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【鉄道】東武大師線、乗車2分の「超ミニ路線」に長い歴史、わずか1km 巨大無人駅へ「草だんご列車」が走る

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1: 2021/04/16(金) 07:28:21.94 ID:ze01NZyU9
鉄道路線というものは、だいたいが寺社の参拝客のために作られた。

――とのっけから言い過ぎだが、とにかく寺社参拝客を運ぶために開業した路線は多い。例を挙げればJR総武線や成田線、そして京成本線などは成田山新勝寺、京急のルーツでもある大師線は川崎大師への参拝客のための路線だ

このように、寺社へのアクセスは鉄道開業の大きな理由のひとつであった。そして、それらは、令和の時代になっても参拝客を運ぶことを主たる役割としている。たとえば、今回訪れた東武大師線である。

■わずか1kmのミニ路線

東武大師線は西新井―大師前間、東武スカイツリーラインから分かれてわずか1.0kmの短い路線だ。駅は起点と終点の2つだけ。そしてその終点、大師前駅のすぐ目の前に西新井大師(總持寺)がある。

「ですから参拝の駅として、年末年始や毎月21日の縁日などではたくさんのお客さまでにぎわう路線です。まあ、ここ1年はちょっと新型コロナの影響で参拝のお客さまがだいぶ減ってしまっているんですけれど……」

こう話してくれたのは、西新井駅長を務める東武鉄道北千住駅管区の副管区長、神崎和幸さんだ。

「特に12月21日の縁日と1月21日の初大師、そしてその間の初詣ですよね。これがほんとうにたくさんのお客さまに来ていただける。西新井駅が大師前駅も管轄しているものですから、この期間はほとんどが大師の対応でフル稼働になるんです」

普段は亀戸線と共通運用する2両編成の電車が10分間隔で行ったり来たりしているだけなところ、初詣の時期には1編成増やして2編成体制になる。

神崎駅長は続ける。「単線なのでもちろん途中で交換はできませんが、西新井の駅に1編成止めておいて、折り返しの列車が到着したらすぐに出発する運転パターンを組んでいます」

訪れてみればわかるが、大師前駅は1面1線ながら広々としたホームを持っていて、初詣にやってくるたくさんのお客に対応できる。対して西新井駅は1面2線でもホームは狭い。

あふれんばかりの初詣客をさばくためには、次に出発する列車を待機させておかなければ、それこそホームからお客がこぼれてしまう、というわけだ。

https://news.yahoo.co.jp/articles/6302ce20037b337666fd6ae6e355f5061521adc7

4/16(金) 6:01配信

https://news.mynavi.jp/article/trivia-209/images/002.jpg


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2: 2021/04/16(金) 07:28:47.43 ID:ze01NZyU9
■普段は無人駅が初詣客であふれる

「ほぼ1日中満員状態ですよね。大師前駅も普段は無人駅なのですが、臨時営業の窓口も用意しておりまして、正月にはそこできっぷを販売しています。通路も駅を出るほうと入るほうで分けたり、西新井大師に向かう参道も一方通行になっていて、とにかくたくさんの方でにぎわいます」

まさしく参拝路線の面目躍如。東武大師線はスカイツリーラインから分岐する地味なヒゲ線であっても、少なくとも初詣シーズンには大いなる輝きを放つ。

若手駅員時代、西新井駅で勤務していたという神崎駅長は、全盛期の大師前駅のにぎわいの思い出を語ってくれた。

「それはもうすごいお客さんですよ。ホームの整理や誘導には本社から応援が来てくれて、西新井の駅員は大師前駅の臨時窓口できっぷを売るんです。あらかじめきっぷを買ってくださいとご案内をしていても、次から次へとお客さんがやってきて、本当に休むヒマもないくらい。朝からずーっと1日中売っていて、途切れることがありませんでした。参道は……見に行ったことはなかったですね。行ったら戻って来られませんから(笑)」

