【おとぎ話】シンドバッドやガリバーといった架空の人物から世界史を紐解く
ヘラクレスのように神話に登場する人物から、シンドバッドのように民族の
集合意識が固まって生まれてきて伝承されたと言われる人物、はては
シャーロック・ホームズのように作者による創作であることがよく知られているにも
関わらず、多くの人に知られ、半ば歴史的存在となった人物などについて語るスレです。
これらの人物が、どういった形で、どれほど広範囲の人々に支持されたか、人々に
どういった影響を与えたか、生まれてくるに当たってどういう社会的背景があったのか、
なぜ熱狂的に支持されたのか、モデルとなった人物などについて話せればいいかと思います。
また、歴史上実在していたか怪しい人物、坂本竜馬のように実在していたことは
はっきりはしていても、小説等で英雄に祭り上げられ、実像との乖離が著しい人物、
シェイクスピアのように、誰かのペンネームに過ぎないという説がある人物なども対象とします。
11: 2012/12/18(火) 01:19:36.51 0
まず日本の神話からやれわかったな
バ○にされるの覚悟で言うけど要はFateでいう英霊について語るスレにしたいんでしょ?
ほぼ伝説と化した歴史上の人物からモデルはいるだろうが創作だろうものについてまで語るにはあの作品の英霊って概念は便利だ
>>27
アーサー王も実在、非実在説あるな
イギリス史だと他にブーディカ女王とかゴダイヴァ夫人とか
ピーピングトムとかw
>>85
釈迦はアショーカ王時代の仏舎利(遺骨)だとされるものが
発掘されてはいる。
日本史では猿飛佐助も実在、非実在説ある。
意外なところでは石川五右衛門。
当時の宣教師の記録にも出てくる実在の人物。
>>87
>意外なところでは石川五右衛門。
>当時の宣教師の記録にも出てくる実在の人物。
そんなに非実在のイメージ強いかな。
アビラ・ヒロンの『日本王国記』で、都を中心に荒し回る盗賊の集団が
油で煮○された旨が描かれている。
アビラ・ヒロン本人は、石川五右衛門という名前を残していないが、
当時の京都の修道院の院長で、処刑を見物していたペドロ・モレホンが
注釈を書いていて、彼がIxicavagoyemonという名前がある。
彼が忍者だったという説の根拠はよく分からないが。
聖徳太子以上の大物と言えば、浦島は既に出たけど3太郎じゃないだろうか。
金太郎は、坂田の金時のことだね。
桃太郎実在説ってあるんだろうか?
桃太郎は、確か出雲征伐に行ったなんとかいう人がモデルではあるね。
犬なんとか言う家臣がいた。
>>89
本文に手が加えられたという説もありますが、『続日本紀』に記載がありますからね。
これと比較的時代が近い『日本霊異記』に出て来るのが派生元ですよ。
>>91
日本で芝居で知られていた人物が、外国人の記録に出て来ると近代に確認されたのが
意外と言えば意外でしょう。
>金太郎は、坂田の金時のことだね。
金時ならぬ、「下毛野公時」がモデルではないかと考えられています。
12世紀半ばに成立した『今昔物語集』に、源頼光の郎等として平貞道、平季
武、□公時がいたとされています。
編纂者は公時の姓が分からなかったようですが、時代的に見て同時代史料に
登場する下毛野公時でしょう。
彼らが「四天王」扱いされるようになるのは、鎌倉時代のこと。
>>99
元々、武士は平安中期以降貴族の家職が固定化されていく中で、「兵の道」
を専業とした家の人間、つまり軍事貴族から派生したものです。
家職とする面とは別に在地領主としての面もありましたが、いずれにせよ
「山奥で裸同然で暮らしていた身元不明」では、武士とは呼べません。
『続日本紀』に記載があるということは、特に他に理由がなければ、
歴史学者の立場からすれば、存在自体は信用していいといったところ
なんでしょうね。
>>108
鋭いお考え。
>>110
『続日本紀』文武天皇3年(699)5月丁丑条
役君小角流于伊豆嶋。初小角住於葛木山、以呪術称。外従五位下韓国連広
足師焉。後害其能、讒以妖惑。故配遠処。世相伝云、小角能役使鬼神、汲
水採薪。若不用命、即以呪縛之。
底本は江戸初期の写本です(蓬左文庫本巻第一)。
>>115
お疲れ様です。
>>117
写楽は実は〇〇だとか諸説ありますが、阿波侯に仕えた能役者、斎藤十郎兵衛
ということでいいでしょう。
そもそも江戸期の史料にそう書かれている上に、近年になって寺院の過去帳か
らも実在が確認されましたから。
「聖徳太子」は、触れるのは止めておきます。
あれは仏教界のみならず、日本史学界でも感情が絡む。
実在といいますか、偽物説で言えば意外そうなのが『古事記』。
『日本書紀』や『続日本紀』に記載がなく、その後も引用はほとんど無し。
最古の写本が南北朝期のものです。
現代では有力ではありませんし、それを言っていたら、『竹取物語』や『日
本書紀』の一部の巻も中世以降の写本しかないのですが。
>>118で山野さんが書いたように古事記自体がアヤシイなら
完全に空想上の人物なのかなも
そっちはともかく太安万侶については墓が見つかってて
こっちもおもしろそうではある
122 名前:世界@名無史さん 投稿日:2012/10/23(火) 21:03:01.25 0
辞典が作られ架空の三大人物
シャーロック・ホームズ
フロド・バギンズ
ホレイショ・ホーンブロワー
フロド・バギンズとか、ホレイショ・ホーンブロワーなんて、
世界的には無名だし
