阿弥陀如来に南無阿弥陀仏を唱えたから、俺の終活は終わった

極楽浄土って、キリスト教なんかの天国と違って、
成仏（悟りを得て仏陀となる）するための修行の場であって、
そこで、六波羅蜜とか極めんと、
また、六道に輪廻してくるんだぞ。

ただ、極楽浄土は、修行には最高の場所で、阿弥陀如来が
直接、教えを説いてくれる。でも生半可じゃないんだよ
仏道の道は。

極楽浄土をええとこと勘違いしてるやつが多いけど
あれ自力で成仏でけへん落ちこぼれを集めた阿弥陀如来の補習教室のことやで。

熱血教師、阿弥陀先生
どんな落ちこぼれでも私が自信を持って成仏入試に合格させます!!
阿弥陀如来のアツい補習授業を延々とﾀﾋんでから受けさせられるのが極楽浄土。
ﾀﾋんでからお前らそんなとこ行きたいか?

そもそも日本において念仏を人々に広めたのは踊り念仏の一遍上人。
熊野権現の神託を得て、成道された上人は
信不信を問わず、浄不浄をかまわず
身分も財産も関係なく阿弥陀如来を信じなくてもいい!
と文字通り全国津々浦々、念仏札を配り歩かれた。当時の日本国民の1/5が一遍上人に帰依。

この一遍上人の教団を悪知恵で乗っ取ったのがおめこ大好きエ○破戒僧親鸞の穢れた子孫、蓮如。

一遍上人は全てを捨てた念仏を訴えられた。

極楽を願う心も地獄を恐れる心も
地位も身分も名誉も何もかも捨てた念仏
信仰心さえ必要ない。
自他の区別も自分と仏の区別も、この世とあの世の区別も全てなくなる。

となうれば仏もわれもなかりけり
南無阿弥陀仏なむあみだ仏

自力他力は初門のことなり
と一遍上人に至り自力と他力はひとつとなり、お釈迦さまの本来の教えに帰結した。

お釈迦さまの本来の教えが
諸行無常、諸法無我であり、我という存在が永遠不滅でない、かりそめの幻に過ぎない。

地獄、極楽に彷徨う我という存在が幻であることを悟るのに到達する手段として
念仏がある

鎌倉仏教の開祖たちは、みな比叡山延暦寺で学んだが
ただひとり、一遍上人だけが比叡山で学んでいない。

最澄が建てた禅、念仏、法華、密教の四宗兼学の仏教の総合大学延暦寺で学んだ学僧たちが、専修化へ突き進んだのに対し、
比叡山で学んでない一遍上人が
念仏から自力他力の統合、神仏混合と何もかも包み込む境地に到達したのは興味深い。

しょせんブッダもキリストもアラーもゼウスも
人間が作ったただのキャラクターに過ぎないｗ

モデルになった奴を後からみんなできっとこう、きっとこんな感じに言ってるだと
妄想を掻き立てて作ったキャラ。

神とはメイドイン　ホ○サピエンス

人間の作った代物ｗ

おいら西なので、周りがほとんど浄土真宗
南無阿弥陀仏、なんまんだ～ぶってやつ

おいらのうちだけ曹洞宗なので、和尚さんが南無釈迦牟尼仏

なんか嫌だった。

一遍上人の成道エピソード
熊野権現の神託
信不信を問わず浄不浄をかまわずその札を配るべし