ところが、そんな参拝路線もお客の数は年々減少しているという。昭和末期、大師前駅の乗降客は1日あたり2万8000人ほどあった。しかし、今では約半分にまで減ってしまった。西新井大師に限らず、全国的に初詣の参拝客は減少傾向にあるという。当時、臨時窓口を5カ所開けていたところ、現在では1カ所にまで少なくなった。IC乗車券を使う客が増えたこともあるが、それにしてもお客の数そのものが減っているのだ。

■減ったのは参拝客だけでない

「沿線には東京マリンという大きなプールもありましてね。もうなくなってしまったのですが、夏にはそこに来るお客さんの利用もありました。参拝のお客さんにしても、やっぱり少なくなっていますよね。高齢の方が増えて参拝が大変になっているのかもしれないし、レジャーも多様化していますからね」

そうしたところに追い打ちをかけたのが、新型コロナウイルスだった。参拝客、すなわち大師線の利用者の減少を少しでも食い止めるべく、神崎駅長たちは西新井大師の参道のひとたちとともに新たな取り組みをはじめている

3: 2021/04/16(金) 07:29:09.21 ID:ze01NZyU9
「それが草団子列車なんです。大師線を走る車両の1つに緑色の塗装のものがありまして、それが西新井大師名物の草団子の色とよく似ている、ということで。参道の団子屋さんにお声がけして、『草団子列車ってどうですか?』と。そしたら皆さん喜んでくださって。もちろんコロナもあるのでどんどん来てくださいとは言いにくいのですが、それで少しでも盛り上げていきたいと思っています」

と、西新井大師の参拝客に左右されているといっていい大師線。しかし、もちろん普段はそれ以外のお客も運んでいる。

「ほとんど住宅街なんですけどね。大師線の先には日暮里・舎人ライナーも走っているので、そちらが開業してから少しお客さんが減ったのかなと。西新井駅の周辺は、昔は東武の車両工場や日清紡の工場があり、それらがマンションに変わって最近は若いファミリーも増えていますね。大師前駅のご利用は減っていても、西新井駅は増えているんです」

西新井駅から大師前駅までの1.0km、大師線はほとんど環七通りに沿って走る。スカイツリーラインと並んで環七の下をくぐると、左にカーブしながら高架へと駆け上る。そのまま1つの踏切も持たないまま、ゆったりとしたカーブを描いて再び環七通りにぶつかる直前で終点の大師前。わずか2分の短い旅だ。

■車掌は先頭に乗っていた

この大師線で乗務員を務めていたという、篠崎真一曳舟駅長(取材当時。現在は東武船橋駅管区副管区長で新鎌ケ谷駅長)は語る。

「高架になったのは1991年。それまでは地上を走っていて、踏切もいくつかあって渋滞もひどかったんですよね。それで高架になりました。ガラッと変わりましたね。車内から見ていると、昔は住宅地の中を走っていてほとんど遠くは見えなかったんですけど、高架になってからは遠くがよく見える。ほとんど高い建物がないんですよね」

現在の大師線はワンマン運転で車掌は乗務していない。篠崎さんが乗務員をしていた頃はまだツーマンだった時代。

「大師線の場合は西新井駅を出るときには車掌も運転士と同じ先頭に乗るんです。で、大師前に着くと運転士は反対側に移るんですが、車掌はそのまま。西新井に戻っても同じです。なので、多いときには8往復とかしていたんですけど、ずっと同じ場所に乗りっぱなしでしたね(笑)。大師前行きはまだいいけれど、西新井行きでは到着前に乗り換えの案内をしないといけない。2分しかないから案内放送のタイミングに気を遣っていました」

5: 2021/04/16(金) 07:29:29.49 ID:ze01NZyU9
 実はそんな大師線には“東武初”の特徴がある。大師前は昭和40年代に無人化されているが、それは東武の路線で初めての無人化だった。そして大師前駅には改札も券売機も設けられていない。西新井駅の構内、スカイツリーラインと大師線を隔てる“改札内”改札を置くことでそれに代えているのだ。

「自動改札を入れたのも西新井駅が当社では一番最初なんです。そのときに、大師前駅も無人化しまして、西新井に大師線の、つまり大師前駅の自動改札も入れてしまおうということになった。詳しい経緯はわからないのですが、それ以来ずっと大師前駅は無人駅になっています。それで初詣などお客さまが増えるときだけ、臨時で対応しているんです」(篠崎さん)

