動は本格化していました。ところが…
「実務に影響を与える可能性があると、私市長として判断させていただきました」(池田市 冨田裕樹市長 10月11日)
今年4月の市長選で初当選した冨田裕樹市長が解散を決めたのです。
「持続可能性がある設計で最初からスタートしているのであれば、それは一定の(持続の)余地はあったのかなとは思うが、市が丸抱えで市の職員で、しかもボランティアでやっていくというのは、むしろこれは継続性を担保出来ない。」(池田市 冨田裕樹市長)
あくまでボランティアでの忍者の活動には限界があったようで、職員から「仕事に支障をきたす」という声が相次いだと言います。突然の解散について元忍者(職員)たちは…
「公務が優先ですし、なかなか集まるのが難しいところがある。」(危機管理課 忍者ネーム「月影兵庫」さん)
「時間が(忍者の活動で)とられないという面ではほっとはしてますが、なんか心寂しいですね。クラウドファンディングとかあったので、そこの期待に応えられなかったのがちょっと心苦しいですね。」(議会事務局 忍者ネーム「竜胆」さん)
市民などの寄付で用意された忍者の衣装はというと、机の下の奥の方の段ボール箱にしまわれていました。そんな中、忍者に魅せられた元池田忍者がいました。
「忍者検定も受けました。戦闘力がどんなものかと調べて、初級はとりあえずかろうじて受かりました。(Qこれからどうしますか?)他のアプローチの仕方を考えているんですが、忍者以外にも池田市のために貢献できればと。」(都市建設部道路河川課 忍者ネーム「松風」さん)
一方、池田市民の反応は…
「忍者知らないですね。」(池田市民)
「しらんなーあんま聞かんのー、見たこともない。」(池田市民)
市民に忍者の存在が浸透していたとは言い難いようですが…
「仕事の負担になるということで解散したみたいな話しだったので、仕方ないのではないですか。」(池田市民)
「カップラーメンとかも池田にはあるので、忍者も加わったら外国人も多くなっていいなと思っていたので、なくなったのは残念ですね。」(池田市民)
デビューから1年も経たないうちに解散となった池田忍者。今後、市は、民間の力を借りて忍者集団も含めた町おこしを行っていきたいとしています。
https://www.sankei.com/politics/news/191010/plt1910100009-n1.html
カップラーメンて何?…
ああそう言うこと
記事の「カップラーメン」の後に()で注釈入れてくれればいいのにね
公表されている時点で
忍ぶ者では無いww
人気の無いアイドルグループのようなものだww
市のPR業務で時間外ボランティア?
発想がブラックやな~w
コメント