【発明】写真フィルム大手コダックの早すぎたデジカメ発明・・・47年前に先行開発したのになぜ経営破綻してしまったのか
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写真フィルムで圧倒的なシェアを誇ったアメリカの企業イーストマン・コダックがデジタルカメラの普及に押され経営破綻してから10年が経過した。しかし、1975年に世界初のデジカメを開発したのもコダックだった。発明したのは当時入社間もない若手技術者だったスティーブ・サッソンさん(71)。このほどインタビューに応じ「前代未聞の試みだった。社内からの反発は想像以上だった」と当時を振り返った。(共同通信=隈本友祐)
▽「テレビに映った写真を見たい人いない」
サッソンさんは73年にコダックに入社。すぐに上司から画像を電気信号に変換する電荷結合素子(CCD)の研究を提案された。未知の分野だったが、1年ほどでCCDを使った画像のデジタル記録に成功し、世界初の「デジタルカメラ」が誕生した。
フロッピーディスクも普及していない時代で、記録媒体として使ったのはカセットテープだ。トースターほどの大きさの箱にレンズや記録媒体など全ての装置を入れて持ち運べるようにし「電子スチルカメラ」と名付けた。74年12月に同僚のスナップ写真を撮影し、テレビに頭と肩が映った瞬間を覚えているという。
当時、サッソンさんの独創的な取り組みは社内で「誰も注目していなかった」という。上司に進捗状況を説明するのは2週間に1回だけ。「説明しても『いいね』と言われるだけだった」と笑う。予算もなく、試作品の材料のほぼすべてを社内の備品で賄った。
ただ、試作機の社内プレゼンが始まると、予期していなかった厳しい反応が寄せられた。「技術者はどうやってこれを開発したのか知りたがったが、マーケティング担当者はなぜデジタル写真が必要なのかばかり聞いてきた」という。「テレビに映った写真を見たい人などいないと多くの人が思っていた」と当時の雰囲気を説明した。
▽「経営陣は未来をためらった」
https://nordot.app/907463413771534336
三洋かどっかが足引っ張って止め刺したんだよな
確か山陽がコダックとの合弁の有機ELをブッチしてたっけな
×山陽
○三洋
強い分野があると、新しい有望なものを作り出しても重要視されないパターンだな
社内的には強い分野をやってる部署は発言力があるし、強い分野を脅かすものを育てるジレンマもあるし
世界最初の市販された量産型デジカメが1990年発売、フジフィルムのFUJIX DS-Xと言うやつになる
はあ
75年に開発して結局市販されなかったのか
そりゃ負けるわな
カシオのQなんとかってのは後発だったのか
当時、女子高生の間でプリクラが流行していて、自分でどこででもプリクラが撮れる!ってなマーケティングをしていたのを思い出すわ。
プリクラだってコダックは先んじて開発しようとしてたんだよねぁ
カノプに油揚げ拐われたね
「これを量産されたらうちを含めて日本のメーカーは終わりだ…」
と戦慄させたのになぜかコダックは撤退していった
スマホカメラに駆逐されるまでの物だったけど。
スマホ用のイメージセンサーはソニーがシェア1位だから
フィルムと絡まない発明や当時のカメラ仕様から逸脱するものは冷遇されたんだろうな。
特許訴訟や対策ばっかりして新製品出さないんだもの
逆も多くね?
結婚できても妻子に興味が持てず
ますますカメラに没頭して離婚される
結婚しなければもっといい機材を買えたのに、と仲間に愚痴るまでがセット
判断ミスしない会社だったな意外と
コダックが破綻した時、アメリカでは「なぜ富士フイルムは生き残りコダックは失敗したか」という分析が盛んになされた。
どこの国もやることは同じ
そしてそんな分析に意味はない
結局は生き残った会社が正しかった、としか言えないからなぁ
コダックはフィルム市場で74%もの圧倒的シェアを占めてたからな
万年二番手と言われシェア11%程度に甘んじてた富士フィルムと違い、簡単に圧倒的優位性を捨ててビジネス一から作り直す気には中々なれなかっただろうね
でも、デジタルは今やっとどうにか銀塩フィルムのクオリティの下端に近づいたくらいだぞ?