ほかにも大師線は短い路線ながらいくつかの変遷を経ている。1つは1991年の高架化。さらにさかのぼって1968年の環七通り拡幅に伴う大師前駅の移転だ。もとは環七通りを渡った先に大師前駅があったが、環七拡幅にあわせて現在地に移転している。

■東上線とつなぐ“夢の跡”

そしてもう1つ、路線名も変わっている。現在の大師線という路線名になったのは終戦直後の1947年。それ以前は“西板(にしいた)線”と名乗っていた。西板線が意味するのは西新井と上板橋。つまり、現在はまったくつながっていないスカイツリーライン(伊勢崎線)と東上線をつなぐ路線として計画されたのが大師線の始まりなのだ。

1931年、西新井大師への参拝客輸送も見込めることから西新井から大師前間の1区間だけを先行開業。その後、環七の整備などによって延伸が不可能になって、先行開業区間だけが大師線として生き残った。つまり大師線は参拝路線であるとともに、東武鉄道にとって伊勢崎線と東上線をつなぐ“夢の跡”でもあるというわけだ。

「実は環七をずーっと走るバスが通っていましてね。時間は少しかかるけれど、座ったままで行けるのでスカイツリーラインと東上線方面を移動するときにときどき使うんです」

こう話してくれたのは東武鉄道の広報氏。幻に終わった西板線の名残、そして西新井大師への参拝路線。どちらがこの短い路線の本質なのかはわからないが、いずれにしても10分間隔で行ったり来たり、草だんご色を始めカラフルな2両編成がきょうも健気に走っている

4: 2021/04/16(金) 07:29:10.11 ID:Bsb7lVQo0
駅前の富士丸って二郎インスパイアはまだあんのか?
8: 2021/04/16(金) 07:34:55.74 ID:OsO7vGEo0
>>4
あるよ、環七通り沿いな。
6: 2021/04/16(金) 07:31:40.13 ID:mtU0wuMx0
それくらい歩けよ
7: 2021/04/16(金) 07:34:46.44 ID:rqp+XglL0
電動車椅子で凸するの禁止
9: 2021/04/16(金) 07:35:27.73 ID:VC+VGOIk0
無人だと!?
車椅子で行くしかねーな
11: 2021/04/16(金) 07:37:39.04 ID:OsO7vGEo0
>>9
エレベーターがあるから、セルフサービスしろよ!
19: 2021/04/16(金) 07:53:25.89 ID:wZTmzD1l0
>>9
ここはエレベーターもあるしホームに電車の渡し板置いとけば
付き添いだけで問題なさそう
10: 2021/04/16(金) 07:36:46.98 ID:1llcaqE80
バリアフリーになってなかったら駅員4人でかつがないといけないな
12: 2021/04/16(金) 07:37:49.93 ID:TJOhvLYW0
元々はもっと長い区間の計画だったけど、
土地買収がうまく行かなくて、
結果的に大師への参拝客用の路線みたいになっただけだよ
13: 2021/04/16(金) 07:39:36.11 ID:izj6iASv0
本厄厄落としで去年行ったわ。行った途端にコロナが流行りだして厄年なんだか分からない状況になったが。
14: 2021/04/16(金) 07:39:50.76 ID:8Gb5+peG0
平日の夕方とかも意外に乗客多かった。
まだ昭和感がすごいよな。
17: 2021/04/16(金) 07:51:38.59 ID:mj2vwvHt0
繋がらなかった夢はメトロセブンが
18: 2021/04/16(金) 07:52:40.63 ID:m/xBD/cg0
こち亀で見た
20: 2021/04/16(金) 07:59:10.64 ID:z7DQUixm0
>>18
それは京成金町線では?
21: 2021/04/16(金) 08:00:42.53 ID:q4A5Jr0s0
和田岬線も参拝目的なのか。
22: 2021/04/16(金) 08:03:01.44 ID:KnAxRclW0
爪楊枝にさした草団子を味見してから、
どっちの店で買うか決める
西新井大師の草団子って、どっちがおいしいんだろうか?

引用元: https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1618525701/

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