オススメ記事(外部)

コスタリカ人「日本が植民地政策に対して戦争したのも分かるってばよ!!!!」

2021年2月6日

おすすめサイト

スポンサーリンク

1: 19/12/26(木)01:04:18 ID:of7
1853年から1854年にかけてペリー提督が日本を訪れるまで日本という国は未だ中世の封建社会から脱していなかった。
もし黒船来航が無ければ日本は清がそうであったように徐々に欧米列強に支配され蹂/躙されただろう。
第二次世界大戦が終結するまでイギリスを始めフランス、ベルギー、オランダ、スペイン、アメリカなど欧米諸国は世界中の地域を支配し、人々を奴/隷のように扱ってきた。
実際にこうした帝国主義による被害はアメリカ大陸におけるインディアン(スー族)の女性や子どもに対する虐殺、チリやボリビア、アルゼンチン、フィリピンなどあらゆる地域で見ることが出来る。

 

2: 19/12/26(木)01:04:38 ID:of7
こうした欧米による非西洋諸国への植民地政策に対して、日本はある方法でこの国難に対処しようとしたのだった。
その方法とは、欧米列強の帝国主義政策から国・そして国民を守る為に自らも欧米列強と同等の力を手に入れるというものだった。

 

3: 19/12/26(木)01:05:11 ID:of7
当時、日本以外にも欧米によって同じような状況に追い込まれた国々があり、彼らもそれぞれ異なる方法で自国の生存を図ろうとした。
そして生き残った国もあれば支配下に組み込まれてしまった国もある。
何故そうなったのか。これは日本とは異なる方法であったという事もあるが、何より先を見越す目が無かったという事が運命を決定付けたのだ。

 

4: 19/12/26(木)01:05:41 ID:of7
開国当時の日本は国力において欧米に圧倒的な差を付けられていた。
しかし、日本は信じがたい事にたったの2、30年でこの数世紀にも及ぶ差を克服してみせたのだ。
だがイギリスやフランス、アメリカの人々は、日本人はただの小さな黄色/人種であって、それまで白人が行ってきた功績を真似しただけの下層階級であると見なしたのだ。
こうした間違った考えによって最初に痛い目に遭ったのは帝政ロシアであった。

 

5: 19/12/26(木)01:06:06 ID:of7
トラファルガーの海戦においてネルソンがフランス帝国を破った際と同じく、日露戦争における日本海海戦はロシアに大きな影響を及ぼした。
だが勝利が全て良い結果をもたらすとは限らない。
日露戦争によってロシアが多くのものを失ったのは確かだろう。
そしてそれ以上に日本も大きなものを失ったのではないだろうか。

 

6: 19/12/26(木)01:06:27 ID:of7
これは一見すれば矛盾した考えにも見えるが、この矛盾こそがその後の日本の思想、政策に暗雲をもたらしたのだ。
そう、日本人は日露戦争によって「過信」を得てしまったのだ。これは致命的だった。

 

7: 19/12/26(木)01:06:45 ID:of7
尚、日本の政策に欠陥が合った事は確かだが、欧米諸国の政策に欠点が無かったというわけではない。
太平洋戦争では日本だけでなく欧米諸国もまた様々な過ち(戦争/犯罪などの事ではなく、戦略的失敗、戦術的失敗)を犯した。

 

8: 19/12/26(木)01:07:11 ID:of7
だが欧米と日本には大きな違いがあった。
アメリカやイギリスは過去数世紀に渡り植民地を獲得し、豊富な資源、そして戦略的に重要な地域を保持していたのだ。
そして戦争が始まるとアメリカやイギリスは失敗を克服し、日本は克服しなかった。

 

9: 19/12/26(木)01:07:50 ID:of7
妄信とは恐ろしいものだ。
第一次世界大戦の後に発生した世界恐慌やそれによって引き起こされた経済危機、社会不安によって日独伊の三国は「妄信」を抱く事となった。

 

10: 19/12/26(木)01:08:18 ID:of7
また、妄信だけでなく、不公平な国際ルール、人種/差別的な政策は日本に欧米への敵対心を生み出した。
私にはワシントン海軍軍縮条約において日本がどのような思いでこの不平等な条約に調印したのか、
その心中を全て理解するのは出来ないだろう。

 

11: 19/12/26(木)01:08:42 ID:of7
日本は第一次世界大戦において敗北した同盟国(ドイツ側)ではなく、勝利したはずの連合国側(アメリカ・イギリス)で参戦し、戦勝国となった国なのだ。
にも関わらず、なぜアメリカやイギリス以上に軍縮を課せられその要求に屈服せねばならなかったのだろうか。

 

12: 19/12/26(木)01:09:24 ID:of7
…答えは簡単だ。
イギリスやアメリカが世界中の制海権を握っており、石油や鉱物資源、そして技術を手に入れるには条約に調印するしかなかったからだ。
そしてこの瞬間、日本は欧米列強が未来永劫、日本を制限し繁栄を妨げ続けるであろうと確信し、欧米列強が主導する国際連盟に意味を見出さなくなったのだ。
では日本としては今後どうすれば良いのか…。日本人は穏健派では自国の利益を守る事は出来ないと考え、軍国/主義こそが打開策となるという結論に達した。
なぜなら国際法、軍縮条約など全ては西洋側に有利なものとなっていたのは明白だったからだ。

 

13: 19/12/26(木)01:09:39 ID:of7

この時点で日本の持つ選択肢とは何だろうか?

