【業界】 アニメ業界が激務薄給になった「元凶」と批判も…『鉄腕アトム』を激安で作った手塚治虫の誤算
PRESIDENT Online津堅 信之
アニメ―ション研究家
テレビアニメ『鉄腕アトム』(1963年~)は日本アニメの原点と高く評価されている。その一方で、あまりに制作費が安かったので、劣悪な労働環境を招いた元凶との批判もある。アニメーション研究家の津堅信之さんは「『アトム』以来半世紀以上を経た現在まで、安い制作費の原因を手塚治虫に押しつけるのは、話を飛躍させすぎている」という――。
※本稿は、津堅信之『日本アニメ史』(中公新書)の一部を再編集したものです。
https://president.jp/articles/-/57267
異例の1話30分放送に込められた手塚治虫の意図
『鉄腕アトム』で画期的だったのは、「毎週1回・1話30分・連続放送」という形式である。
毎週決まった曜日に30分枠で放送されるテレビアニメは、当時世界的にほとんど例がなかった。欧米のテレビアニメは1話5~10分程度と短く、その多くがショートギャグである。
1話10分では、複雑なストーリーやキャラクターの心理描写は困難だが、子ども向けのシンプルな娯楽が定番だった欧米では、そもそもそんな野心はなかった。1話30分は、キャラクターの喜怒哀楽など心理描写を盛り込みたかった手塚治虫の意図が込められたものだった。
日本では1話30分が主流になり、その1話が次回へ続いて、半年以上をかけて壮大なドラマが描かれるテレビアニメも出現した。現在でも、毎週数十タイトルものテレビアニメが同じ形式で放送されていることを考えると、『アトム』がその後の日本アニメを決めてしまったともいえるわけである。
その『アトム』放送に至る虫プロの試行錯誤は、次のようなものだった。
1話の制作に必要なアニメーターは660人以上
まず、そもそもテレビアニメとして何を作るかである。誰もが考えたのは、設立者たる手塚の漫画を原作にした作品だった。いくつかの候補は挙がったが、当時から手塚の代表作で、人間の心をもったロボットのアトムを通じて科学技術の危うさや矛盾を描いた『アトム』に落ち着いたのは自然な流れだった。
次に、毎週1話30分で放送するとして、それをどう作るかである。
設立時の虫プロは東映動画出身者が中心で、フルアニメ(*)派が大半だった。山本暎一はおとぎプロでリミテッドアニメを身につけていたが、ともかくフルアニメで、
アニメーター1人あたりの平均的な作業量(動画の枚数)を加味して毎週30分のフィルムを作るとなると、実に660人以上のアニメーターが必要だとわかった。ベテランと新人合わせて十数名のアニメーターしかいなかった虫プロでは、どう考えても無理である。
(*)セルアニメなど描画系アニメーションの作画法には、フルアニメーションとリミテッドアニメーションがある。
フルアニメは、キャラクターの全身を豊かに動かして表現する作画法、一方のリミテッドアニメは、たとえば口だけパクパク、眼のまばたきのように、身体の一部分だけ動かして表現する作画法。
これといい、高橋留美子がビューティフルドリーマーでブチギレた話といい
ネット時代に広まった3大おおげさ話だよな。
アトムがなくても薄給に変わりはない。
八つ当たりは、やめたまえ。
ソース読んだ方がいいよ
>それでも、『アトム』以来半世紀以上を経た現在まで、安い制作費の原因を手塚に押しつけるのは、話を飛躍させすぎている。
自社が制作する作品の価値を認識し、それを権利として獲得することは、後続のアニメ制作会社にも課せられていたはずである。
そういう後続他社の努力の欠如、もしくは変えられなかった責任を問う声は、なぜか小さい。
何言ってんのかねえ・・・
虫プロはお菓子などが売れることによる版権収入で
意味が分からないくらい儲かったんだよ
だから批判する相手が根本的に間違ってる
本来は制作会社が独占すべき著作権料をテレビ局
と広告代理店が横取りしたのがアニメ業界が薄給に
なった原因なんだよ
それは違うでしょ
実際虫プロは倒産してるし「それじゃやっていけない」事はTV局&アニメ制作会社共に分かってたのに
TV局が今以上払わんと言い続け、アニメ制作会社も「それで結構です」と言い続けた結果が
今なんだよ
アニメだけじゃないっつの
デザイン業務などクリエイターへの対価が極端に低いのが日本のよくないところ
海外でデザイナーつったら超絶尊敬されるし高給取りなんだけど
日本のWEBデザイナーなんか年収400万いけば御の字のドカタ
手塚治虫の漫画より面白い漫画いくらでもあるのに手塚を神と崇めすぎ
トキワ荘とか以前の手塚の時代にそんな漫画家たちがいたの?
面白い面白くないってより漫画やアニメで残した功績で評価されてるんやと思うけど
変化させていないところが問題なんだよ
手塚治虫に転嫁すんな
リゲインのCMやってて時代と現在は業務形態一変してんのにね
未だにもっと昔の形態のままって異常だよな
手塚は社員にちゃんと給料を払ってたが
後発のTVアニメ参入社は給料を下げてやろうとしたからな
それだったらTVアニメに手を出さなければいいのに一部の上層部が甘い汁を吸いたかったから
半世紀以上過ぎて業界の形態や製作技術も変わったのに改善して来なかった業界もおかしいだろ
外野が言ってるだけで今業界で働いてる連中はにはどうでもいい話だろ
最近はスタジオ拘束費とかで月50万とかそういう契約もあるそうだしわりと貰えるようになってる
その後のアニメーターは予算上げの運動しなかったんかい
ジブリや東映はいつまで手塚治虫のせいにしとんねん
いや予算はかなり上がってるらしい
@fukuhara_ystd
以前Tweetして反響大きかった、なんで赤字なのにアニメを作り続けるの?ですが最近海外情勢が変わって益々アニメで黒字を出すのが難しくなってきました。
制作費も働き方改革、人材不足の影響で1話1,500万から大幅増で2,000万~2,500万は当然、3,000万でも有名スタジオなら普通って感じです。
https://twitter.com/fukuhara_ystd/status/1225749777247113219
https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)
1話2000-3000万ってゴールデンタイムのドラマクラスの予算なんだな
30分だから実質的には大河ドラマクラスか
それが大量生産されてるわけだから映画だけじゃなくTVの方でも
もうドラマよりも予算が投入されてる世界になってるのかな
海外とか配信でも人気あるわけだから当然と言えば当然なんだけど
給料払えなくならないように不眠不休で自分の体に鞭打ってアニメスタッフの給料稼いでた
アニメ制作の待遇悪くしたのは黒字で儲け倒してるのに人件費ケチりまくってる宮崎駿だろ
男女不問や国籍不問はいいとして
「学歴ない方がより可」は搾取する気まんまんやな
学歴じゃなくて(アニメーター)経験だろ
すげえなあ
輪郭線を描かなくてもハッチングだけで漫画になるんだな
もうデッサンだこれ
この募集掛けてたのは魔女の宅急便が大ヒットする前後でまだジブリは貧乏
指摘しとくわ
そもそもアニメって制作費掛かりすぎなんじゃないか?
実写と比べると制作費安すぎ
日本では逆
アニメの方が制作費は実写よりも上
企業の2次利用や海外への配信権販売で回収できるから
実写よりもお金出してもらいやすい
地上波のアニメ専用チャンネルを作るくらいしないと待遇改善はない
局は買う側じゃない
放送枠を委員会に売る側だっていい加減覚えろア○
NHKは制作費を制作委員会に払ってるって聞いたんだけど
もちろん受信料から
NHKは局が依頼して作らせてんだからそうだろ
民放はもともとはスポンサーが放送時間帯の枠を買って制作費も出して製作側に作らせてた
最近は製作委員会自体が金を自前で用意して放送枠も買って自分らで作って放送してる
ウォルトが出資してアニメ作るっての真似ただけだから変わらなくね
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/75170?imp=0
アニメ業界は版権を所持して
放送されるたびに放映料もらえるように出来たら良いよね
TV業界はほとんど何もしてないのに
ピンハネする奴らが多すぎるだろ
そいつらを駆逐しないと無理だよ
政府肝いりで介入して
アニメ業界のクソ構造にメス入れて法律で保護してやれ
最低賃金とか守れてないだろこの業界は
そうしないとアニメも全部中韓に持ってかれるぞ
もう手遅れかもしれんけどさ
テレビ局が著作権持ってるアニメなんてほとんどないぞ。製作委員会に入ってない限り。
製作委員会システム以前なら製作会社が権利持ってて、ヤマトの西崎は巨万の富を築けた。その代わり赤字も被るから、失敗を何度も続けて破産したけどな。
キャラクタービジネスで稼いで補填してた。
宮崎駿の批判は事実誤認の言いがかりだという記事を読んだことがある。
手塚さんの漫画をアニメ化していた頃はそれで良かったんだけど
手塚漫画でアニメ化できそうなのが一巡して
「ムーミン」とか「あしたのジョー」とか他の人の作品をアニメ化するようになると
原作料も払わなくちゃいけなくなるし虫プロはあっという間に潰れた
手塚は劇画が嫌いだから、ちばてつやは認めてたけど、
ジョーのアニメ化を虫プロでやるのに最初は反対だったんだよね
手塚は実務が出来ないから西崎に入り込まれてアトムの権利を押さえられてしまった
