Legacy of Amazonian Dark Earth soils on forest structure and species composition – Oliveira – – Global Ecology and Biogeography – Wiley Online Library
https://onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/geb.13116
Research news – Innovation by ancient farmers adds to biodiversity of the Amazon, study shows – University of Exeter
https://www.exeter.ac.uk/news/research/title_801967_en.html
https://i.gzn.jp/img/2020/07/03/ancient-farmer-add-amazon-biodiversity/img-snap04382_m.png
土壌がやせているアマゾン川流域では、森を開墾しても強い日差しや豪雨にさらされると養分が失われてしまい、近代的な化学肥料を用いても豊かな状態を維持できないとのこと。そのため、アマゾン川流域では焼き畑農業のような非持続可能な農業はできるものの、大規模で持続可能な農業を行うことは不可能だと考えられていました。
ところが、オランダ人の土壌学者であるビム・ソンブルク氏が1950年代にアマゾン川流域を調査したところ、一部の場所には驚くほど豊かな土壌が存在していることを発見。しっとりとした黒い土であるこの土壌は、テラ・プレタと名付けられました。テラ・プレタの起源については自然発生的に生まれたものという見方もあったものの、主に集落跡で発見されている点や、陶器の破片や動物などの骨、人間の排せつ物といったものが土壌に堆積していた点から、多くのテラ・プレタは人為的に作られたものであると判明しています。
テラ・プレタは1つの区画が平均で20ヘクタールほどで、付近の土壌に乏しい窒素・リン・カルシウム・亜鉛・マンガンといった栄養素を豊富に含んでいます。テラ・プレタはさまざまな有機物に加え、並外れて高濃度の炭を含有していることが特徴であり、土壌に含まれる炭や高レベルの微生物活動によって栄養素の流出が防がれているとのこと。
テラ・プレタは紀元前450年から紀元後950年の間にアマゾン川流域に作られたといわれており、この地域に住む先住民らの人口を支えてきたと考えられています。ところが、ヨーロッパ人が南アメリカ大陸に進出すると、先住民の人口が疫病などで大幅に減少して生活様式も変化したため、多くのテラ・プレタが放棄されてしまいました。
それでも、テラ・プレタは放棄されてから数百年にわたって豊かさを維持しており、未だにテラ・プレタの土壌を使った畑では、隣接した他の畑と比較して豊富な種類の作物を栽培・収穫できるとのこと。また、一般的な穀類の収量もかなり多いことに加え、強い日差しや雨にさらされてもなかなか土壌がやせないそうです。
放棄されたテラ・プレタがアマゾン川流域の植生にどのような影響を与えているのかを調べるため、マトグロッソ州立大学やエクセター大学の研究チームは、アマゾン東部のタパジョース川やシングー川の流域で土壌の豊かさや植物のサンプルを測定する研究を行いました。その結果、テラ・プレタの土壌が他の土壌と比べて有意に豊かであることが再確認されたほか、他の土壌とは違う植生が存在していることが判明したとのこと。
論文の筆頭著者であるEdmar Almeida de Oliveira氏は、「テラ・プレタは周囲の森と違う種類の植物が存在し、より大きく生長するエリアです」と指摘。単に生長する植物の種類が違うだけでなく、テラ・プレタでは食用になる植物が多い傾向もみられました。
近年ではテラ・プレタが再び地元や先住民の人々に耕作され始めているとのことですが、未だに熱帯雨林の中に埋もれて生物多様性に貢献しているテラ・プレタも少なくないとのこと。しかし、違法な森林破壊や山火事によって、1000年以上にわたって維持されてきた貴重なテラ・プレタが失われることも懸念されています。共著者であるBeatriz Marimon氏は、「テラ・プレタは種の豊かさを増加させ、地域の生物多様性を保全するために重要な考慮するべき事柄です」と述べました。
https://gigazine.net/news/20200703-ancient-farmer-add-amazon-biodiversity/
モホス文明?
