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古代エジプト人、有名なファラオ時代のミイラよりも1500年前から遺体のミイラ化技術を持っていた

2020年1月13日

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1: 2019/05/02(木) 23:50:39.16 ID:CAP_USER

(CNN) 古代エジプトに関する驚くべき事実が次々と明らかになっている。 

筆者は先ごろ、同僚らとともにイタリア・トリノにあるエジプト博物館に1901年から保管されていた先史時代(紀元前3700年~3500年頃)のエジプト人の完全な遺体の分析結果を発表した。エジプトのミイラ化技術は、長年、ファラオの時代と関連付けられてきたが、この分析により、ミイラ化がファラオの時代の1500年も前から行われていたことを示す有力な証拠が得られた。

従来タヒ者は、熱く乾いた砂漠の砂の乾燥作用により自然にミイラ化されていたと考えられていたが、今回の分析で遺体は意図的に保存されていたことが分かった。

われわれのこれまでの研究と、今回得た新たな情報から分かったのは、このミイラの男性がタヒ亡した時代に生きていた先史時代のエジプト人は、遺体の保存に必要なプロセスに関する知識を有していたということだ。

■ヒントはすでにあった

今回の新たな研究に先立ち、われわれはエジプト中部の複数の遺跡で発見された先史時代の遺体に巻かれた包帯の分析を行ったが、この分析でもファラオの時代以前に生きていたエジプト人が、ある遺体保存技術を使っていたことが証明された。

きっかけは樹脂の粒に関する報告だった。それらは初期の墓の内部に遺体とともにあった小袋に入っており、エジプト中部のバダリやモスタゲッダにある先史時代(紀元前4500~3350年頃)の遺跡を発掘した際に見つかった。報告を受けて筆者は疑問を抱いた。当時のエジプト人は、基本的なミイラの製作過程において、すでに樹脂を使用していたのだろうか――。

樹脂は、松などの木から採取される物質で、防腐混合物の防腐剤成分として使用される。

われわれの以前の研究では、完全な遺体はなく、あったのは英国の博物館に保存されていた亜麻布の小片だけだった。20世紀初頭に発掘者から発掘資金と引き換えに寄贈されたこれらの布が、遺体に包帯が巻かれていたことを示す唯一の証拠だった。

筆者と同僚のロン・オールドフィールドは、考古化学者スティーブン・バックリー氏の協力で、包帯の中の樹脂を発見した。しかしこのほかには、研究の発展につながる標本を手にすることができないまま現在に至っていた。
https://www.cnn.co.jp/storage/2018/11/13/f74137b78aae2c7e33da360e0659a343/t/768/432/d/egyptian-mummy-museo-egizio-super-169.jpg

https://www.cnn.co.jp/storage/2018/11/13/988cc69ce34d56cd8b860efbd66a309d/t/768/432/d/egyptian-mummy-museo-egizio-3-super-169.jpg

■保存のためのレシピ

2014年に、豪マッコーリー大学からの研究助成金により、トリノにあったミイラの法医学的分析を行うまたとない機会に恵まれた。

われわれは国際チームと連携し、布地と皮膚の微量のサンプルを採取し、それらの生化学分析、放射性炭素年代測定、布地の分析、さらに病気の原因となる細菌のDNA鑑定を行った。

幸い、トリノのエジプト博物館に保管されていたミイラは保存処理がなされておらず、ほとんど汚染されていなかったため、科学的調査には理想的な標本だった。一方で、保存処理がなされていなかったために非常にもろく、損傷も著しいというマイナス面もあった。

胴体や手首に巻かれていた包帯に付着していた残留物をガスクロマトグラフィー質量分析法(GC-MS)と呼ばれる技術を使って化学的に分析した結果、植物油または動物性脂肪、砂糖またはゴム、針葉樹の樹脂、芳香性植物の抽出物が検出された。

樹脂と芳香性植物の抽出物には抗菌性があり、この抗菌性成分が虫を寄せ付けず、遺体下部の軟部組織を保護したのだろう。また遺体が緩やかに温められたことを示すいくつかの化学的痕跡が見られる。これは間違いなく、遺体を保存するための「レシピ」であり、恐らくは溶かした混合物の中に包帯を浸してから遺体に巻いていたのだろう。

https://www.cnn.co.jp/fringe/35128593.html
続く)

 

引用元: ・【考古学】古代エジプト人、ファラオ時代の1500年前から遺体をミイラ化[05/02]

2: 2019/05/02(木) 23:50:54.63 ID:CAP_USER

続き)>>1
■エジプト人の創意工夫

亜麻布の放射性炭素年代測定により、このミイラが紀元前3700~3500年頃の遺体であることが分かった。

遺伝分析では細菌DNAは検出されなかった。恐らく、エジプトか博物館(最近まで館内の温度や湿度の調節がなされていなかった)の環境条件に細菌が耐えられなかったのだろう。

その結果、このミイラの男性が伝染病で亡くなったか否かは定かではない。また遺体が極めてもろい状態だったため、X線分析は行えなかった。

この完全なミイラから収集した情報と、われわれの以前の研究結果を総合すると、先史時代のエジプト人はすでに遺体の保存に必要なプロセスに関する知識を有し、来世に関する信仰の体系を構築していたことが分かる。

地中海東岸産の樹脂の使用から、彼らが遠隔地貿易を行っていたことが分かる。同様の成分は200キロ離れた墓で検出された香油にも使われており、さらにその約2500年後、遺体防腐技術が最盛期を迎えたファラオの時代でもこの成分がほぼ同じ割合で使われ続けていた。これは、古代エジプト人の創意工夫が永続的な性質を有していたことを物語っている。

豪マッコーリー大学古代史学科の主任研究員、ジャナ・ジョーンズ氏による寄稿

https://www.cnn.co.jp/fringe/35128593.html

 

3: 2019/05/03(金) 00:12:03.13 ID:9h0vWtBL
生き返らせる方法も開発されてたのかもしれないのに後世のバ○が勝手に損壊してる

 

6: 2019/05/03(金) 10:24:21.36 ID:MN9q6YbW
>>3
現在のタヒ体の冷凍保存も蘇生させる方法ないだろ
古代エジプトも葬儀業者が馬○らしいと考えながらミイラ作ってたんだろうよ

 

4: 2019/05/03(金) 00:32:39.34 ID:/+ZVpcwu

千年続いた王朝って、古代エジプトならあるのかな?

ミレニアム

 

7: 2019/05/04(土) 03:52:59.11 ID:Mi8C3Hus

適当に埋葬してたらミイラになったもんだからちゃんとレシピ極めようってなったのが始まりかと

アリキの本にあった

 

10: 2019/05/22(水) 02:26:04.77 ID:FuQJ9Lx0
古代凄かった国って現代では落ちぶれてるよな、、

 

11: 2019/06/17(月) 16:45:13.38 ID:dUhWCs83
インドあたりの会社が激安で作るだろう

 

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