【中国】2000年前のキャンプテントから見るテント構造の歴史
テントの古い名称は「幄帳」といい、古くから人々の生活に溶け込んでいました。本来は仕切りとして使われる厚いカーテンの間に設置される比較的大きなテントを指す単語で、オフィススペースのような役割を果たしていましたが、その後は徐々に軍が使うテントの代名詞となっていきました。
中国中部・河南省の密県にある「漢の時代(紀元前202~220年)」の古墳で見つかった壁画「幄帳図」は、2000年以上前、漢の時代の人々がテントを張る場面を描いたものです。
漢の時代、「幄帳」は貴族の生活と外出の際の必需品であり、使用される金属部品は「帳構」と呼ばれました。
この四阿(あずまや)式頂長方形幄帳は前漢の中山靖王劉勝が所有していたものです。
木製の枠と繊維でできた幕は既に朽ち果てているものの、研究者はわずかに残されている銅製の帳構を基にしてテントの大きさを推測しました。
この幄帳は長さ3メートル、幅2メートル、高さ2.3メートルで、今の時代においても間違いなく大きめのテントと言えます。
《中略》
幄帳内には柱を設けず、屋根にトラス構造(複数の三角形による骨組構造)を採用しているのは、建築史における大きな進歩と言えます。
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(c)CGTN Japanese/AFPBB News|2023年4月30日 10:00
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遊牧民には向いてる
台湾の故宮博物院で、「紀元前〇〇世紀」の工芸品を見ると、古代中国の先進性に驚く。
鹿番長ですよ
未使用未開封で中古?
しかし着色したのかな
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