ファンタジーかどうかっていうのは、ほとんど関係ないと思うよ。
ポイントは、どれぐらい広範囲に、長い期間影響を与え続け、
結果的に「歴史」を作ったか、だと思う。
玄奘との共通点はインドに取経に行ったことだけ。
実在のモデルがいて、そのモデルの名前を小説中でそのままつかった
というところだな。
南方熊楠が、「さまよえるユダヤ人」の起源を賓頭盧ではないかと論じていましたね。
皮肉なことに、今や日本でも前者の方が有名でしょうから後者のみ説明すると。
釈迦存生時、弟子の中に神通力で知られた賓頭盧という者がいた。
ある時、長者が見事な托鉢用の鉢を作ると、地上に立てた象牙の先にひっかけて
『これを神通力でとれた行者に差し上げよう』と言ったことがあった。
賓頭盧は釈迦の力を見せるためにも獲ろうと、神通第一で知られた目健連に勧め
たが、見せびらかすものではないという釈迦の教えを守った目健連は固辞。
それならばと賓頭盧が獲ってみせたが、これがため釈迦に罰を受けることとなる。
そうして、釈迦が入滅した後も娑婆をさまよい続け、弥勒が仏となる日まで衆生
を救済し続ける役目を背負わされたのであった。
ついでに、大岡裁きの「子供の母親の判定」はソロモン王の裁きとしても有名ですが、
あれもユーラシア一帯に見られる話で、インドで成立した仏典にもあります。
その様子を示したとされるガンダーラ彫刻が最古の例らしい。
人物自体が創作ではありませんが、逸話の創作として「足りない銀貨」とい
うものがあります。
ある時、正直な商人が銀貨の入った袋を拾って役人に届けた。
やがて持ち主が名乗り出たが、欲深い人物で「元入っていた分が足りないの
で弁償せよ」と拾い主を責める。
そこで賢明な裁判官は「足りないのならば持ち主不明の別の袋であろう」と
言い、拾い主に銀貨と袋を与え、落し主に本物の袋を探せと言う。
ヴラド串刺し公の逸話として出て来るものですが、鎌倉時代の説話集『沙石
集』にも近年の宋での話としてそっくりなものが紹介されています。
バスティーユ攻撃を指揮したオスカル様
数年前、インド映画の「秘剣ウルミ」ってのを見たけど、
主人公が調度、坂本竜馬と西郷隆盛を合わせたような
キャラクターで、バスコ・ダ・ガマを始めとするポルトガルの
悪辣な侵略から国を守る、という英雄譚だった。
(もちろん架空の人物)
国威発揚の時期には、どうしてもこういう象徴のヒーローが
必要なんだろうな。
存在するけどたいした奴でないんだよね
いつしか民間伝説になってヒーローにまつりあげられるんだよ
源義経の御伴をした弁慶だってほぼでっちあげだからね
ヴェローナには「ジュリエットのバルコニー」がある。
このバルコニーにロミオが登って行ったのか…
って、架空の人物なんだけど。
しかも恋愛成就を願う観光スポットになっているとかいうけど、
「ロミオとジュリエット」は二人ともタヒんで終わるじゃん。
それにあやかってどーするの。
>>30
ロミオとジュリエットは年齢設定が14才と13才だから
世界に最も影響を与えた中二病患者といえる
プレスター・ジョン
アジアにあるとされたキリスト教国の王
かの国を探すためにマルコ・ポーロや大航海時代に与えた影響は大きい
勿論架空の人だけど、京都や横浜を始め数箇所に墓や神社、地蔵やお寺と中々の人気。
それは別にあやかるって気持ちではなく、稀代の体験をした昔の人を神格化して、
同じ漁師のよしみで漁の安全をお願いしたり色々有る訳だ。
イタリアの有名カップルも別にあやかるって意味ではなかろうね。
>>32
そもそも『日本書紀』に出て来る、そこでは実在扱いの人物ですからね。
鎌倉時代初期の歴史書『愚管抄』では、「水江の浦島のことはこの時代である」
と、周知の出来事として書かれているぐらい諸書に記載があります。
西暦471年というから、本来は古墳時代の装束で想像すべきでしょう。
『万葉集』にも浦島の記述がありますが、「竹取の翁」も出て来ます。
『竹取物語』は、7世紀末頃が舞台と江戸時代には考証されていますし、登場
する貴族も(少なくとも原話からいたとされる三人は)実在しました。
時代考証に忠実にすると、こちらは藤原京の時代の風俗になる。
共に不老不タヒ、神仙思想関連ですが、ついでに八百比丘尼も室町時代に実在し
た人物です。彼女と知り合いであったとされた東方朔も実在しましたが。
>>33
巴や弁慶は、いたかもしれないしいなかったかもしれないというぐらいですね。
一応弁慶は『吾妻鏡』には登場しているのですが、普通の僧侶だったのかもしれません。
そもそも『吾妻鏡』自体が軍記物も参考史料にしているので鵜呑みに出来ませんが。
坂額御前の例もあるから尚の事実際が気になるんですよね。
多分に盛った所もあると思いますが。
源平盛衰記の巴御前は坂額御前と被る所がありますが、やはり何かしら坂額御前からインスピレーションを受けて脚色を加えたのでしょうかね。
いたとしても「御老公様」や「遊び人の金公」より原型留めてない
「殿下乗合」の黒幕が清盛でなかったという記述があるなど、『源平盛衰記』
の著者は比較的文献を参照し、考証しているようなので、影響された可能性
もあるかもしれません。
タイム・イン・チャイナの主人公としてしか知られていないけど、
黄飛鴻も坂本竜馬的な人物だろうね。
世を忍ぶ仮の姿で船大工道具で悪を斬るみたいな
と思ったらドイツ人がオペラにしてた。「ロシア皇帝と船大工」
ピョートル「余の顔を見忘れたか」ババーンッ!
