【地質学】プレート運動の最古の証拠を発見か?32億年前の岩石に爪痕あり
■地磁気の変動から計算、動く速さは現在と同程度、オーストラリア
オーストラリア西部の荒涼とした風景の中に、30億年以上前にできた岩石が露出している場所(露頭)がある。それは世界最古の岩石の1つであり、そこから今回、プレート運動に関する最古の直接的な証拠が見つかったかもしれない。
その岩石は、地下からにじみ出たマグマが、かつての海の底で球根のような形に冷え固まったものだ。4月22日付けで学術誌「Science Advances」に発表された論文によると、岩石中に保存された地磁気の痕跡を調べたところ、この地域が32億年前に、現在のプレート運動と同じような速さで地球上をゆっくりと移動していたことが示唆された。32億年前という年代は、これまでに見つかっていた最古のプレート運動の証拠より5億年近く古い。
「これは決定的な証拠です」と、米ウィスコンシン大学マディソン校の地球化学者アニー・バウアー氏は評価する。「(初期のプレート運動について)得られた中では、最も重要な証拠です」。なお、バウアー氏はこの研究に関わっていない。
今日、地球の表面を覆うプレートは絶えず移動しながら、山々を隆起させ、盆地を形成し、火山を噴火させている。海底の熱水噴出孔や陸上の温泉など、最初の生命が誕生したと考えられている環境をつくり出したのもプレート運動だ。
「プレート運動の物語をひもとくことで、私たち自身の起源の物語をひもといているのです」と、論文の筆頭著者で米ハーバード大学の博士課程に在籍するアレク・ブレナー氏は語る。
https://cdn-natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/042400259/ph_thumb.jpg
本当に有ったのかよ?
戦後ソ連では造山運動の研究もイデオロギーに毒され
地底の地塊が自ら浮上し既存地層を押しのけて山塊を作るという
「地向斜造山論」がマルクス歴史法則主義に適合した仮説としてもてはやされた
日本のマルクス系地学団体「地学団体研究会(地団研)」は
日本地質学会で政治活動を強めて実権を握ると
「地向斜」以外の造山運動論を地質学会での議論から排除した
プレートテクトニクスが世間の理解を得てもなお地団研は地向斜にこだわり抵抗を続けた結果
地質学会でプレートテクトニクス理論を許容されるのを10年間妨害した
引用元: http://anago.2ch.sc/test/read.cgi/scienceplus/1587958239/0-
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません