ヨーロッパとは?その定義は?本質を考察してみたい
ユーラシア大陸の西に突き出した大半島、及び周辺の島嶼をさす地域名。東は黒海、南は地中海、西は大西洋、北は北極海に面する。
地学上はアラビアやインドのような独立したプレートですらないが、伝統的に便宜上「大陸」と呼ばれる。
単に大陸と呼ぶ場合は、ブリテン諸島などの島嶼部を含まないこともある。
語源はフェニキア語で「日の没する方、暗闇、西」を意味するエレブで、おそらくアラビアやリビアと同語源。
ギリシア神話ではニュクス(夜)の夫をエレボス(暗闇)という。もとはエーゲ海を挟んで東岸をアス(東)、西岸をエレブと呼んだもの。
アスはアジアの語源となり、もとはアナトリア半島西部(小アジア)をさす。前15世紀のヒッタイトの史料では、既にアナトリア西部をアスワと呼んでいる。
18世紀以後はロシア帝国によりウラル山脈、ウラル川、カ○ピ海、カフカース山脈がアジアとの境とされるが、
古代よりドン川、ケルチ海峡、黒海、ボスポラス海峡、マルマラ海、ダーダネルス海峡がアジアとの境であった。
ヘロドトスはペルシア帝国に対抗するため、スキティアを含むカフカース以北は全部ヨーロッパだとしたが、あまり定着しなかった。
なおジョチ・ウルスは左翼と右翼を分けるのにウラル(ヤイク)川を用いていた。
ローマ帝国からなのか?
ローマがキリスト教を受け入れてからなのか?
ゲルマン人やスラブ人がキリスト教に改宗してからなのか?
丁度ヨーロッパとアジア、アフリカとの境界に
近くなったので、欧州は中東と文化的に断絶した独自性を発展させていった
逆に中東と欧州の宗教の歴史の流れによっては
欧州と中東の差異は小さくなっていただろうな
そうなると白人と言う言葉の意味自体が
皮膚の色だけの話になるだろうな
完全な中東系というより地中海文明の系譜という気がする
アッバース朝からメソポタミア文明やペルシア帝国の系譜に自らを位置付けるようになったっぽいけど
シチリアやアンダルスはイスラームの支配を受けている
「キリスト教カトリックをベースとしたヨーロッパ世界」とやらを言いたいなら
それはただの「西ヨーロッパ世界」、EUまで続くフランク王国の遺産というだけだ
強いて言うならフランク世界だな(イングランドとかも入ってしまうが)
東ローマ系の正教会のところもヨーロッパ
「ヨーロッパ」を「アジア」と対立する概念的世界として明確に言いだしたのは古代ギリシア人で
ペルシアという大帝国に飲み込まれないよう諸国や諸民族に団結を呼びかけたもの
ヨーロッパは自由民による民主政、アジアは自由なき専制というイメージはこの時代に喧伝された
これがマケドニア、ローマにも持ち込まれ、近世・近代ヨーロッパで「再発見」された
ユダヤ教・キリスト教ではゾロアスター教から取り入れた善悪二元論が昂じてヨハネ黙示録などを産んだが
ローマは当然悪とされ、東方からメシアが現れるといった思想も見られた(エデンの園も東にある)
だがキリスト教がローマに公認され国教化すると、非キリスト教国は異教を奉じる悪で敵だとみなされた
さらにイスラムが出現すると、これぞ反キリストの国だと喧伝され、フランク人にもそう吹聴されて十字軍が起きたりした
とはいえ中世にも東方への憧れは強く、アジアの彼方にプレスター・ジョンの国があるとの伝説も生まれた
近代西欧列強の植民地もすべてヨーロッパに入る
ヨーロッパ文明の影響を受けていない場所など存在しない
ギリシア神話によれば、ヨーロッパ(エウロパ)の語源はフェニキアの王女エウロペから
彼女は牡牛の姿をしたゼウスに拐かされ、クレタ島に連れて来られたからというのだが
これだとクレタ島だけがヨーロッパになってしまうので、途中で走り回った地だとする
エウロペの兄弟たちは父からエウロペを探せと命じられて西方へ向かったが
キリクスはアナトリア南岸のキリキア、タソスはトラキアの南のタソス島に辿り着いて国を開いた
カドモスはトラキアに渡ったのち牝牛に導かれて南下し、ボイオティアに来てテーバイを建国したという
とすると、エウロペを載せた牛はフェニキアからキリキア、トラキア、ギリシアを通ってクレタ島へ渡ったのだろうか
ザクセン戦争でドイツがヨーロッパになるところからはじまる
モンゴルやオスマンの侵略さえなければ、東ヨーロッパも西ヨーロッパに劣らぬ発展を遂げ、
東ヨーロッパ諸国の師である東ローマの存在感ももっとあったはず
バルカン部分はブルガールや首狩り族のアルバニア人がうろつく未開の地として恐れられていただろうに
ニカイア・コンスタンティノポリス信条は新興宗教以外は全ての宗派が認めているはず。
カルケドン派のこと?
