古代ローマの公用語だったラテン語を勉強しようと思うけど何から始めたらいいのか教えて!
なにから始めればいい
難しいとも聞くが……
20: 2012/01/10(火) 23:32:49.15 0
>>1
英語やフランス語ほどじゃないけれど、初心者向けのテキストはあるので
とりあえずそれを買って独学してみては。
いちばん簡単なのは、たぶん、白水社の「ラテン語のしくみ」というタイトルの本。
これを読破したら、次は、同じ白水社の「ニューエクスプレス ラテン語《CD付》」をやる。
東京圏に在住ならば、本格的に
アテネフランセで学ぶのも良いかも。
アテネフランセ公式サイト
http://www.athenee.jp/
自分の場合は、英語力アップのため。←ラテン語学習動機
語彙を増やそうとして、ネイティブ向けの語彙増強の本を読んでると、
必ずラテン語出てくる。
2行に一回ラテン語なのに、音がわからないからストレスで、発音だけも
知りたかった。
かじってみると、発音の規則は簡単で、すぐ覚えられた(3音節以上ある時の
アクセントの位置が、まだちょっとあやふやだけど)。日本語と同じく長音短音の
区別があり、高低アクセントだということにびっくりした。そして、
始めるとなにか面白くなって、英語ボキャビルの
目的から離れて深入り中。
いま第三変化名詞の格変化にさしかかったとこ。「フール、フーリス、フーリー…(泥棒が、泥棒の、泥棒に…)」って
風呂場や通勤電車で唱えてる。
使ってる参考書は、>>20があげてるやつと同じ。どっちもCDつきで比較的安い。「しくみ」通読→エクスプレスの順が
いい。20のアドバイスは的確だと思う
あと読んで面白かったのは、中公新書の「ラテン語の世界―ローマが残した無限の遺産」って
本。ちょうど語源に興味があったからだとも思うけど、読み物として面白かった。
どうせ話者もいないんだから、訛っていてもいいよ。
表記もごちゃ混ぜなんだから、長短・アクセントは無視していいよ。
まずミサ通常文を丸暗記することから始めよ!
宗教曲を歌ってる合唱団に入団すれば丸暗記出来る。
当面の目的(=何のためにラテン語を習得したいのか)をハッキリさせるといいよ。
まあこれは言語に限らないけど。
「言語習得」自体を目的にするには、余程ヒマか才能に恵まれない限りは挫折する。
日記かけるまでに五年かかった。
ラテン語の知識があると文法用語に対する理解が深まる
印欧語の基本モデルが理解できる
比較言語学が理解できる
言語分析に使われている用語とその限界がわかる
非印欧語を研究する際の注意すべきことが頭に入る
いい事がこんなにたくさん
我々は言語学をやっているのだから、どんな言語に好奇心を抱くのも自然な事だ。
両方やったらいいじゃないか。
そうだ、そうだ。
でも、なんか実利みたいな目的がないと
長続きしないのも事実である。
ラテン語から来た現代の言葉の語源をたどってみるだけでも面白いよ。
longitudo=長さ
latitudo=幅
magnitudo=大きさ
「地震の規模を表すマグニチュード」という回りくどい言い方があるけど、
学術用語集で調べたら「規模」または「規模指数」となっていた。
どう見てもこっちの方がわかりやすいような……。
十年かかって、今では日記をラテン語で書いてる。
てんで役にたたんぞ。
Hodie rursus coepto negotium egi,et solum bibi.
つまり役には立っている。
学会の発表で学名を古典式に発音しちゃったりして胡散臭い奴と思われないように(w
mono – uni,
di – bi
等のように。何処だっけか?
英語のページでよければ。サンスクリットの数接頭辞もあるのが泣かせる。
http://en.wikipedia.org/wiki/Number_prefix
おっちゃんの場合、
有田先生の基礎入門書→詳細なラテン文法やって、
泉井先生のラテン広文典がいいと言うけど。大きな図書館で借りて
一部コピーした。
あとうすい例文集を何とか自分で訳して行った。
今もあるかな、「やさしいラテン語読本」大学書林
例文覚えようとしたけど、ちと挫折した。
でも文法書から抜き出して、古典的だけどカード作った。
国際語学社の和羅辞典は必携。
あとカペラーヌス先生のラテン語教室。
ゲルマニアも買ったけど、数ページで挫折したえ。
この調子で印欧語制覇とは言わずもロマンス諸語は一通り理解できるようにはなりたい。
和羅辞典は必須かと言われると、うーん……。 和か羅ん?
「テルマエロマエ」はヘタリア人が監修してるらしいけど、
テルマエ・ローマエだろ?