 

1、世界の頂点に君臨する国家に屈服し従属国となる。…国際的な発言力も投票権すらもなく、当時の中国のような国家となるだろう。

 

14: 19/12/26(木)01:10:09 ID:of7
2、戦いを挑む。…これは非常に危険な賭けである。
少なくとも国家、民族の名誉を保持することは可能かもしれないが、多くの植民地がこの道を進み敗北してきたのだ。
過去の例を見ればイギリスに対しておよそ13ヶ国が抵抗し、結果として植民地へと転落した。
一方、プロイセンのように一大帝国にまで上り詰めた国もある。

 

15: 19/12/26(木)01:10:30 ID:of7
日本はここにおいて2つ目を選択したのだった。
もし私が同じ立場なら当時の日本と同じ選択をするだろう。
だがこの選択は破滅という大きな危険が伴っていた。

 

16: 19/12/26(木)01:11:21 ID:of7
1930年~41年にかけて世界は本当に公平なものだったのだろうか?
形なりに公平を装いつつも、中身は欧米諸国に有利なものだったと私は思う。
不公平でないと言うなら、何故イギリスは北アフリカに、アメリカは太平洋に干渉していたにも関わらず、日本が中国に干渉する事は許され無かったのだろうか?
その上、アメリカやイギリスは日本を脅威と見なし石油の禁輸措置まで行ったのだ。
はっきり言って、欧米諸国も日本と同じように帝国主義政策を推し進めていたのに何故日本ばかりが脅威と見なされ批判されなければならないのだろうか。
道徳的な面で許されないとでも言うのだろうか?笑わせないでくれ。

 

17: 19/12/26(木)01:11:59 ID:of7
ヴェルサイユ条約においてドイツに対して熾烈な制裁を加えたのは許されるのか?
ドイツがチェコスロヴァキアを併合、分割したことは何故許されたのか?
結局の所、どの国も「自国の最善の利益」を追求していたに過ぎない。
つまるところ、日本は欧米諸国の不公平な道徳観の犠牲者じゃないか。

 

18: 19/12/26(木)01:12:21 ID:of7
アメリカの先住民族の結末を見れば明白だろう。
西洋の開拓者達は先住民族を弾圧し虐/○し土地を奪い取ったのだ。
それを知っている日本が軍事力を以って抵抗しようとするのは当然だと私は思う。

 

19: 19/12/26(木)01:12:42 ID:of7
戦争はあくまで選択肢の一つに過ぎないが、彼らは日本人だ。
タイ人ではない。
屈辱の中で生き続けるよりも戦ってタヒを選ぶ民族なのだ

 

20: 19/12/26(木)01:13:18 ID:of7
…ただ、私は日本やドイツの行動に賛同しているわけではない。
むしろ日独が敗北した事は良かったと思っている。
そして第二次世界大戦後に欧米列強による植民地支配が終焉した事も良かったと思っている。
そのお陰で我々は今こうして自由と民主主義を享受しているからだ。

 

21: 19/12/26(木)01:13:42 ID:of7
つまり、私が言いたいのは日本の行動に賛同しているというものではなく、日本がそのような道を歩む事になった原因と日本の選択に一定の理解を示すという事だ。

 

22: 19/12/26(木)01:13:53 ID:of7
日本は当時過酷な状況に追い込まれ、「戦う」ことを選び、そして敗北したのだ。

 

24: 19/12/26(木)01:18:20 ID:Z7f
結果論で言うと我慢して待つべきだった
それで中国に割り振られた拒否権は日本が勝ち取れた可能性が高い

 

29: 19/12/26(木)06:16:42 ID:zWQ
外国人に理解出来るわけなかろう
限界ギリギリまで譲歩してようやく実務者レベルで内諾もらった和平案をジョークで出されたハルノート(近年のアメリカは断られる前提で出したと言ってるが…)に信頼関係は築けないと苦渋の決断で開戦した
日本(日本人とは言っていない)は戦争させられた
普通の国ならもっと早い段階で開戦したか植民地になってたろう
WW1で戦勝国入りして植民地政策は止めるべきと鰤飴以外の支持得たのが気に入らないからって受けたイジメに骨まで削って譲歩とか外国人には無理

 

30: 19/12/26(木)11:09:52 ID:oh5
>>29
そもそも満州から撤退しなかったのが間違い
日本は日露戦争後に撤退する気でいたが
陸軍がかってに占領を続けやがった

 

32: 19/12/26(木)12:04:56 ID:zWQ
>>30
チュン共産党が国民党抑えてりゃ日本が頑張る必要がなかった
そもそも某所が防壁として機能してりゃ大陸に行く必要もなかったんだよなぁ

 

34: 19/12/26(木)12:41:56 ID:oh5
>>32
外的要因に責任を求めるなら
ボルシェビキの台頭を読めずにシベ鉄に投資して
ロシアと同盟まで結んだフランスとか
他にもたくさんあるだろうし

 

31: 19/12/26(木)11:10:12 ID:oh5
つまり陸軍が悪い

 

33: 19/12/26(木)12:23:41 ID:ooV
開国することで世界を知り、列強諸国に並ばんとした日本
第一次世界大戦、日露戦争の勝利によって過剰な自信をつけてしまい、不平等な状況に我慢できずに戦いを挑んでしまう
状況的に理解できるしある種の必然。思考は理解できる
って感じの話かな

 

いい読み物だった

 

35: 19/12/26(木)13:29:21 ID:ogW
>>33
いや、欧米の利権だらけだった
満州さえ手にしなければ孤立しなかった
日清戦争のときは満州から撤退したんだし
陸軍の暴走がすべての元凶

 

まあ、シヴィリアンコントロールできる体制を
築けなかった点で日本政府も悪いんだが

 

引用元: https://hayabusa.open2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1577289858/

この記事に興味ある方はコチラもおすすめ

管理人おすすめサイト

スポンサードリンク

スポンサードリンク

新着News