「う、上様!」
オランダと言えば、
そういやフィクションがそのまま本当の話として
信じられて観光名所になった例があった。
小学校で聞いたことある人も多いかもしれないが、
堤防を守ったオランダの少年
アメリカ人女性が書いたオランダを舞台にした話、
『ハンス・ブリンカー』の中で、教科書を読むシーンが
あり、そこで紹介された感動的な話。
http://blogs.yahoo.co.jp/brusselhaiitokoro/6148057.html
自分も小2ぐらいで学校の先生から実話として聞いた
記憶がある。
日本のアニメ、『母をたずねて三千里』で有名な少年マルコ。
イタリアから母の住むアルゼンチンまで旅をする課程で当時の移民の
風俗やら、生活の様子が描かれているところがリアルっぽい。
が、原作のイタリアの小説は極めて短く、連作短編小説の中の一篇に
すぎない。アニメ製作者が大幅に物語を膨らませた。旅人形一座の
ペッピーノ一座という主要なキャラクターもいるが、原作には登場しない。
主題歌の歌詞の一部に「アンデスに続くこの道を」とあるが、旅程から
考えてアンデス山脈方向を向いていたらアルゼンチンにはたどりつかない
のではないかと思う。
>連作短編小説の中の一篇に
違うよ。
クオレの中の挿話。
ハイジの成功以来、あのテレビアニメシリーズは現地取材を
ちゃんとやるのが伝統だから、リアルに描かれているんだよ。
つーか母を訪ねては、このスレとは趣旨が違うと思う。
でも、あの当時の世相を描いているわけだから(イタリア人の南米出稼ぎとか)、
一応歴史的背景もあると思う。
本屋さんは勿論なんだけど、あらゆるところに子供の頃見た覚えの有るアニメの一休さんがいるんだよね。
あの連中が、髑髏持って歩いている一休さん見たら何気にショックだと思う。
髑髏の話はアニメになってたよ。
大衆から石をバラバラ投げ付けられながら歩んでいくという凄まじいラストだった。
あのアニメは有名なエピソードは一応全て押さえている。
問題はさ、タイでバンコクでそれを放映したかだよな、放映したのかなぁ。
あくまで憶測に過ぎないが、小乗仏教が盛んなタイでは髑髏以外の厳しいエピソード(結構多い)も放映されているかと。
むしろ実在の一休宗純の破戒僧ぶりを知った時のがショックじゃないかな。
アニメの終わりには、いつも「おもしろかった?」と聞いてたが、
あの回では「どうだった?」というセリフだった。
それを含めて悲惨な修行のエピソードが続いた時期は見ると鬱になったw
かなり実在の人が実像を合致した人ではあるよね
マルコはタヒんでも無理だろう、如何にも話だけさ
サンタクロースだろう
日本でもサンタクロースに応募して採用された人まだやっているのかな
期間雇用だよね、太っている必要あるし、ひげも必要で
誰でもできる仕事でもないから。よっぽどもの好きの人がやるんだろうね
フィンランドまでの交通費だって自分持ちだろうねえ
ミュンヒハウゼン男爵とかは、架空の人物に入るのかな。
本当のミュンヒハウゼンは、イヴァン6世の父親に仕えていたというのは
この間初めて知った。
公営質屋に客として赴いたらしい。
応対した店員が至極横柄に金を貸すのを断ったのをいたくご立腹になり、
その場で店長の更迭と質草の値踏み下限の撤廃を御命じになったそうだ。
三国志演義とか殷周演技とか色色メジャーな作品をつなげて
ファンタジーな裏中国史とか作れないかな
青土社の中国の神話とか初期に限ってそんな感じだが
まずは三皇五帝の伝説から始まって、その他諸々の神話
人間界が舞台だと一番設定が古いのは「封神演義」か
秦漢時代にはなんかあったっけ?
あとはちょっと時代が飛んで三国志演義(モデル:正史三国志)
西遊記(同:大唐西域記)水滸伝(同:北宋の歴史書と盗賊団宋江三十六人の記録)
有名どころしか知らないけど、マイナーな物も引っ張り出せば結構繋がるのかな
小説を書いたり、モーツァルトがオペラを手がけたり(ドン・ジョヴァンニ)
して広く知られるようになった人物。
ブックオフの外国語書籍コーナーに中国の本で
演義全集とかいうのが全部ではないけど置いてあって、隋唐演義とか商周演義とか三国演義とか
その他、邦訳されてないのはタイトル覚えられてないけど色々あった。
○○演義みたいなのは相当数出てるんじゃ?
比較的善政で市民には抜群の人気だったのに、クリスチャンを迫害したためにめちゃくちゃ言われているネロとかね。
ネロの場合は、クリスチャンを迫害したって言うか、泥棒や強盗、山賊を処刑したら実はみんなクリスチャンだったみたいなw
それでも、タヒ後何百年もたって強制的に改宗させられたアーサー王よりは何ぼかましかな。
>>69
迫害が史実かどうかはさておき
ヘロデ大王は、ギリギリでイエスと生存年が被るし
処刑したヘロデ・アンティパス王ならば、イエスより
十数歳上なだけ、少なくとも時代的な矛盾は無いよ
内容に誇張はあっても、普通に歴史上の人物と考えて
良いんじゃないかな
まあ宗教絡みは、その誇張部分がハンパじゃないけど
>>76
あれ?っと思って調べなおしたけど、それは無い。
ヘロデ王はB.C.4年没、イエスは実はA.D.4年生まれらしいから被ってないよ。
>>79
こういうの面白いよな、東洋だと秦の始皇帝の蓬莱みたいなものかな。
これだって誰かかが言い出す訳なんだけど、その言い出した奴も信じていたりするw
イエスの生年については相変わらず諸説あるけれど
一般的にはB.C.4年が一番知られた説じゃないのかな
三番手以下だったA.D.4年説が最近支持を増やしたの?