あとあいさつで「サルベ」とか言ってる。
「サルウェー」だろう。
英語圏の連中はvをヴと発音しちまうなあ。
「パッション」つう映画でも
ウェーリタースをヴェーリタース言うてやがったし。
>>30
日本語圏の連中は子音で終わる音節や二重子音に勝手に母音を挿入しやがるなあ。
Lを勝手にRで発音しやがる。
>>30
短音を省いたり v をヴ(古くはブ)と転写するのは歴史学の慣習。
あのマンガは語学より史学寄りだから、あれでいいんだよ。
例えばオクタヴィアヌスをオクタウィアーヌス等々と表記してたら、
一般の人はローマ史の書籍を参照するのにひと苦労するだろう。
ほかのセンテンスもかなり教科書的なラテン語だった。
スレッドを立ててはならず、言語学板に立てろという人がいます。
間違っているでしょうか。
ラテン語は外国語だけど
エスペラントは人工言語であって外国語じゃないね。
どこの国の言語でもないから。
今は書いていないけど、元々板のトップのローカルルールに
アイヌ語、日本語方言、人工言語は板違いなので立てないでくれと書き込みがあった。
昔からのルールだからエスペラントスレは反発買うよな。
>>37
「国の言語」とは何を指している? 公用語?
たしかにラテン語はバチカンの公用語ではある。
しかしバチカンだけで使われているわけではない。
英語同様、日本国内においてだって使っている人がいる。
世界には特定の国の公用語になっていない言語もたくさんある。
エスペラントも特定の国の公用語ではないが、外国でも広く使われている。
人工言語というが、もはや人工言語ではない。すべての言語は人工的なものだ。
最初は個人が設計したが、もはや普及して自然言語になっている。
大西英文先生の『はじめてのラテン語』(講談社現代新書)かな。
お手頃価格で、エッセイを読む感じで読み進められるけど、
それなりにちゃんと要点をおさえた文法書になっている。
>>36 大西英文先生の『はじめてのラテン語』(講談社現代新書)が最適だ。
私みたいな度素人でもスラスラ読めた。
読み終わった途端に全部忘れたけどね。
「語学」と「言語学」は違うし、「外国語」とするとアイヌ語や人工言語を語学的として学びたい人の行き場がなくなる。
外国語じゃないから言語学板へと言われても、語学と言語学は違うんだから言語学板も困る。
いっそ言語学板と外国語板を統合して言語板とでもすればよかったんだ。(隔離用に方言板は必要w)
語学と言語学は違うものだけれど、言語学を知らない人にはいっしょ。
もう説明するのも飽き飽きだ。そうだろ?w
ましてやこの板を見ればわかるように、日本人の大多数は「言語=文字」だと思ってる。
言語そのものへの興味を刺激するには、外国語に触れさせるのが一番なんだけど、
その役割は外国語板に取られてるしね。その辺の問題は外国語板→語学板と解消しても同じだ。
ラテン語の語源に戻して直訳したようなのが多かったりする。
みたいな
http://page.mixi.jp/run_page_apps.pl?page_id=295289&module_id=1681274
かなりオススメ。
http://www.amazon.com/Getting-Started-Latin-Homeschoolers-Self-Taught/dp/0979505100/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1377524705&sr=8-1&keywords=latin
テルマエ・ローマーエ
「ルシウス」ではなくて、「ルキウス」ではない?
ceを「チェ」と発音してるし。
そっちが正しい発音なのかなあ。
ルキウスという名前のキャラが多いからあえてルシウスにしたと説明があったな。
ラテン語は古代ローマの言語(古典言語)と思っていたけど、キリスト教の言語であり、
中世ヨーロッパの共通言語でもあるんだね。
関係ないけど、
偽文書:コンスタンティヌスの寄進状は(中世的)ラテン語で書いてあるとのこと。
聞く機会が少ないから詳しくは知らん
お前ら文法の勉強ばかりしないでたまには音楽聞けよ
Lilium
http://www.youtube.com/watch?v=kua_iJ4bAmo
Os iusti meditabitur sapientiam,
Et lingua eius loquetur indicium.
Beatus vir qui suffert tentationem,
Quoniqm cum probatus fuerit accipiet coronam vitae.