だからアトムを作らなくなってジェッターマルスというパチモンを作った
手塚治虫はあまりに世間知らずなんだわ
昼は漫画描いて夜は徹夜してアニメを描いてた
そんなの続かないって
実際は劇画工房で劇画ムーブメントを起こしたさいとうたかを、辰巳ヨシヒロ、佐藤まさあきは新宝島ショックを受けた世代で手塚チルドレン。
手塚をリスペクトしてたし、辰巳ヨシヒロが劇画漂流で明かしたように手塚の側から交流をしていて、必ずしも対立していたわけではなかった。
あと西崎が権利を持っていたのはトリトンとワンサくんのアニメ化の権利だけで、アトムについてはデマ。
明治製菓がアトムの菓子を出す権利を持っていたが、明治がスポンサーにつかないので、新キャラクターにせざるを得なかったのがジェッターマルス。
ジェッターマルスの菓子はシスコから出ていた。
虫プロ自体が残ってる
だが高齢化によって今開店休業のような状態で、制作に力を入れるでもなく
借金がかさんで崩壊寸前らしい
虫プロ系
サンライズ
マッドハウスおよびその流れのスタジオ
など
宮崎駿叩きしてるんだよな
そりゃ手塚がタヒんだときの訃報コメントでボロカス言って
しかもそれがアニメ業界の通説として定着したんだから反論されるのは仕方ない
アンチとか以前の話だな
むしろ手塚治虫がさらに安く引き受けたんだけど
アニメが商売になると分かったらTBS?がアニメスタッフを法外に引き抜いたそうだ
ところがそいつらはアニメをよく知らなくてめちゃくちゃクオリティが低くなった
それがビックエックス
あの時期のアニメーターは家を建ててるもんな
それよりも数々の歴史的ヒット飛ばした時に待遇改善できなかった連中こそが無能だろ
いつまでもいつまでも惰性の慣習に流されやがって
オリジナルが通ってヒットしたらでかいけど
今はオリジナルが嫌われてるからな
漫画原作の方が堅いし
エヴァとかパチ○コで復活できたからそっちも嫌う必要ないんだよね
でもそれで金が入っても末端に回るより新作作る製作費になっちゃう
なんだかんだモノが作りたい連中だからなあ
仮に1本1500万円かかるなら、1000円×15000人か
アニオタは製作委員会が利益を求めるの気に入らないんだから
自分たちが金を出すときもリターン無しでいいんじゃない?
いまどきは一話2,3千万くらいかかるそうだから
3000円×1万人の寄付が集まれば1話制作したらいい(リターン無しで)
なんで手塚治虫の時代までさかのぼるんだよ
あの頃なんて今みたいに声優あふれてなかったしアニメ作品自体も数少なかったのに
粗製乱造が進んだおかげで今人件費が上がり始めてるわけだが
ジブリの鈴木が徳間でアニメージュを作っていた頃
火の鳥のアニメのことで手塚に、
ヒットさせたかったら人気のアニメーターにキャラデザ頼んだ方がと助言した
突然手塚は激怒したんだけど、後から鈴木にその人紹介してくれと電話がかかってきた
実際にハレー彗星のアニメを作った時にキャラデザを全く違う他人に依頼してるもんな
自分の絵だと古いから新しい人を入れて何がなんでもヒットさせたいという手塚の根性がすごいわ
のちの田中圭一だったら笑うなw
クレオパトラや千一夜物語の時点で手塚キャラでなく小島功ややなせたかしがキャラデザインだものな。
虫プロのスタッフも疑問に思ってたと虫プロ興亡記にあった。
道を開いた功績はありこそすれ,それを一向に発展させなかった後進の問題だろ
仕組みを壊して作り変えるってそんな簡単じゃないよ
利権だし
その代わりに何かが出てるだけの話
ほとんど外注に出さない社内製作。
自ら製作委員会に参加して出資し、著作権も保有する。
アニメの質の上でも、収益構造の上でも注目していいかも。
そういう土壌を耕した功績を評価すべき
アニメーターに限らず他の職業でも売れないバンドマンや食えない役者なんて腐るほどいる訳で
アニメーターだけ差別されてるみたいな持ち上げ方は完全に間違っている
今はどうか知らないけど、30年ぐらい前はアニメーターは
全ての職業の中で最も賃金の低い職業として厚生省が発表してた
誰がアニメーターだけなんて言ってるのかな
アニメにしろ音楽にしろなんでもいいけど上が儲かる
仕組みに気付かないと話は始まらない
上手くて手が早いアニメーターは年収一千万以上とか余裕
上手くて手が遅いアニメーターでも月50万拘束とかある
普通で手が早いアニメーターで月40万は稼げると思う
普通で手が遅いアニメーターは月20万稼げればいいほうか
下手で手が早いアニメーターの方が実は稼げて25万とかいくかも
下手で手が遅いアニメーターはまずは練習してくれ
引用元: https://hayabusa9.5ch.net/test/read.cgi/mnewsplus/1652429637/
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