庶民の鬱憤晴らしにしているじゃないか。
ネロはお友達を劇場に監禁して、カラオケをむりやり聞かせたお茶目な皇帝。
やたらに体を鍛えていたおかげで、大火事の時に瓦礫の下敷きなった市民とかを助けて、
「ありがとうございます、お名前を」「市民の幸福を願う者です」とか言って立ち去ったりする。
当時はパンとサーカスも巧く行っていたし、市民には人気有ったよネロ。
比較的公平な批評家からは、政策面では他の名君と言われる皇帝に比べてもさほど大きな瑕疵は無いと言われている。
問題は、政権を失う原因となった元老院との対立と耶祖に対する対応、そして寝床に出てくる大家みたいな振る舞いだな。
耶祖さんは当時はビンボウ人や怪しげな連中に流行っているマジ怪しげな宗教だったしね。
ジャイアンだけど、元祖暴れん坊将軍でもある訳か
ネロ帝、なかなか格好イイじゃないか
プレスター・ジョンはスレにピッタリのキャラだな
しかも太古の人物ではなく、中世にリアルタイムで
存在していると信じられた点がまた良い
エチオピア王国誌読むと面白いよな。
大真面目に、今日はプレスター・ジョンと謁見して、
彼はこう話した、みたいなことが書いてあるし。
最初読んだとき、なんだこの本はと思った。
被ってないってのは、それ以外の根拠によるものなの?
あと老子非実在論もあったはず。
孔子は残念ながら非実在論はないみたいだが。
日本では非実在説がある大物と言ったら聖徳太子かな(神武天皇はむしろ実在説もあるって感じだろう)。
聖徳太子に比べたら格段に知名度は落ちるが、
役小角って実在確定なの?
>>85
>日本では非実在説がある大物と言ったら聖徳太子かな
非実在というか、日本のシェイクスピア、写楽がまだ出てない。
97さん、もそっと教えてください、吉備路に桃太郎伝説はあるんですけれど
出雲のお話しはしらなくって、おとぎ話は興味があります
>>98
いや、自分もよく知らないんですわ。w
桃太郎のモデルには「犬」が名前につく腹心がいたこと、出雲に征伐に行ったこと、
これがずーっと昔テレビで見たようなことのある知識のレベル。
出雲=鬼
持ちかえった宝=山陰で盛んだった製鉄技術
これはガチらしい。
ここからはおとぎ話が何を暗示しているか、なんだが。鬼門って言葉は知ってる通り北東、つまり丑寅の方角。
それに対抗する方角として考えられたのが反対方向の未申、といいたいところだが、
この方角もまた「裏鬼門」といって縁起が良くない。
そこで一個ずらした申酉の方角を、鬼門に対抗する方角と定めたそうです。
そこから猿と鳥(キジ)が桃太郎の護衛についた。実在の人物と合わせ犬、猿、キジが揃ったということ。
きび団子はおそらく出雲に行く途中に立ち寄る吉備の国でしょうな。
詳しいことは調べたうえで後日。
平安朝の武士って、武士とは言いながらも天皇家の血筋だったりして、まぁ貴族だよね。
その中で、山奥で裸同然で暮らしていた身元不明の侍って、これぞ武士だよねやっぱり。
吉備津彦でしょう。私は信用しておりませんが。
日本で知られた数多の昔話の中で、史料上に登場するのが江戸期と最も遅い。
内容も信仰から離れて戯画的なところがあり、近世の産だと思います。
岡山とも特別縁が深いわけではなく、岡山=桃太郎という宣伝は、吉備津彦
伝説を元祖と看做したことに拠るようです。
地方ごとにおともが違ったり、征伐した先が山であったり、姫と結婚したり
とバリエーションが豊富で、ここが本家とは言い難い。
今有名なのは、江戸で赤本が出て、曲亭馬琴が読んだものです。
桃を老夫婦が食べて生まれたりしていますが。
>桃太郎のモデルには「犬」が名前につく腹心がいたこと
犬飼健ですね。岡山出身の犬養毅の先祖という話も読みましたが、記録が後
代のものですし、そもそも姓と苗字は別物ですし、どこまで信用出来るか。
吉備津彦と犬飼健の話は、古代の記録ではなく吉備津社の縁起にあるそうで
すが、どこまで信頼出来るのか、何時頃の成立なのかは存じません。
>ここからはおとぎ話が何を暗示しているか、なんだが。鬼門って言葉は知ってる通り北東、つまり丑寅の方角。
吉野裕子先生の御本に出て参りますよ。
あの先生は何でも五行説で、それが正しいという証明自体がないのですが。
確かに、犬・猿・雉の三者が何故選ばれたのかはよく分かっておりません。
しかし、方角説にも決め手はないのです。
宗教的に特別視された五畜(犬・猿・鶏・牛・馬)から野良のいない牛馬
鶏を除き、鶏を野で会える雉に置き換えたのかもしれません。
これも憶測ですが。
>きび団子はおそらく出雲に行く途中に立ち寄る吉備の国でしょうな。
桃太郎とほぼ同時代に史料に登場するようになる「猿蟹合戦」にも登場する
ことがあり(有名なのは柿ですが)、元々交換して何か(助力含む)を得る
というのが肝の話だったのではないか、とは柳田國男の説。
何も桃太郎の鬼退治に限って黍団子が使われたわけではなく、親しまれた食
品であったようです。
グリム童話を分析したユング的アプローチでなんとか解明できんものかw
>>105
グリム童話で思い出したが
イソップ童話のミダス王だな
なんでこんなに一人の人物に詰め込んだんだろう?