Kyrie, ignis divine, eleison
O quam sancta, quam serena,
quam benigma , quam amoena
O castitatis lilium
正しき者の唇は、叡智を陳べ
其の舌は 正義を物語る
幸いなるかな 試練に耐え得る者よ
之を善しとせらるる時は 命の冠を受くべければなり
主よ 聖なる炎よ、憐れみ給え
おお、何と聖なる哉 何と静かなる哉
何と慈悲深き哉 何と情愛厚き哉
おお、清廉なる白百合よ
エルフェンリートじゃないかw
自信を持って堂々と発音、発声下さい。ラテン語の現存讃美歌には伝統的にドイツ
式とイタリア式があります。pacem(平和を)は正しくはパケムですが、イタリア式にパーチェムと
発音しています。メル•ギブソンの映画「パッション」はラテン語とアラム語を役者
に喋らせているが、イタリアで撮った為か、イタリア訛のラテン語が横行しておりました。
(特にコイネー)はキリスト教の言葉と言えます。新約聖書はこの古代ギリシャ
語で書かれているからです。福音書が4つありますが、一番最初に書かれた
と思われているマルコ伝など著者のギリシャ語の能力が劣るところが読み取れます。
マタイ伝、ルカ伝と比べてみて下さい。
古代ギリシア語は多神教の言葉でありそこから生まれた自由な哲学の英知の言葉
頭ごなしに有無をいわさず人間を縛り付ける傲慢な独善神の言葉ではないよ
コイネーはその諸方言の話し手を束ねて軍勢とし駆けまわったマケドニア王アレクサンドロスの言葉
ヒエロニムスたちが50人訳の古代ギリシャ語聖書をラテン語に翻訳
する時、旧約では出来る限りヘブライ語の資料を再検討し、よりよい
決定版VULGATAを出したからです。このウルガタが古文のひな形になり、
カトリック教会がこれを金科玉条として守って来ました。地方語に翻訳
すれば、宗教裁判でタヒ刑になります。ボエミヤのJan Husなどは火炙りの刑
になりました。マルチン ルターも○される処でしたが、運良く助かり、
ドイツ語(統一ドイツは明治以降ですが)の聖書翻訳に成功し、グーテンベルグ
に印刷させたのです。
初級ラテン語コースを採ればよい。夜間もあるので、昼間働いているなら
夜学で学ぶ事。語尾変化が大変だが、少し勉強すると、欧米語の理解に役に立つ。
『ギリシア・ローマ名言集』 (岩波文庫) 柳沼 重剛 (編集) 2003/1/16
……まずこの本を読んでみたらいかがでしょうか
カエサル
ケーザル
カイザー
シーザー
チェーザル
一人なのになんでこんなに名前が多いんだよ
ラテン語の教科書のおおよその流れ
1.「ラテン語とは~言語である」的な導入。
2.文字と発音を習う
3.A B estの形のコピュラ文が来て、動詞の活用と、名詞の性数格変化の宣告
4.コピュラ以外の動詞を使った対格名詞+動詞とか、前置詞句+動詞とかの2語文3語文。ここで名詞の格の種類について解説
5.名詞の第一変化と第二変化の二つをたたきこまれる
6.形容詞の修飾をうけた名詞が出てきて、形容詞と名詞の語形の一致の解説があって、ここで第一第二変化形容詞をたたきこまれる
ここまでが入門の中の入門。この時点でもう暗記がおっくうな人は鞭でしばかれる。
>>114
ひとまず、書いたり喋れたりはしなくていいから、古典や成句が読んで意味が分かるようになるにことを最重視するときの
学習方法ってないかいな?
日本の高校の国語の授業で論語とか唐詩とかの漢籍を読むときのような。感じで。
どっちみちこういう古典語の教科書の例文は
古典の引用やことわざなどの成句が多いから問題ない
そのあと
7.名詞の第三変化 第三変化形容詞 8.動詞の未来形
9.代名詞類 part1(人称代名詞、指示代名詞) 10.動詞の完了形
11.形容詞の比較級最上級 12.数詞
13.不定詞 14.代名詞類 part2(関係代名詞)
15.命令法 16.分詞
17.第四変化名詞、第五変化名詞
18.前置詞 19.接続法
20.受動態 21.副詞
22.語順 23.造語法
・・・などを順不同でこなしていく。これに並行して単語も覚えていく。
日本語とラテン語に語彙は共通性はないのでまったく見知らぬものばかりですわ。
で一冊分頭に入ったらスタートラインに立てる。
別の文法書をとってもよし、注釈つきの本を読んでもよし、そこで満足して別の言語を勉強してもよし。
fortuna favet fortibus
こういうのをひたすら理解する
どんなふうにすればいい?
近代語の知識があればそういう実務的・学術的なラテン語は難しくないはず
特に自然科学系は近代語をなぞったような語順かつ用語法だという
基礎知識があればひたすら辞書引きまくりでなんとかなるだろう
初学者が一から独学で学べるようにめちゃくちゃ丁寧に記述されてる反面600ページくらいあって折れそうになる笑
ラテン語原著は本棚の肥やしだけど、タヒぬまでは読むという目標がある。
ラテン語入門書買ったけど全然進んでないな。
引用元: http://lavender.5ch.net/test/read.cgi/gengo/1324454643/
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