北極に暮らした伝説の古代民族、その居住地がロシアで発見される
ユーラシア大陸の最北端にあたる東シベリアの北部タイミル半島で、未知の北方民族のものだと考えられる発達した文化の痕跡が発見された。発掘したクラスノヤルスク(ロシア・シベリア中部)の考古学者らは、この民族は北極に住んでいた「シヒルティヤ」と推測している。「シヒルティヤ」とは、タイミル半島に暮らす先住民族ネネツ人の神話に登場する伝説の古代民族。
その文化の痕跡が発見されたのは、タイミル半島の北西沿岸に位置するマカロフ湾。考古学者らによると、この地域は考古学的調査が行われていない。
今回見つかったのはマンモス骨製のものを含む地下住居や生活道具。考古学者らはこれらの出土品が「シヒルティヤ」の秘密のベールを破るのに一役買うのではないかと期待を膨らませている。学者らの指摘によれば、ロシア中心部(モスクワ周辺)からこれほど遠く離れた北東部で、ロシア人ではない先住民族の文化の痕跡が発見したのはこれが初めて。
出土品は放射線炭素年代測定による解析で14世紀のものであることが判明した。この民族は15~17世紀に起きたいわゆる小氷期による大寒波が襲う前に、タイミル半島に定住を果たしていた。主な生業は漁業だったと見られており、タイミル半島に居住していた古代民族はおしなべてトナカイを狩猟して暮らしていたことから、今回の民族は現在分かっているなかでは唯一の稀な例となっている。
現在、これらの地域に住んでいるネネツ人の神話には、まさに、古代北方民族の漁業に関する話が残されている。
■北極に住む古代民族「シヒルティヤ」
現在、タイミル半島に住むネネツ人は、ロシアのヨーロッパ地域の北部や西シベリア北部にルーツを持つ。ネネツ人が昔から生業としてきたのはトナカイ飼育業。
ネネツ人の神話には、古代民族「シヒルティヤ」の話が出てくる。この古代民族は、グリーンランドやスウェーデンの島々で暮らす先住民族サーミ人の祖先と考えられている。
ネネツ人の神話には、古代民族「シヒルティヤ」は明るい色の髪と目を持ち、シャーマニズムの能力を有する背の低い人々と描かれている。神話に登場するこの古代民族はマンモスを放牧し(今回の出土物にマンモスの骨から作られた物が含まれている!)、犬ぞりで移動し、魚を釣り、鍛冶作業に勤しみ、外に出るのは夜中だけだという。
考古学者らは、マカロフ湾にはネネツ人の神話に登場する伝説の民族「シヒルティヤ」が住んでいたかもしれないと推定している。その証拠に、発見された住居の敷居部分からはマンモスの牙が見つかっている。
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引用元: ・【考古学】北極に暮らした伝説の古代民族 その居住地が発見 ロシア
マンモスが最近まで人工飼育で生き残ってたて事?
約1万年前に滅んだはずだよね
凍ったマンモスを見つけて骨を利用したのならまだわかるけど
シャーマンはやっぱ女なのかな
南のあったかい方がええだろうに。
メリットとして
寒冷地になるほど動物は大型化してくるので
一頭だけしか狩れなくても長期間食いつなげる
細菌が発生しにくいので仕留めた獲物も腐敗しない
農耕に向いてないんだが
農耕時代以降の話じゃなくて狩猟採取オンリーの時代に
なぜ一部の人類は北に向かったのかの話でしょ
農耕しないとダメと誰が決めた?
案外歴史が浅いロシアにとっては古代。
古くから文明化していた地域は今のウクライナが東限。
そんなもんなのか
シベリアとかに全く人がいなかった訳ではないんだろうけど、文明となるとちがうのかな
マンモスは、いつの時代に生きてたのかな。
1万年まえに、セイバータイガーと伴にいなくなったのじゃあ
大阪の冬でめっちゃ寒いのに。
なので越冬が必要な北緯37~度以北は獣皮の恒常的な採取量に人間の居住規模が制限されていた。
ポールシフト前だ
>>35
グリーンランド も、そうだったんだ
その次に来た寒冷期でみんあタヒんだ
まさにこれだ
その前の先住民がコーカサスということか
というか寒いからみんな少数民族だし
お互いに絶えず移動してたんじゃないの
改めて勉強になったわ
昔の北極と南極は別の位置だったんだ。
南極の地下にある古代遺跡も公にされる日が来るのか?
食い物を奪いに行くより、探しに行くを選んだ平和的民族か?
滅びたのか、移住したのか
なんかロマンがある
氷河期になって他所に行ったんだろ
今また間氷期の真っ盛りになろうとしてるから北極圏が使用可能になった
征服者の大和の方は西南ルーツで平安前期に
青森を征服すると何世紀もそれ以上の北の地域を
征服しようとは考えなかった 蠣崎氏の進出は
室町時代になってからで、割合北方進出には消極的だった
日本人の先祖がオホーツク海沿岸を支配していたら、日露国境がシベリアにあるだろう
日本民族が進出しかねたシベリアの先住民は
寒冷適応と言う点では凄い人々だ
北海道より更に寒い地で生存してきたのだから
どちらかと言うと、フィン人の原型に近い
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神話と同定するのはいくら何でも早漏すぎ
Googleアースでも怪しいとこ沢山見つかってるし
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