24 : ななしのよっしん :2012/08/10(金) 04:55:27 ID: zLft9DBjzv
フィリピンに似たような話があるらしい。
ネグロス島の王国にアニナ(Anina)というお姫様がいた。
島の最高峰の Kanlaon山には7つの頭を持った巨大な龍が棲んでいる。
5年ごとに、額に傷のない乙女を龍の生贄としなければならない。
王様は娘の顔に傷をつける事ができなかったために彼女を生贄にしなければならなくなる。
姫が生贄に差し出されようとした時、Khan Laon という名のインドの王子が訪れる。
Laon は蟻と蜂と鷹に龍と戦うように命じる。
鷹はLaonを山の上に運び、蟻は龍の舌を、蜂は目を攻撃する。
Laon はもだえる龍の首をひとつひとつ剣で切り落として○す。
Laon と姫は結婚。ネグロス島のKanlaon山は、この若者の名前にちなんで名付けられたのである。
もともとヤマタノオロチの似た例で挙げられてたけど、桃太郎とも似てないか?
犬猿雉じゃなくて、蟻蜂鷹だけど
系統的類似性じゃなくて、単に似た発想が違う地域で発生しただけな気がする。
「動物を従えて怪物を退治する英雄」なんてわりと思いつきそうだし。
むしろあまり見つからないとしたら、そっちの方がなぜか説明を要する気がしないでもない。
さすがに遺伝子や言語の系統樹とその手の物語の分布図が一致するとかいったら、系統的なものの可能性は上がるが。
あと明治教科書の桃太郎では、動物役割分担してるけど
、江戸時代の桃太郎の絵入り本とか読むと、「雉が飛んで鍵を開け鬼を突っつき、犬は噛み付き…」的な動物の特性を生かした活躍をするのではなくて
犬猿雉も甲冑に刀を持って人間のように戦い、門も桃太郎が怪力で破壊してたりする。
江戸絵本の桃太郎とそのフィリピンの物語はほとんど似ていない
>>108>>109
いや、グリム童話の「コルベスさん」や 朝鮮民話の「虎と婆さま」他、 猿蟹類話の肝は動物たちが民家にトラップ仕掛けて待ち構える点だと思う
とりあえず、 炉 ( 囲炉裏 ・ 暖炉 ・オンドル)で卵や栗を爆発させて熱灰を浴びせるのは共通w
興味深くはあるけど
ラーマヤーナの場合敵は10の頭を持つランカ島(スリランカ)の王様ラーヴァナで、
妃のシータをさらわれたラーマ王が、猿の王ハヌマーンを引き連れてラーヴァナと戦争の結果勝利する。
落語「桃太郎」によれば
猿=知恵、犬=仁義、雉=勇気
をそれぞれシンボライズした動物だと言っていたな。
武蔵坊弁慶にも非実在説があったな
常陸坊海尊は非実在がほぼ確定のようだけど
ま、弁慶が出ない義経物語はまるで様にならないがw
あ、大河で弁慶の出ないのが一度あったか
>常陸坊海尊
宮城県に常陸舘という城跡があって、城主は「常陸坊海存」だという伝説がある、
と某掲示板で見た気がする。
ウマル・ハイヤームとアサシン教団創始者ハサニ・サッバーフとセルジューク朝宰相ニザーム・アル・ムルクが、
青年時代に学友同士で、将来の栄達と相互扶助を誓い合った仲だった・・・とか。
>>122
平将門と藤原純友が共に天下を獲ろうと語り合ったという伝承もその類ですね。
タイミングが合わない、西国での海賊行為と南関東政権の樹立で行動が異なると、
実際にやっていたとは思えませんが。
将門は元々朝廷に反抗する気はなかったようですし。
孔子と老子が談じたとか(事実かもしれませんが)、老子が釈迦を教化したとい
うのもそうか。
実在の人物だけど、昨日の元禄繚乱をみていて、討ち入り後、将軍綱吉が大石内蔵助に会ったという展開に座椅子がひっくり返ったw
>>122
厩戸皇子をベースに、蘇我馬子を始めとする曽我氏の業績を乗せます
朝廷の改革と外交の成果を集めて、民間伝承を随時追加しましょう
混ぜ合わせながらスケールアップ、キャラ作りをして体裁を整えます
聖徳太子の出来上がり
最近よく聞く説だけど、
蘇我氏の業績ってどうやって証明したの?
>>123
大雑把に言うと
まず1920年代から抗日パルチザンに金日成という名将軍がいるという伝説があった。
その後今の金日成(本名は金成柱だけど金一星→金日成と呼称が変わりました) が登場しました。
この金日成の名前を聞いた時、北朝鮮の民衆は抗日パルチザンの英雄金日成を思い浮かべて金日成を出迎えました。
しかし民衆の前に現れたのは歴戦の老将軍金日成ではなく、30代の若造金日成でした。
そこで民衆は「誰だこの若造」と疑った。彼が演説で話す朝鮮語がどうもたどたどしいのもこれに一役買ってしまったそうな。というお話。
盗賊の宋江と将軍の宋江
を読みましたが、結局購入しなかったので詳細は失念。
ハンニバルとスキピオの話、道三と信長の話なみに出来過ぎていますが、本
当にあったのでしょうか(否定するのも難しいか)。
藤原不比等が道慈に命じ、推古紀の中で自分の娘の首皇子(後の聖武天皇)
と同じ皇太子を理想化し、その地位を固めさせたという説でしょう。
当時政権を担っていたのが蘇我氏である以上、本来はそちらの功績という
ことになる(大雑把に言えば)。
道慈が執筆者であるというのは、井上薫先生が半世紀ほど前に説かれた説
で、道慈が翻訳した『金光明最勝王経』の文章が使用されていることを根
拠にしたものであり、長らく支持されて来ました。
道慈執筆者説を支持された上で、虚構説を大きく打ち出された大山誠一先
生や、亡くなられた谷沢永一先生で、道慈の関与について積極的に主張さ
れているのは吉田一彦先生ですが、推古紀の漢文の稚拙さや戒律への見方
から、道慈の関与を否定する向きもあります。
大山先生の場合、この人物はこの思想とはっきり分けすぎな気が。
当時の思想・文章は、儒仏老荘ひっくるめて教養で、特にこの傾向と言っ
て分けられないと思います。
なお、道慈は『金光明最勝王経』が国分寺に安置されたことに象徴される
ように、この時代の政治・思想を辿る上で無視出来ない人物です。
しかし、初期の教学書を書いた智光といい、知名度は低いですね。
行基や玄昉に比べて、学校での扱いが悪過ぎますよ。
この時代になってようやく自前の教学書が書かれるようになったことから、
三経義疏は時代的に早すぎるという人もいます。
ということはその説は、厩戸皇子が摂政であったということを否定する説の一環なんですか?