だとすればジョージアがヨーロッパでアルメニアがアジアになる。割と実感に近いかも。
宗教的にキリスト教非カルケドン派に限定するとユダヤ人やムスリム(中世アンダルスやシチリア、アルバニア人、トルコ人など)や仏教徒(カルムイク人)は除かれるし
地理的にアナトリア半島より西だとするとキプロスやウクライナやロシアはどうなるのって話だし
なんとなくのまとまりでしかない
そういえばローマとパルティア、ササン朝、セルジュークとかで取り合いになってるイメージあるな
南北アメリカやフィリピンや韓国はヨーロッパか?
少なくとも北アメリカは拡大ヨーロッパ世界では?
エウロパじゃない?
europaエウロパはその元ネタになった女性の名前
地名はエウロパイeuropaeその後エウロペeurope
狭い範囲に多数の民族ならニューギニアとか雲南やろ
ヨーロッパは大したことない
ヨーロッパ全体で民族数50程度や
語族数で言えば印欧・ウラル・バスクだけのたった3(またはテュルクを入れて4)なんだよなあ
セム語系統のマルタ語や
カルトヴェリ語族系統のカルトゥリ語(ジョージア語)ほか諸語や
モンゴル語系統のカルムイク語も
地理的または文化的に欧州諸語といえるな
(チベット仏教圏言語のカルムイク語は文化的には東中央アジアの性格が強いが)
EUに加盟すればヨーロッパと見なされるようになる。
グルジアはアジアだろ
セム系ならユダヤ人がいたか
でも言語はイディッシュとかでヘブライ語は使ってなかったな
ギリシャから見て東がアジアだぞ
>>63
で、そこらへんに文化的あるいは言語的あるいは宗教的あるいは人種的に大きい境界あるんか?
そうは思えんけど
そのへんから西も東もコーカソイド、印欧語族、アブラハム教で大した境界無いやん
大陸を大きく二分するなら、ヒマラヤ、天山、タクラマカン砂漠あたりやろ
そのへんがモンゴロイドとコーカソイドの境界になってるし
つまり玉門関から西を「西域」として分けるほうがずっと合理的な分け方や
というかギリシャの東半分(現トルコ領沿岸部)がアジア。
先進地域の時代もあるし
後進地域の時代もある
他の地域と変わらん
ヨーロッパといえば、ずっと南欧(イタリア・スペイン)が先進国で、アルプス以北(ドイツ・フランス・イギリス)は野蛮な後進国だったことが知られているが、そんなアルプス以北でも、ライン川の流域だけは別格
北イタリアの平野から、ライン川の流域にかけての地域は「ブルーバナナ」と呼ばれる欧州最良の地
「ヨーロッパとは何か?」というような、答えにくい質問に対しては、逆に「何がヨーロッパではないのか?」から考えるのが常道
その点で、EU加盟を長年にわたって希望しているが、まったく実現する気配もない「トルコ」、これは「ヨーロッパではない」と認定してよい
イベリア半島の大部分がイスラムのままで、
言語はラテン系だけど
イスラム教を信じアラビア文字を使いアラブ人みたいな格好してたら
明らかにヨーロッパではないな
沿岸部はヨーロッパと言ってもいいのでは?
