古代ギリシャ神殿、石はこう積み上げた?新説の根拠は石の溝
古代ギリシャといえば巨大建築で、鍵を握るのがクレーン。利用がはじまったのは紀元前6世紀後半で、それまでは古代エジプト、アッシリアみたいに土や煉瓦で傾斜を組んで運んでいたと思われていました。
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/09/04/190904greekcrane-w1280.gif
ところがコリント遺跡やポセイドン神殿といったギリシャ最古の石の神殿をノートルダム大学のAlessandro Pierattiniさんが調べてみたところ、紀元前7世紀半ばからその原型のようなものが使われていた痕跡があることがわかり、さっそく成果を「Annual of the British School at Athens」に発表しました。
気になる持ち上げキャパは、200~400㎏。
考案したのはコリント人で、造船や、重いものを狭い穴に入れるのにも使われていた模様です。クランクで巻き上げる動滑車ではないので、厳密にはまだクレーンとは呼べないですけど、縄を回しかけてテコの力をかける原理はクレーンそのもの。次のように紹介していますよ。
△「それまでギリシャで広く利用されていた煉瓦の足場、さまざまな石工技術とは一線を画するものであり、ギリシャの石造建築発展史を語る上では欠かせない進歩」
■ヒントは石の溝
新説の根拠は、イストミアのポセイドン神殿、コリント遺跡の神殿の石に残る溝です。古代文明研究者の間ではよく知られたものなのですが、具体的にどう使われていたのかは謎でした。そこでPierattiniさんはギリシャで一番古い神殿の石を実地検分してみたのです。
△「再検証したのは紀元前7世紀中期のコリント遺跡とイストミアの神殿群の石と溝です。溝は側面と下に2本ずつあって、ちょうど縄がかけられるようになっています。利用については、①最終的に持ち上げる用、②石切り場の運搬用、という2つの説があったんですが、今回の実験で前者の可能性が高いことがわかりました」
石の重量と溝の深さ、当時の縄を再現して実証して、ようやく確証を得た、というわけですね。
石切り場には溝がない石も少しあったので、これも前者の裏付けになりました(ScienceAlertより)。石には丸太で転がして固定する最終段階で使われたような傷も見つかったので、本当にテコの原理で持ち上げて、コロコロコロ~っと固定していたのかも。…ま、気になるのは、だからどう持ち上げたんだよ!ってところですけど、こういう使われ方をしていたってことは、クレーンに近いものはもうあったんでしょね(想像)。
https://assets.media-platform.com/gizmodo/dist/images/2019/09/05/190904GreekStones.png
続きはソースで
https://www.gizmodo.jp/2019/09/ancient-greeks-may-have-used-this-lifting-machine.html
どうせ新発見!古代人はウインチをつかってた!とか間抜けな記事でるんだろうが
>>2
だからバカでも思いつくことでも証拠がいるんだよw
それが学問
構造は若干違うだろうが水を利用したってのは最近の定説になってる、その遺構もある
>>3
いつ始まったかを問題にしているという最初の段落が読めない文盲猿
>>17
京都奈良の神社仏閣等をおまえは一切認めない
培われた技術がいずれ民間に降りてくるという経過認識を生まれてこの方全く持ったことがない視野狭窄の蓮舫猿
>>108
>>10mの相似形の巨人
何故仮定が10mなのか?
1000mかも知れないじゃ無いか。
そういう人が3人ぐらいいれば
高さ130mのピラミッドなどは3日ぐらいで完成する
>>109
オカルトで存在していたと言われるのが10mあたりだからね。
ただしその10mの巨人が実在していたと言える証拠は見たことが無い。
そして、動物の体重は体長の3乗に比例し、筋力は体長の2乗に比例する。
例えば体重32トンと目されるアパトサウルスの筋力では21トンの体しか持ち上げることが出来ないので立ち上がることが出来ない。
これがいわゆる「2乗〜3乗問題」で特に巨大な恐竜に当てはまるパラドックスだ。
計算上現在の地球の重力下で生存できる動物の体重の上限は10トン程度になる。
10mの巨人でも体重を計算すると12トンくらいになるので生存が困難だ。
身長1kmの巨人だと常人(140cm、40kg)の666倍の身長、体重は295,408,296倍に達し、1181万6332トンに達する。
こうなるとピラミッド建設当時は重力定数が違っていたと考えるしかない。
それは生物としての限界を超えているので無理。
グラインダーの旋回跡もあるし
職人の美学
生活に活かせること考える奴おらんかったのかな
やっぱ宗教は文明の足枷なんだな
なんかワロタ
これを生活に生かす事を考えたヤツが居たから今の文明があるのでは?