投資された地域、海外案件はいずれペンペン草が生える。
北海道の買収された農地、山林の行く末はただの荒れ地になるのか。
現代の南米人
まるで別物だ
間違いなくあったよ
俺の爺様も秘伝のすき焼きのタレの配合レシピを知っていたが家族に伝えることなくタヒんでしまった
リベット打てる職人とか
もう日本に居なさそう
日本人と共通の祖先
つまり親戚か兄弟
黒ボク土は縄文人居住跡に多いって説だな
そういえばウチの周囲にもいくつか縄文人の集落が点在してたらしいんだけど黒ボク土だよ
火山灰と草木の腐植が条件らしいね
近縁の植物より数倍も大きな果実を実らせる変種があったりする
そこの部族が長年、自然に大きな果実の実を選んで行ったのだろうとの事
>テラ・プレタはさまざまな有機物に加え、並外れて高濃度の炭を含有していることが特徴であり、土壌に含まれる炭や高レベルの微生物活動によって栄養素
>の流出が防がれているとのこと。
焼き畑の炭がベースになって、そこでタヒ体や排泄物が堆肥化、ってことかな
土中の炭は微生物の住み処になるんだよね
この炭が微生物の住処や補肥力があって生物多様性に貢献しているのか
>炭は環境上に残って自然を破壊する
そこはややこしい所で
本来は土地が痩せてることで現在の植生が維持されてるような所では
これが肥沃になると元々あった植物が暮らしにくくなったりする
熱帯魚マニアだと熱帯のブラックウォーターとかを連想するかなあ
まあ熱帯だと酸性の大地ゆえに土壌酸もどんどん流れだす
ちゃうよ
熱帯雨林は土壌が痩せてるのは
有機酸が雨で流れてくから
土壌は赤いまんま
テラプレタが生産されてる場所は
けなり深い層まで黒土壌になってて
それが有機酸を保持して
周囲の土壌にも働きかけることができる
失われた古代技術とかロマンやな
農業やそれに関連する土壌改良、治水、天文、薬草利用なんかも相当なレベルだったろう。遺跡や碑文でごく一部伝わったもの以外は永遠に失われた。
え?人買いとハンティングで減らしただけだろ
都合の悪い事は美化したり触れなかったりするから仕方無い
偶々肥沃な土壌があったから集落ができたのか、集落があったから肥沃な土壌ができたのか状況証拠だけじゃ区別がついてないじゃん
洪水で浸水する地区と
丘の組み合わせで構成されてて
丘の方が土壌改良されてたはず
魚養殖して暮らしてたらしいけど
ゴミ捨て場の植物が妙にピンピンすることに気づいちゃったのかな
コーヒー殻やお茶っ葉も土に撒いておくと消臭や保水作用があり、炭やコーヒーの細かい穴が微生物の住処になって土が肥える。
みみずがこれを食べて土を耕すと団子状の団粒構造の土になって雨風で流されない水はけの良い土になるよ。
他と違う植物が生えているとか土壌だけの話ではなく人がやったとは思えないんだが。
乾燥した草原に適したタイプが多く
野焼きをするようになった縄文時代以降に変異したとされている
場所によってはいわゆるAm気候だったり熱帯雨林でも
年間の毎月の雨量差は相当激しかったり
そんな訳で水位が物凄く変わる
住宅が水没したら堪らんから高台に家を作る
あるいは根性出してw河川に半分沈んだ木複数本の上の方に小屋を据え付ける
河川沿いでは魚を飼い、高台では何とか野菜を植える
そのうちゴミ捨て場とか雑草置き場とかトイレとかの周りは
何か作物が育つな~って気付く
そういう所は作物や食べた植物の種子もよく落ちるからな
そしてゴミを肥料として使って行くようになる
ますます高台で地中の有機物が増える
河川沿いは、多分どんどん洗われて下手すると珪砂ばっかりになるかもな
アマゾンには珪砂質に適応した植物というのもある
そしてアマゾンの都市部近くでは排水などのために富栄養化して、
珪砂質の土地が富栄養化して固有種が絶滅の危機!なんて所がある
引用元: https://egg.5ch.net/test/read.cgi/scienceplus/1593739947/
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このときの土壌改良に従事した奴で生き残っとるのは俺くらいやろう なついわ