産業革命って突然ヨーロッパでおこったのって、絶対偶然じゃないよな
>>1
①経済、所得、教育水準が低かったため、大資本的集積に抵抗感がなかったため
②富を簒奪して近代化、産業革命の釣果的な赤字コストを無力化したから
(19世紀の間対アジア賠償で金1億円=1500万両以上、関税その他で数千万両、今で言うと50兆くらい。19世紀のEUの工業投資の3割、初期の5割規模も賄ってる)
逆に当時超過赤字の産業投資を簒奪で作って、それを赤字のまままかないきれないため戦後の没落が始まったw
この間成長性をもってたのは工業知的生産性による競争性を持ってたドイツだけだ
所詮ドイツイズムによる知的想像によって始まった近代化がドイツ以外の創造性が損失されて失われる。
もう医療分野以外長所ないんじゃない。
偶然だよ。キリスト教は関係ない。
複合要因だからこれって言うのが無いなぁ
宗教改革とプロテスタントが関係してるとも言えるけど
民間での富の蓄積もそうだし科学を中心とした知の蓄積もあるし
農業革命とか市民革命もあるだろう
つかヨーロッパって言うかイギリスな
イギリスで産業革命が起こらなければ、
ヨーロッパで産業革命は起きなかったのか?
そんなこと言いだしたら北東アジアでも中東でも時間掛けたら起きたかも知れない
歴史として民間から自然発生的に産業革命が起きたのはイギリスのみ
他の国は政府主導の上から下での工業化に近いものだよね
イギリス固有の特性が産業革命を生み出した。
というよりも、西欧文化・社会・経済(複合要因)が生み出した。
その中でイギリスが最初だった。
だから、「ヨーロッパで」産業革命と表現してるんじゃないの?
このまえのNHK教育「世界史」では
インドのサントメの生糸か布地に触発されたからって言ってたな
ヨーロッパで100年後に産業革命が起きていた。
北東アジアで300年後に産業革命が起きていた。
中東で400年後に産業革命が起きていた。
アフリカで1000年後に産業革命が起きていた。
朝鮮で半万年後でも産業革命が起こらなかった。
数千年単位でみたら朝鮮半島は頻繁に住む民族が入れ替わってる場所だろ
次の住人は別物かも知れんぞ
ただ仮に技術方面に秀でた民族が住み着いても、周辺地域との関係性から
安定して独自の先進性を発揮するのは難しいか
いやそうじゃなくて、
プラトンが設定したイデアのような超自然的原理が
その後神とか理性、精神など形を変えつつ、
西洋に特有な物質的自然観を植え付けてきた結果、
東洋ではなく西洋で技術文明が花開いたのではないかということですね
西洋の中でもなぜイギリスで起こったのかはまた別の話かと
欧州と他の地域の差は、自然現象を数式で表現した点だと思うな。
思想や哲学の内容じゃなくて、その表現手段の変更。
なんとなくケプラーの法則や大砲の軌跡なんかは、欧州じゃなくても
知ってた人は結構いたんじゃないかと想像しちまう。
中国やアステカの天文学者、トルコの大砲技術者あたりに、いかにもいそう。
でも重要なのはそこじゃない。それを万有の数式で表現した点。
星も弾も同一原理で動いていると証明した点。
産業革命とは直接関係ないかもしれないけど、遠因だとは思う。
それだとなぜ欧州は数式で自然現象を表現できたのか
という問いが生まれるわけで…トートロジーだな
印欧語は数式と近似性が高いんじゃないかな。
アルファベットは26進数。数字と同じ構造というか数そのもの。
空白区切りだから単語の識別が明確。文脈や意味に依存しない。
S+Vが基本なので動詞(式)と名詞(数)の区別が容易。
be動詞は、数式の=や集合の∃∋∈と意味が近似している。
冠詞や複数形などもともと数を意識した作りになっている。
とか。
言語内容が高度なことより、言語形式が数式と近い方が、
自然を数式で表現する発想への近道だったんじゃないかと思う。
>>19
それは因果関係が逆だ
いま使われてる数式がSVO言語の世界で作られたものだから
数式の記述法がSVOに近いものになった
数式の記述法が、もしSOV言語の世界(例えば日本や朝鮮)で作られたら
128 64 + 192
という書き方になってたかもしれないぞ
このような記述をするプログラミング言語は存在する
ちなみにインテルのプロセッサでは
ADD 128,64
という書き方をする
+ 128 64
と書くのに相当し、VSOの語順ということになる
SVの順序に触れたつもりはない。
有限の記号で、分解が可能で、名詞と動詞の識別が容易で、
冠詞やbe動詞が数式、集合に近い意味だったのではってこと。
日本語で例えるなら、「ははははがわるい」て文書。
これを、意味を理解せずに単語に分解し、動詞と名詞を識別するのは
非常に難しいだろうということ。所謂「わかち書き」。
できることは知ってるんだけど、プログラミングが難しいことも知ってる。
日本語の形式が数式と乖離してる目安になると思う。
プリンキピアから自然科学が発達し、機械制工業が発展した
産業革命が起こるにちがいない。
日本も産業レベルの高い国だったが、
鉄鉱石、硝石(火薬の原料)等、ユーラシアではどこでも採れる物が産出しない
という致命的なハンデがあった。
更に、幕府も貿易赤字を嫌って積極的に輸入しようとしなかった。
革製品を作る職人がエタとして嫌われていた。
キリスト教は科学の発展には害でしか無かったと思うけど
世俗に知識が漏れるのを危惧したんだろ
僧侶ってのは基本的に懐疑家で欺瞞と知恵を愛好する真の支配者だよ
やはりキリスト教は害悪やな
同じギリシア人でも東ローマは何ら新しい発見は成し遂げてないし
科学は駄目だとか禁止はないの?
錬金術はいかんとか?
しかもローマに併合されることまでには見る影もなくなっていたようだし。
イメージでは、
○キリスト教、イスラム教:科学とバッティングするため、科学の発展を阻害
○仏教:科学の発展によって発見されたことを組み込む
○道教、ヒンドゥー教:科学と全くバッティングせず、すみ分けできる。
やはり宗教よりも人種が重要なのでは
コーカソイドは優秀でモンゴロイドは劣等
イスラム圏の中東などほとんどいないだろ。
日常的に正教徒やイスラム教徒と商売してたから?
宗教改革による自由で思考
帰納法に代表されるイギリス人独特のメンタル
鉄鉱石や石炭、植民地の綿花などの豊富な資源
以上4点かな
蒸気エンジンに関して言えば、18世紀になって突然現れたというものでもないらしい
発明というものの常だが、ある発明の裏には長い前史がある。
蒸気エンジンの最も原初的な原理はすでに古代ギリシャのヘロンの蒸気で回転する器具によって知られていた。
それが、18世紀になり鉄や石炭を運搬するために人馬に代わる動力が必要となり、たまたま蒸気が用いられるということに
なっていったということがある
やはり、古代ギリシャの自然科学がヨーロッパ文明の基盤にあるということがでかいのだろう
機械化により生産流通等の経済活動の集約化がすすみ
小規模な家族経営的な産業主体の経済から
大企業主体への経済に変わった
それが旧来の封建体制を終わらせた
世界最古の印刷物は日本に存在する
新規起業者に対する、既得権益層による上からの圧力が無くなった
近代をもたらした3大発明
火薬・・・・硝石が産出しない
羅針盤・・・鎖国をしてるので必要無し
活版印刷・・漢字には不向き
結局版画印刷に戻った
だから多色刷りの絵が印刷出来た
これは文化として活版印刷に勝ってる
西洋で活字印刷が普及しても、銅版画だし。
そんな中で綿織物の縦糸に横糸を自動的に通す装置である飛び杼を発明したジョン・ケイみたいなアイデアマンが一人ぽつんと
登場してきたのはでかかったろう
そこから多くの人が発明・発見・改良を進めていったんだから
西欧で11世紀に始まった大学が、15世紀迄には約80校になりその後も膨張を続けたことに注目したい
たぶん初めのうちは中東・アジアの学問機関に優越するところは特段なかったろうが、
その持続的拡大により量で圧倒したことで、じきに質でも凌駕していくようになったのではないか
蒸気機関と石炭で機械化したんだろ?
例の世界遺産の紡織機みたいな形で
世界中が工業化したワケだから
産業構造も一次産業から二次産業が増えた→学問の質はそこに介在しうるかどうかは知らないが
石炭が大事なんだろうな最近まで発電の主力だったし。
蒸気機関と石炭で機械化したんだろ?
例の世界遺産の紡織機みたいな形で
世界中が工業化したワケだから
産業構造も一次産業から二次産業が増えた→学問の質はそこに介在しうるかどうかは知らないが
石炭が大事なんだろうな最近まで発電の主力だったし。
それで他の地域と大きく差がついた
>>85
奇しくもニュートン力学も世界を変えた最初の蒸気機関も、航海を飛躍的に発展させたクロノメーターも、電磁気学の集大成であるマックスウェル方程式も、イギリスから産まれている。
本当にイギリス人偉大だな(笑)
やはり工学技術が国力の源になるということだろうな
それが世界の半分を支配した大英帝国となり
英語が世界の共通語になった
イギリスの歴史は面白いぞ
小さい変化がやがて大きなうねりとなってる
13世紀のロジャー・ベーコン以来、科学分野ではおおむね先進地域だったと思う
ロンドンの人口も同時期には4万人ほどで、欧州の中でトップ10に入ってたはず
英語が出来るだけで世界の多くの人と話せるし色んな価値観に触れられる
ルネサンスもな
大航海時代の主役のスペインとポルトガルもルネサンスの主役のイタリアも今はそれほど栄えてないのは栄枯盛衰を感じさせるぜ
資本主義の萌芽があったってことじゃね?
ニュートン力学等による工学技術の発展が
分業集約大量生産による工業化につながり
それまでの身分制度の崩壊につながった
プロテスタント、株式制度、植民地試乗、綿織物色々あるけど
イギリスでないと産業革命は起きなかった。それは気候、もっと言えば湿度。
気温が低いから体感は過ごしやすいけど高度にある島国だから、1平均湿度が高い。
特に冬。大陸の他の国より洗濯物が全然乾かない。当時、毛織物や高い絹を着てるが、
湿度が高いから洗濯してもなかなか乾かない、洗濯した後に長期間乾かしてると
生乾きや下水道の匂いで臭くなる。そこで一度は国内産業保護のために禁輸された綿織物需要が全然治まらない
タカダ社長
「奥さん、わが社のTシャツは何とこのイギリスでも1日で乾きますよ。
もう臭い消しに香水も使わなくて良い、あら便利もう生渇きとはオサラバ、どうですか1枚1ポンド!」
大量の需要が発生したのはイギリスだけ、だからタカダ社長ことジョンケイも飛び杼を考えた
しかも青銅砲につかうスズがとれたけど地下だった
揚水のために蒸気の力で真空ポンプにした
真空ポンプじたいはアラブで発明されていた
蒸気もタービンをまわすのにアラブでつかわれていた
しかし蒸気真空ポンプの往復運動を回転運動にするのは意外と難しい
産業革新じゃダメなのか?
>>131
違う違う。
産業革命は技術革新ではない。
技術革新なら常に行なわれてるし、
産業革命時代よりも現代のほうがもっと技術革新の速度は速い。
産業革命とは、それによって社会に革命が起こったから産業革命なの。
その後も技術革新はずっと続いてるが、
社会の在り方としては産業革命によって規定されたルートをさらに先に進めてるのであって
今までと全く逆の方向に社会が変動してるわけではない。
フランスやドイツで独自の産業革命が起きる流れだったんだろうか。
それともイギリスじゃなきゃ産業革命は起こせなかったの?
革命(東洋)は劇的な王朝交代の事
産業革命の100年前に名誉革命が起きてるからな
これがデカい
これで世界初の近代的議会制民主主義の国になった
これにより国民の考え方が現代人に大きく近づいた
商業革命と産業革命は関係している
イギリスはインドを支配してその綿織物を輸入するようになって、イギリスの産業が壊滅仕掛けた
そこでインドよりも安い綿織物を作らなくてはいけなくなって機械化したのが産業革命の始まり
ちょうど其の頃木材の伐採が進んでイギリスは荒れ果てていた、そこで燃料や製鉄に使う木材の代わりに石炭に切り替え始めていた
石炭採掘のために排水などに蒸気機関を使ったのが蒸気機関の実用化の始まり
それを綿織物に応用したところから産業革命が始まった
むしろよくそれで西欧に森が残ったな
科学革命はキリスト教のおかげというのが科学史の定説だろ。
つまり神の作りたもうたこの世界は整然とした秩序に基づいているはずであって
その法則を探求するのは神の御業をたたえる行為である、
って意識を共有していたからこそ科学革命が起きた、とされている。
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