基本的に法令は最高責任者の業績になりますよね?
子」が初めてですからね。
皇太子制度も、当時はまだなかったのではないかと。
の水準からすると高すぎるということです。
製紙・製墨法がようやく伝わったとされる時代ですし、『ビッグコミック』で
連載中の漫画に出て来たような、円形の陶硯の出土ももう少し後の時代になっ
てから増えて来るものです(あの漫画はトンデモですが)。
三経義疏って仏教理論の引き写し程度、なにか革新的なものがあるわけじゃないんでしょ?
要するにWIKIPEDIAでそこそこの良記事を書く程度の力量。
だとしたら、中国の仏教書をたくさん読めさえしたら、それくらいの理解は出来るんじゃ?
ニューギニアの奥地とかにすんでる子供でも、
宣教師なりなんなりが持ち込んできた本とかをたくさん読めたら、
世界的知性!までは行かないまでも、先進国の勉強好きな学部生くらいになることは普通にありえるんじゃ?
それと、そちらでお調べにならずに「?」ばかり出されても、こちらもしんどいのですが。
すみませんが、図書館で間に合うことはそちらでお確かめ下さい。
大山説に対する種々の反論も含めて、普通に手にとれる本で読めますので。
架空の聖徳太子じゃない?
中世ヨーロッパでも、古代のアーサー王とか聖人とかを夢想してるじゃん
「ワシなホンマはそんなスーパーマンじゃないねん。でも凡人でも極楽往生出来んねんで」
と厩戸さんが説教
アニメの走れメロスを見た人は
歴史であった話だと思ってる人が多いみたいだ、
とにかくやたらいろんな小説やドラマや映画に使われたから、ロビンフッド並みに立場がやたらいろいろ変わるけど。
ちなみに昭和40年代生まれの俺は、彼らは甲賀忍者で、伊賀忍者は悪い奴らだと単純に信じ込んでいた。
あの頃は、そういうイメージでアニメやドラマ作るのが流行だったんだろう。
50年代生まれだが、ハットリくんのせいで伊賀が正義で甲賀が悪だと思ってた
桃太郎は「架空の歴史上の人物」ではないにしても、水戸黄門以下の知名度じゃね?>真田十勇士
甲賀は覆面もせず私服でワンオフのヒーロー
伊賀は黒ずくめでユニフォーム、集団的
というイメージがある、
そういっった面も印象に関わっていそうだ、
司馬遼太郎の風神の門なんかだと逆のイメージになってるな。
まあ史料が少ないから作者ごとに割と好き勝手にやれる分野なんだろうな。
某大型書店で漫画売り場うろついていたら、新人君が先輩店員に、伊賀の影丸を指して、
こんな場所取るのに売れないしとか言っていて、先輩はこれは古典だから置かない訳にはいかないって。
伊賀衆は伊賀越えの功績があったのに対し、甲賀衆は伏見城が石田三成に攻
められた際に寝返って冷遇されたと言いますからね。
『三河後風土記』を見ると三河時代から甲賀衆が松平氏に仕えたことになっ
ていますが、成立は17世紀の後半です。
江戸城の門の警備は伊賀・甲賀・根来・二十五騎(騎乗資格のある与力が二
十五人いたことに由来)の四組=百人組が司っていましたが、大奥警備は伊
賀の領分でしたね(御広敷伊賀者)。
島原の乱の際、甲賀衆が地元で松平伊豆守を待ちうけ、十名が同道を許され
て兵糧を盗み出すなどの手柄を立てたという割に、伊賀衆の話がなかったの
は両者の差によるものか。
服部氏(当主はおそらく普通の武士)も、四代目で失脚して、配下はバラバ
ラに配属されていますが。
>>171
とは言え、一応アルセーヌ・ルパンの孫なんだから、フランス系の人間なんだろうよ。
ところで、アルセーヌ・ルパンシリーズって、やたら日本では流行ったけど、
本国フランス以外の国では、どの程度の人気なんだろうか?
日本では、時にシャーロック・ホームズ以上に人気があったりするが、
世界的にはずっとマイナーな気がする。
>>179
ルパンに比べるとファントマは忘れ去られてしまったな。
一応第二次大戦後も映画作られたりしたのに。
ルパンが日本で(特に子供に)人気があったのは、南洋一郎の翻訳のせいのような感じがする。
ただ、大人になって原作に忠実な翻訳を何種類か読むと、あれってかなり改作されているんだよね。
原作を一部取り込んだだけの、ほとんど創作なのも混じっていたし。
改作というより、「翻案」に近いかもしれない。
「村岡花子・訳」「戸田奈○子・字幕」みたいな感じで。
アルセーヌ・ルパン人気の一因は、義賊というのがあるかと思う。
イギリスにも、ロビンフッドという義賊はいるから人気が出ても
良さそうだが、フランス人はヒーローになりえないんだろうな。
アメリカ人も、フランス文化にコンプレックスは多々持っていても、
フランス人をヒーローにするのは受け入れにくいだろうし。
創作が史実を越えたとはあんま言われないな
>>190
『三国志演義』と『三国志(正史)』は面白さの点からいうとどっちだろう?
