「大日本帝国軍の失敗は補給を軽視したこと」→じゃあ重視していたから成功したの???
輜重兵が兵ならトンボも鳥とか言われて
軽視したことがインパールやガダルカナルでの餓タヒにつながったというけど
では重視してたらインパールやガダルカナルの兵站は維持できたの?
兵站重視してたらその作戦はそもそも存在しないので
第十五軍がインパール作戦を立案した時の軍参謀長は小畑信良少将
小畑は歩兵科が多数を占める陸大で輜重兵科で卒業した珍しい軍人で日本陸軍有数の兵站の専門家だった
小畑は自ら事前の航空偵察を行い兵站不可を確信、牟田口軍司令官に中止を進言するが却下され、田中新一を動かしてさらに中止を訴えるが牟田口の逆鱗に触れ参謀長を首となった
結果は小畑の予想通り
日本軍においては常識的判断と非常識的判断が対立した場合非常識的判断が勝ちをおさめるケースが多々ある
ガダルカナルもポートモレスビーもマリアナもレイテもビルマもそのようになりバ○を見たのはただただ忠勇なる将兵である
日本の組織の特徴だな。
末端に勤勉有能で忠実な人材が揃うが、
上になるほど無能な人間が出世する。
戦線は史実の10分の1ぐらいにまでしか広げてないだろうね
インパールはポートモレスビー攻略と同様で現地の気候、地形地誌をまる無視、作戦失敗の全責任は陸軍にある
ポートモレスビー攻略の机上で無理な無理なものは現実でも無理という当たり前の事を辻が強行、兵の犠牲で実験した酷い作戦だがこれがあったにも関わらずその拡大版のインパール作戦を牟田口が実施、それを参謀本部が認可するに至っては愚劣というしかない
一方ガダルカナルは陸軍には補給する意思はあり実際必要な物資を準備して輸送船を送った これが悉く海に沈みあるいは上陸地点で撃破され将兵が飢えたのは全て制海権失し護衛を全う出来なかった海軍にある
その後のニューギニアやフィリピン、サイパン、あるいはメレヨンなどの悲劇の原因は全て海軍が制海権を失ったことによる
海没将兵10万以上、輸送に従事した民間徴用の船員のタヒ亡率は海軍軍人のそれをはるかに超える
失った兵器、物資は天文学的な莫大な量に登る
一方米陸軍や海兵隊の輸送は上陸にかかるまではなんらの妨害も受けない
海軍がここまでポンコツとは政府も陸軍も国民も想像の外だっただろう
で、日本陸軍として十分な兵站を確保できた最大の作戦が、開戦初頭の
マレー半島作戦だった、と言う話。
とにかく戦域を急激に拡大し過ぎたせいで補給のことなどあまり考えていなかったものだと思われる
南方資源地帯を制圧して「これで資源自給自足達成だ。皇軍は不敗体制を確立した。今度の戦争は百年戦争だ!」と豪語してた東條英機
しかしフィリピン取られて補給線を絶たれりゃ、結局無条件降伏しかなかったという現実さ
補給線を軽視しすぎなんだよな
食料が足りなくて
日本軍は略奪を働いていたというけど
全力尽くしても兵站は確保できなかったのか
する気がなかったのか
残念ながら南京落としても勝てなかったが
まあ難しいんだろうな
湾岸紛争の時に陸上戦闘が1週間で終わったのは、兵站の限界が来たからって話だ。
しかし、その時ですら未開封な物資のコンテナが港に山積みになってた様子。
航空機搭載用の爆弾が足らなくなって、出来たてでまだ温かい爆弾が
米国から現地にデリバリーされた、なんて話もあるぐらいですし。
「兵站が維持できない?
おれは兵站維持したけど
無謀なんじゃなくて、日本軍が無能なんだよ」
危ない橋をたくさん渡りまくって、運良く全部成功させてなんとかいい勝負に持ち込もう、というムシのいい発想しか出てこない
補給もその危ない橋の中のひとつ
国力に何十倍も差があるなら
唯一の勝機はゲリラ戦や
正規軍同士で正攻法で戦ったら確実に国力大きいほうが勝つから
資源を取りに行けないから開戦時から末期状態だな
資源を取らないならそもそも開戦する理由も無いが
だってそれが米国のいつものやり方だし。
経済制裁で国力を削いで、軍門に下るか
もしくは向こうから戦端を開くか、と言う二者択一を迫るってのは
米国がいつもやってる事だ。
やられる方は当然その対抗措置を取る事となり、スペインのガレオン船を海賊行為で散々略奪した英国も、帝国となればシーレン防衛の必要に迫られ、世界最大最強の大英帝国海軍は英本土への補給路を守るための護衛のための海軍であった
第二次世界大戦中英国は船団護衛に正規空母や戦艦まで繰り出した 兵員輸送、船団護衛こそが英国海軍のレゾンデートルである
一方大英帝国海軍を師匠と仰いだはずの日本帝国海軍はまさに不肖の弟子 世界3位の戦力をもつ海軍はひたすら艦隊決戦しか頭にないただの決戦ばかの脳筋に成り果てていた
日露戦争での常陸丸事件の辛い経験、第一次世界大戦で欧州派遣艦隊が地中海で対Uボートの船団護衛で連合軍に高い評価を受けたと言った経験は、山本以下の連合艦隊からも軍令部の秀才連中からもマルッと忘れられ、大東亜戦争において日本輸送船団は陸軍の兵員輸送船も含め空前絶後の大損害を被った
陸軍の補給の姿勢も誉められたものではないが他の陸軍とそう差がある訳ではなかった だが日本海軍は列強の海軍と比べるとその護衛軽視のレベルはまさに異次元の低レベル 開戦前世界3位海運日本と謳われた日本商船隊は気の毒にも一方的にやられ続け、消滅した
