旧約聖書の中にある「ヨブ記」って話を知ってるやつおる？？？

そんな話や

利益があるから信じるのか？
利益がなくても信じねばならないものなのか？
だとしたらなぜ信じねばならないのか？

誰しもが考えたことがある素朴な疑問を極限まで突き詰めて考えてる物語がヨブ記や
その内容は聖書で一番哲学的とも言われてる

「利益がなくても神を信じねばならない」のではなく、「利益がなくても人は神を信じずにはいられない」

これがヨブ記が提示してるものや

日本人「今回この神様が怒ってるっぽいから鎮める為に祀るで

アブラハムの宗教の神はウザいよな
日本人の感覚からするとさ
「ほな別の神様なすがるからええわ
ってだけやし

法然「南無阿弥陀仏だけ唱えときゃ仏様がワイら衆生をお救いくださるで

これで仏教が庶民にまで普及することになった国ではそりゃキリスト教徒が1%しかいないのも納得や

ヨブの話は信仰とはなにかを過不足なく説明してくれる良テキストやぞ

ヨブは絶対的な力を持つ神の小ささをそこに見た。彼の目の前にいたのは、自身の圧倒的な力を背景に、かよわき人間に威圧的に迫る、ただの小心者であったのだ
一方、神もまた人間ヨブが彼を追い越したことをひそかに認め、人間の水準にまで追いつかなければならないことを知った。
これが後の、神であり人の子であるイエスの誕生につながることとなる

「普通、正しい者は祝福されるから幸せなはず。奴は幸せじゃないから正しくないのだ」
こういう考え方をヨブ記は否定する
義人(正しき者)でも苦しむときは苦しむんや、と

ある意味「反自己責任主義」と言える話でもあるんや

「信じてるのに一向に報われない→信仰辞める」じゃなくて「どうにか辻褄合わせする」を選ぶのってDV受けてるやつの脳内と同じやん
旧約書って全体的に酷い扱い受けてるユダヤ人を励ますような内容だからユダヤ人全員DV脳内やんけ

一般に受け入れられてる仏教やキリスト教と、まともそうな新興宗教、根本はどれも同じやし

これほど合理的な宗教も無い
神殿作って捧げ物をしたところで雨は降らない作物も生えてこないからな
過酷な現世をある意味諦める受け入れられる

エリシャは振り向いてにらみつけ、主の名によって彼らを呪うと、森の中から二頭の熊が現れ、子供たちのうちの四十二人を引き裂いた。

ホ◯ﾀﾋ刑

宗教ってなんなんや一体