やっぱ意味があるんだな
それまであれが力を倍加させるものだとは知らなかった
動滑車の事?
https://youtu.be/C1y8N0ePuF8
めっちゃワロタwwww
絶対にあり得ないww
1G下ではどうやったって持ち上げられないという点を突いているのは良い
これ面白いな
>>37
> トルコかどっかの一万年以上前に作られた遺跡
どの遺跡の話か知らんが、トルコでは1万年前も近世も住宅や街路からなる町村の構造が
ずっと変わってないことに驚く。
能書きなんぞはどうでもよろしい。
実際に現物大の柱を5本程度でいいから上まで立ち上げてもらわんとねぇ・・・
滑車つくるだけでも多分無理。
幼稚なてこの原理なんぞで考えても実現は不能。
普通に足場組むか壁作ってプールにして水面上げながら作業するだろ
ギリシャの神殿は高いところにないか?
プールはちょっと…
状況によって使い分けしてただけだろ
現代人が及びもつかないレベルでいろいろと要領がよかったんだとおもう
動力が人や家畜であっただけで機械そのものは結構昔から存在するよ。
測定技術なんてすごい。何十キロでもちゃんとレベルを出してる。gpsもレーザーもないのに。
経済破綻で消えそうだけどまだあるよ
俺の理解だと、ギリシャ文化の中心地が動いたってことだろうと思う。一方は西ローマ帝国からフランク王国に人材が流れ、他方ではエジプトのアレクサンドリアや東ローマ帝国に流出した。しかも東の方が主流だった。
そして東ローマ帝国は15世紀にオスマントルコに滅ぼされるけど、ギリシャ文化の多くはそれ以前からイスラム圏で生き続けていた。
だからギリシャ文明の本当の子孫はイスラムってわけ。
ギリシャは平地が少ないから、国家が海洋交流メインから陸地メインに移った時不適格だったんじゃないかな。
ここでは申し訳ないくらい、面白い解説ありがとうございます。
海から砂漠に移って水分が蒸発した感じですね。
>>76
ローマが帝国になった頃にすでにローマ領の東半分はギリシャ語世界ですからね。だから新訳聖書はユダヤ人でもギリシャ語で書いた。
東ローマ帝国(ビザンチン)は、ギリシャ文化そのもの。
その後中世には、イスラム世界が、古代ギリシャの学問をアラビア語に翻訳して残した。欧州の知識人はアラビア語でギリシャ哲学を読んでルネサンスを起こした。
古代ギリシャの神殿は、はるかに古いエジプトの神殿建築の影響で(要は真似て)ああいう形になった。
でも、エジプトの大神殿遺跡を見てから、ギリシャの神殿見ると、あまりに小さくてがっかりするから注意。
アテナのパルテノン神殿見たとき、列柱が低いし細いし全体が小さ過ぎて、貧相なのに驚き。
後は石材に関する高度な加工技術
そしてそれらの技術が十分低コストだったか、社会が非常に豊かでお遊びでそのレベルの建築を可能だったか
この辺の条件は現に存在する巨石遺跡の建築条件としてマストになってくる
当時の人類が身長150cmで60kgまで持ち上げられるとして、
10mの相似形の巨人が居たとして人類の6.66倍の身長なので筋断面積は45倍で2.7トンまで持ち上げられるとする。
すると小型のブロックは運べるが、ピラミッド中心部の70トンクラスのブロックはまだ全然運べないし持ち上げられない。
他にオベリスク1300トン、メムノンの巨像セットで1300トン、イースター島のモアイ像100トン等、巨人でも無理そうなものが多数ある
モアイ像は、頭と肩にヒモを付け、左右に順番に引っ張ると、軽い力で、なんと!歩く様に移動する。
>>127
ロープで引っ張って4.35トンのモアイ象レプリカの移動に成功!という記事なら見たが、
現実では「重量20トン程度のものが多いという。しかし中には20m、重量は90トンに達するものもあるようだ。」
現代では90トンクラスだとかなりでかいクレーン車が必要になって、車両重量も90トン近くて、設置面積の広い無限軌道(キャタピラー)になっている。
自衛隊の16式機動戦闘車は車重26トンで、タイヤは8本。
ところが90トンのモアイは胴体の断面積だけで接地する。詳細な寸法が不明なので接地圧の計算が出来ないのだが、
現代の舗装路+無限軌道でどうにか移動できるような重量を、舗装もされてない土のあぜ道+小さい胴体の断面積で移動しようとしたら自重で地面にめり込んでしまうだろう。
実際に土台に設置されていないモアイの中には地面に埋まってしまってるやつもいる。
フックから伸びている棒が何のためなのか分からない。
石材が転がらないように
そもそも巨人説は論外なのだ。
梯子の一方に横木を渡して、そこから縄を数本垂らす
反対側にはフックつけて石を結わえた縄を結ぶ
合図と共に横木の縄にぶら下がる
傾斜地や泥濘地なら土嚢を積んで土台をしっかりさせてから三角木馬の櫓を上げる
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