タウイタウイでは4日連続で駆逐艦が撃沈、レイテ沖海戦では精鋭駆逐艦が多数護衛しているにもかかわらず旗艦愛宕に摩耶が撃沈、戦艦金剛も空母信濃も撃沈
全て海防艦1隻が付いてる程度の通常の輸送船団から見れば雲泥の差の数と練度の駆逐艦が護っていてこの有様
しかも米潜はことごとく離脱に成功
日本海軍が戦前構想していた潜水艦による敵艦隊の漸減を米潜にやられてるんだから話にならん
軍隊は胃袋で動くというナポレオンの名台詞を知らないのかよ
ナポレオンは「精神力は物質に3倍する」と言ってるから帝国陸軍によく根づいてるぞw
自身も、兵にろくに給養がないまま攻撃かけて勝ったりしてるしな
日清戦争の平壌戦で、補給を無視して平壌に突っ込んだところ、中国人の指揮官がビビって平壌城から脱出した戦闘があるんだよ。
ビビらないで、しばらく籠城していたら補給がない日本軍はにっちもさっちもいかなくなったはず。
それが逆に戦訓となってしまった訳だ。
ちなみに、平壌戦で補給に失敗した指揮官は責任を取って自○している。
だが自分でやりたいとは思わない 陸軍士官学校に入ったからには歩兵、騎兵、砲兵と言った花形を目指したい
誰が好んで憲兵だのに行きたがるのか、ましてや輜重科などその後の軍人人生で一生歩兵科将校に見下される人生となる
参謀本部作戦課のようなスーパーエリートにも縁がなく戦場に出ても金鵄勲章や全軍布告、感状なんて無縁
これで補給を重視しろと言うのが無理がある 似たような話に情報部があり日本では情報部は腐れ士官の捨て所と言われるくらいで作戦課とはクラスカーストの最上位と最下位くらいの差があった
補給や情報を軽視したのはこの作戦偏重の人事制度に一因がある
ちなみに、米軍の兵站の実動部門最高責任者は統合作戦本部事務局長であり、兵站部門担当の事務次長も就く重要部門である
@oxomckoe
https://twitter.com/oxomckoe/status/1559646188223471617
この時期に放映される戦争特集に飽きてしまった。理由は、日本の戦争に未だに国民性に着地点を見出すつくりから
脱却できていないから。日本だって経済力と工業生産力があれば、精神論など唱えていなかったし無茶な作戦指導も
していなかった。問題なのはそこじゃないのになあと毎年思う。
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
日本陸軍は大陸での戦闘を長年考えていたので、そっち方面なら問題が少なかったって話。
南方作戦ってのがもともと予定に無かったのでそのための準備が無く、かなり泥縄式な事をやってた
とかなんとか。
マレー作戦の頃には既にギリギリだったとは聞くけど
そりゃ現地で収奪してたからな
現地調達前提で「資源確保」のために大東亜戦争を起こした東條英機が悪い
コイツが補給軽視しすぎなんだよなあ
補給軽視で大東亜戦争起こした東條英機が全て悪い
周囲に支援してくれる大国もいない…
詰んでるな
中国なんぞ簡単にやっつけられると勘違いしてた。
大陸の広さと人口の多さを舐めてた。
あっという間に物資の枯渇と兵力の不足に苦しむようになる。
重慶まで進軍することができずに息切れし、航空爆撃だけで手一杯。
本来なら傷口が広がる前にすぐに撤退すべきだが、
ここで引いたら犠牲になった英霊に申し訳ないとの感情が邪魔して、引くことができず、国力の消耗が続く。
長大に伸びた中国戦線で停戦合意するしか未来はない。
日清日露以前だと秀吉時代まで飛ぶ
経験が少なすぎる
大英帝国との違いはそこ
あっちは欧州だろうが中東だろうが新大陸だろうが遠征しまくるから経験豊富
なまじ日清日露で成功したのが良くない。
自国を過大評価してしまった。
加えて満州事変で少ない兵力で制圧に成功してしまう。
中国軍は弱いのでちょっと大きい兵力を投入すればすぐに降伏するだろうと甘く見積もってしまった。
うまくいったのが良くないってよく変な歴史観を披露する人がいるけど
結果論的に、歴史の歯車が大失敗側に向ったとして、その時点で失敗していたら(日本の場合は)未来がなかったわけで、それを原因として単純化するのは無意味どころか害しかない
なぜ、自らの勝利を客観視できなかったのか、WW1後の価値観を英米と共有できなかったのか、そこらを分析する方がまだ益がある
過去の成功体験が大失敗に繋がる事例はたくさんある。
敗戦体験が臥薪嘗胆よろしく新たな成功を生むこともある。
よくあることだな
しかし、だからといって「成功したことが悪い」で結論出して叩くのはただのお馬鹿さん
南方作戦をやる必要もなくなる
日本は北にソ連、西に中国、東にアメリカと大国に囲まれてその全てと対峙して戦争もしている
戦国の武田信玄でさえ今川や北条と同盟結び多方面作戦はしなかった
ドイツとの同盟も同盟が無いよりはマシだろうけどな
引用元: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1659421851/
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