ちなみに吉川英治と陳舜臣で読みましたが。
史料とそれを元にした物語、前者の方が面白かったら奇跡だわな
議論の余地があると言うだけ、陳寿はすごいんだよ
中国人なら国際的知名度のあるフー・マンチューとかw
玄奘三蔵だともう実在だし、西門慶とかどうよ。
日本は弁慶が一番準実在度高いような気がする。
小野小町とか、歌まで残ってるしどかな
専門家ですら、実在を信じてるヤツがいるくらいだ
アーサーという名がある時期を境に増えるからというのが理由らしいが、
物語から名前を採ることはあるだろう
手児奈という美少女がいた
たくさんの男に求愛されて自○してしまったというベタな話だ
平安時代から京でも知られていた話なので実話があったのかも?
飛んできたというと、信貴山の飛倉
日本で言うなら、一休さんみたいな、トンチ話の伝承がいくつもある人物
彦一さんとか吉四六さんとか
回答者はこう答えた
「サンタクロースを実際に見た人はいませんが、世の中には目に見えなくても存在するものがあります。
愛や思いやりや真心があるのと同じように、サンタクロースはいるのです」
コペンハーゲンまで出かけて、数々の難関を突破した公式サンタの立場は・・・
何でもタイの史書を調べてみても、それらしい人物が見当たらないらしい
というか、「山田長政」クラスの日本人(武士、戦士など)は大勢、東南アジア各地にいた。
自分で調べたと言わず、また聞きなのがサポがサポらしい所以だよな
東南アジアは日本人に支配されてたようなものだな
幕府の外交顧問である金地院崇伝の日記に、「山田仁左衛門長政」の名が出てくるそうだから
その名の人物が実在したといえばした
おそらく、シャムの日本人街の顔役で、対日外交の仲介を依頼された、程度の人物だろう
世間で言われているような、「シャムで将軍に出世して大活躍した日本人山田長政」のイメージは
明治以後に作られたもので、その意味では「架空の人物」といえる
外交文書に出てくるとは大臣格。
相当の大物だったが、政争で敗れて消されたから事績がわからなくなったが、
相当な存在なのは事実だろう。
中村主水之助玉五郎
南町奉行所同心
そいつは年代も肩書も色々有りすぎるw
上様「「やむを得ん。どこまでも腐りきった奴め。成敗いたす。」
しかし自らは峰打ちで手を汚さず、最後はお庭番に斬り○させるんですね
静御前
義経の正室すら本名不明なのに、なんで静御前の名前は残ってるんだ。
そんなに存在感が強かった女性だったのか?
白拍子である彼女は政略的価値は薄いような気がするんだが。
ついでに、なんで墓が全国あちこちにあるのも謎だ。
静御前も伝説が独り歩きした人物なのだろうか。
人目をひく美人だったのかもね
ま、正室つっても子供も作れぬようだと、それでいて側室が作ってるようだと
そういうの珍しくもないんじゃねえの
>>266
義経の正室である河越重頼の娘は女子を産んでるよ。
頼朝の例があるように、この時代は母親の身分が物を言うはず。
ただ、額田王のような出自不明な女性もいるし、
静御前もそんなような印象に残る女性だったのだろうかと色々妄想してしまう。
>>268
> >>266
> 義経の正室である河越重頼の娘は女子を産んでるよ。
ちょっと何が言いたいのか分からないんだけど、女子を生んだからその程度って感しかないんだが
男子を産んで世継ぎになっていれば扱いも全然違ったとすれば(まあ平氏は滅んだから
所詮はありえないが)自分の言うとおりなんだと思うが
>>266は河越重頼の娘は子供を生んでないと言っているのかと思ったんだよ。
勘違いさせてスマソ。
旧約聖書に出てくるメディア人ダリウス(62歳)
新バビロニアを滅ぼした人物として旧約聖書に書かれているが、
旧約聖書『ダニエル記』以外では言及もされないし、そもそも楔形文字史料にすら出て来ない。
バビロンを征服し、王ナボニドスと王子ベルシャザルを捕えたのは、言うまでもなくペルシア人の大王キュロス2世だ。
ああいう爺(いや御ジイ様)が身近にいたらドラえもんの様に頼ってしまうだろうな
もっとも悪事を働いたらすぐに嗅ぎ付けられて斬られそうだが
ネストリウス派キリスト教徒の蒙古人
嘘から出た真ってことはないのかな
>>288
ホメロスかww
このスレにこそ相応しい
>>288
ローマの祖アイネイアス位までいくと
このスレ的にはどうなんだろう?
ヘラクレスが有りなら何処までも逝けてしまいそうだけどww
松之草村小八兵衛って人物
忍者で、元盗賊の頭で、捕えられたが許されて隠密として光圀に仕えたといわれていて
(まあその伝説自体もあやしいものだが)、その経歴が弥七に似ていることから、墓の
あるあたりの住民たちが(観光・地域おこしのために)弥七のモデルはこの人だと
主張しているそうだ
ただし、ドラマの弥七はあくまで創作上の人物で、モデルは彼だと番組関係者などが
公式に認めているわけではない
江戸時代に忍者&盗賊って・・・
実在してたとしたら風魔党の残党か何かか?
東北での田村麻呂伝説みたいなものだな
孔明は四川省の指導者
田村麻呂は東北地方の侵略者
ちょっと違う気はする
蜀漢も四川の侵略者だろ
王名表での在位期間が微妙だが、いちおう実在の人物とみなされている
ちなみに父親のルガルバンダは在位1200年間なので、やや現実味が増しているといえよう
メソポタミア統一を果たした
アッカド王のサルゴン大王も捨て難い
その理屈だと曽祖父から親まで三代で180万年だけど自身は在位70年程度な神武天皇も実在したことになるよなあ
もっと傍証無いの?