ヨーロッパかどうかが微妙な国々
ロシア、トルコ、モロッコ、イスラエル、アルメニア、グリーンランド、キプロス、アルバニア、ギリシャ、ウクライナ
イギリス忘れてるぞ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナやアルバニアやコソヴォを欧州に含め得るならば、トルコも含め得るのでは
>>87
もしそうであるならばジブラルタルはどうなるだろう
上のレスでセウタが上がってたけど、メリリャもあるな
それにカナリアとかマデイラとかアゾレスとかどうなるのか
口語アラビア語圏かつキリスト教圏のマルタはEU加盟国
さてそうなるとレバノンは如何に
それからグリーンランドは欧州か北米か
正教圏は明らかにヨーロッパだろ
ただしアルメニアは非カルケドン派だから違うけど
少なくともドイツ人はロシアのことをモンゴル帝国と思うてる
彼ら自身は欧州人と考えていそうだが
ローマとパルティア、
東ローマとササン朝、
東ローマとセルジューク朝で取り合ってるから
何度もヨーロッパと中東を行き来してるってことか
ローマとパルティア、
東ローマとササン朝、
東ローマとセルジューク朝で取り合ってるから
何度もヨーロッパと中東を行き来してるってことか
>>104
アルメニアは、両隣のアゼルバイジャン・トルコとは鋭く対立している。
とくにトルコとは、「われわれは百年前にトルコに大虐○された被害者」という主張を世界的に展開している。
それでいて、かつての支配者のロシアに対しては親露的。
いろんな面で、韓国と似た立ち位置にある。
バルト海沿岸のサンクトペテルブルクあたりは、誰が見てもヨーロッパそのものだな
モスクワは微妙
ユーラシア大陸=ヨーロッパ+アジア
アジア=ユーラシア大陸-ヨーロッパ
よって、「どこからどこまでがヨーロッパか」が確定すれば、自動的にアジアも確定する
>>96
「大陸」が余計だった
「ユーラシア」に訂正
世界は「旧世界」と「新大陸」に分かれてるわけで、旧世界はアジア・アフリカ・ヨーロッパの3つから成り立っている
このうち、アフリカはアフリカ大陸とその近辺の島を指すと考えられるから比較的容易に区分でき、残った部分がユーラシアになる。つまり、
ユーラシア=世界-新大陸-アフリカ
アジア=ユーラシア-ヨーロッパ
カフカ○山脈付近をどう捉えるか
サカルトヴェロ(ジョージア)やハヤスタン(アルメニア)は文化的にはキリスト教圏だし
ちなみにサッカーでは
欧州サッカー連盟加盟協会には
スペイン(カナリア諸島、バレアレス諸島含む)、ポルトガル(マデイラ諸島、アゾレス諸島含む)、ロシア(ウラル山脈以東全域含む)、
カザフスタン、アゼルバイジャン、ジョージア、アルメニア、トルコ、イスラエル、ボスニア=ヘルツェゴヴィナ、アルバニア、コソヴォ、キプロス、マルタが含まれる
(イスラエル、カザフスタンはかつてアジアサッカー連盟加盟時期あり)
アジアサッカー連盟加盟協会には
シリア、レバノン、ヨルダン、パレスティナ、イラン、タジキスタン、ウズベキスタン、トルクメニスタン、キルギスが含まれる
アフリカサッカー連盟加盟協会には
エジプト、リビア、チュニジア、アルジェリア、モロッコ、カーボヴェルデ、サントメ=プリンシペ、赤道ギニアが含まれる
難敵ぞろいの欧州に入れられるのは災難
これでだいたいカバー出来る
アルメニアは非カルケドン派だからヨーロッパにも中東にも属さない地域、
グルジアはカルケドン派だからヨーロッパってことになるのか
「世界で一番、商売がうまい民族」として、世界1位にランクされるのがアルメニア人
ちなみに、2位はユダヤ人
古代では、フェニキア人とアラム人が商業民族
アラム語は世界共通語になった
引用元: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1538788594/
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