周倉とか関索とか。
ギリシア神話やら拝火教やらごった煮過ぎてワロタ
これってどっちかからどっちかへの一方通行と言うより、長い年月のうちに名前や性格が双方の民族の間で何度もやり取りされて
今に至るのかな
青髭、壁抜け男、ラッダイト将軍、フォレスト・ガンプ、ルーク・スカイウォーカー
シェイクスピア(別人説)
猿飛佐助、森の石松、河内山宗俊、お岩
役小角(聖徳太子パターン)
観光名所になっている二重の虚構な所が面白いな。
まあ一応阿波の能役者説で今のところ落ち着いてるのか
でも仮にそうでも、作風の変化は一人だけによるものではないって事の表れかな
○した相手の金品を奪う事も平気でする人間なんで、
あまり子供向けのお話の主人公に使うのはどうかと思うんだが。
バネ足ジャック
19世紀のロンドンに現われたと噂される怪人
https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/a6/Jack6.jpg
・・・なにこのマーベルコミックのキャラクターみたいなの
これは見かけてたがバットマン風のもあったんだな。
スゴイジャンプする人が出て驚かすってなんだそりゃ思ったもんだ
そう考えるとPixar以外のアメリカ映画って、古いアイデアの焼き直しばっかりだな
ディズニー本体ですら、穴雪もありものの話の改変だし
マイケル・クライトンがタヒんでから、新たな映画のアイデアをくれる人がいなくなったか
トム・クランシーも亡くなったし
でもSFやホラーやサスペンスや軍事ものの作家はまだいるはずなんだけどな
高橋大輔さん(スケートじゃないよ)がセルカークの住居跡を発掘したんだったな。
ロビンソン・クルーソーのモデルがセルカークという話は
最近否定的な意見が多い。
http://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/16/093000369/
そういう名前の人物はいたことは確かだけど本人について、
直接として記録されてるものは何もないに等しいのに、
誰よりも著名化してる中身は架空とかわりない人物。
弁慶、石川五右衛門、宮本武蔵。
実在し、不滅の影響与えたことは確かながら、本人の人となりについて、
殆ど記録がない人物。
シェイクスピア。
膨大に語られ実在したことは確かだろうが裏は取れてない殆ど架空の人物。
キリスト。ホメロス。釈迦。
語られていることの一部に嘘や創作が混じっている架空が混じってる人物。
歴史上の殆どの人物。
創作上の人物なのはわかってるのに、時代と結びきすぎて切り離せない、
殆ど実在化した人物。
シャーロック・ホームズ。
まるっきり架空なのか、モデルはいたのか、モデルは複数なのか、
でも世間一般では実在化している人物。
アーサー王、ウィリアム・テル、森の石松。
モデルはいて、そこから物語が作られ、その物語に合わせて、
歴史の方も捏造されたらしい水滸伝の宋江。
織田信長も「ぼくがかんがえた さいきょうののぶなが」ばかりが先行して、もはや架空の人物になりつつあるw
業績も歴史上の記録も本人の書いた記録もばっちりながら、
架空の物語のほうが遥かに世間に認知されて消しようがない人間。
玄奘三蔵。
父や叔父、本人自身も冒険家だったのだろうがそれ以上に話盛りすぎ、
作りすぎでどっから本当でどっから架空かさっぱりわからない人物。
マルコ・ポーロ。
世話になった恩師を元にしながら、
架空のとんでもない議論、果てしない哲学体系をでっちあげた、
プラトン。
だが徳川光圀については本当に諸国漫遊してたと思ってる人のほうが多いくらいだ。
記録に残っている。
それを盗賊団の頭として、いろんな男たちのエピソード、
それ自体は盗賊とは関係ない男たちの説話伝説物語が寄せ集まって、
それを百八星にして、水滸伝の物語ができた。
宋江が中身がないお飾りで地味なのに何故か主人公なのはそのため。
で宋江という将軍も記録に残っていて、それを大学者の宮崎市定が読んで、
水滸伝の宋江は二人のモデルを合わせたんだって、
二人の宋江という論文を書いたが、
漢文学者の高島俊男の考証によると、物語に合わせて、
後から将軍の方は歴史書の中にまぎれて加筆された、嘘らしい。
写本だからそうなる。
細かくみないと後世のものか元々あった記録か、判別できない。
仕事だから漫遊ではないが、助さんのモデルは実際に諸国を巡っていた
大日本史の資料集めだな
ギョーザが好きだったようだ
なかなかの歌舞伎者だったんだなwwwww
西洋にもあることなのかな。
反体制の方ならロビン・フッドとかいろいろありそうだが。
>>403
マーチャーシュ1世はそういう伝説がある。
ヨーゼフ2世もそういう逸話があると聞いたことがある。
リチャード1世は、ウォルター・スコットの完全な創作なのかな。
ミセス・ワタナベ
世界の流れを左右するほどの力を持っているらしい、、、
トレードマークは着物っぽい
日本では『ジャックと豆の木』で知られるジャック君、
オリジナルバージョン『巨人○しのジャック(Jack the Giant Killer)』は
アーサー王伝説や北欧神話とも繋がっており、その根は広くて深い。
千夜一夜物語の登場人物に日本人は居ないの?
一説に日本を指すといわれるワク・ワク島が出てくる話がある。
その島の住人は女性ばかりなのであった。
シンドバッドはインド人
中国の企業なのに中国人のアラジンではなくペルシア人のアリババからってのが面白い
インドのアグラから名前を取ったとか。
けっこう適当な改作だよな。
ワクワクは東端にあるから倭国説
古代エジプトのパピルスにも『難破船員の物語』という話があって
異郷に流れ着き、モンスターに遭遇し、お宝を持って帰る、
というシンドバッド的ストーリーがすでにみられる。
逆に世界の果てなもので交易が盛んじゃなかった?
インド洋では交易船は東西へ行き来するが日本は西としか行き来できない
南蛮貿易を知らんのか?
https://indianvagabond.com/2015/08/21/marco-polo-in-golconda/
活躍する映画が今年イギリスで公開されるらしい。
ルパンとかホームズはどんどん眷属が増えるよ。
引用元: https://lavender.5ch.net/test/read.cgi/whis/1355751940/
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