簡単に言えば撮影したものの使い方が変わったわけ
今はネットに上げるだけの品質保てば良いだけになったからな
もう映画は全部デジタルですよ
フィルムは有志が保存会を作って細々と撮ってる段階、スピルバーグもフィルム好きなんだってなデジタルならフィルムシミュレーションも自由自在で、◯◯っぽく撮れるし
撮影しながらモニターで映像確認できるので職人芸みたいなカメラマンのピント送りとかズーム技術も不要
安上がりで編集も楽で納期も早い
そもそも既にシアターにフィルム映写機が無いw
全部ハードディスクで納品してる
スチルも、とっくにB全ポスターも余裕
それでも足りなければ大判カメラ用のデジタルバックは億画素単位だ
8×10密着オリジナルプリントなら作品的な価値はあるかも知れないけど
デジタルもNFTで一点物扱いされる環境が普及しつつあるし
既に作品の売買実績もあるよ
世の中は変化の曲がり角を曲がりきって疾走中なのだ、先は見えないけどなw
時々アップデートしないと訳が分からなく成るよ
コダックは映画業界に貢献してるからなコダックのフィルム技術のおかげで世界中で自主映画や低予算映画が登場した
だから当時は革命だったわけだな。映画が誰でも撮れる時代になった
だから最近のiPhoneとか誰でも気軽に高性能のカメラを手に出来るという歴史が繰り返されてる
スピルバーグはコダックのおかげでデビュー作を撮れた
カメラ屋が嫌がったのかもな
まぁ今はもうそうなってるけど
まぁ時代のちょっと先を行くくらいがいいみたいだからな
この時サッソンは入社わずか2年、若干24才でした。サッソンはこのカメラをマーケティング部門、テクニカル部門、ビジネス部門の役員グループなど多くのコダック幹部に見せました。
その際、経営幹部に
「デジタルカメラがフィルムカメラと市場で競争できるか?」
と尋ねられたサッソンは、ムーアの法則を引用し、
「現時点では画質が悪いものの、技術の進歩に連れて15~20年後には市場で競合する可能性がある」
と語り、同時に電話回線を使って画像を送る事が可能になるという事についても説明しました。
しかしこの時、幹部たちの世界初のデジタルカメラに対する反応は非常に冷ややかなものでした。
特に反応が悪かったのがマーケティング部門とビジネス部門でした。
それは、当時コダックはアメリカの写真業界で高いシェアを誇り、
フィルムと印画紙による売上げがコダックに十分な利益をもたらす優れたビジネスモデルで、
既にコダックは十分な成功を収めていた事が原因でした。
経営幹部たちから冷淡にあしらわれたサッソンですが、その後も同僚のロバート・ヒルズと共にデジタルカメラや画像圧縮技術、メモリーカードの開発を続け
1989年には現代のデジタル一眼レフとほとんど同じように見えるレベルにまでデジタルカメラの技術を向上させたカメラを登場させました。
このコダック ECAM1989は120万画素のイメージセンサーと画像圧縮技術、さらにメモリーカードまで採用していました。
しかしイーストマン・コダックのマーケティング部門は当時映画事業で利益を上げていたために、
既にこれほど高い完成度を誇っていたデジタル一眼レフにさえ興味を示しませんでした。
その後、日本のカメラメーカーがデジタルカメラを急速に進化させ、市場の主流がデジタルカメラへと変化していくにつれ
イーストマン・コダックもようやくデジタルカメラに注力するようになりますが、時すでに遅く、
2012年にイーストマン・コダックはフィルムカメラの衰退と共に倒産することになります。
75年だと記憶母体とテレビの接続がRF端子だから
需要はないな89年はメモリーカードがあっても120万画素を表示する
モニターも一般的では無いから業務用かと思うけど
あの当時のネット環境では報道機関も使うかは難しい
のではないかな
結局、どんなに優れた技術も環境が許さないと普及
しないと判断してもおかしくはないと思う
89年だとINS64がすでにあったから低解像度だとそう難しくなかったと思うぞ。
85年筑波科学博のでんでん館(電電公社、
博覧会開催中NTTに)で、
INS 64はすごい未来の技術!と展示してたな。
茨城片田舎の高校生にとっては???だったが。
使うコンテンツがなかなかなかったからな。
通信カラオケで一息ついて、WEBで爆発したからなINS64は。
しかし、ADSLですたれて、光ファイバーになりという流れね。
WEB上の動画配信で変ってきたのだが。
技術的、商業的にこなれてきたときに一気に普及するからそれまではただのアイディアや試作品に止まるのよね
VRとかも前世紀からあるけどまだまだ普及しないのも
ブレイクスルーがないからでもあるだろうな
折り畳みスマホや3DTVもそのうち大ヒット商品になる時代が来るんだな
やっぱり写メよな、あれはエポックだと思う
気軽に撮れますからね
スナップの基本なんだもの
2024年にはスマホカメラがデジタル一眼レフの画質を上回るって話も出てるからな
栄枯盛衰だな
いや単純にイメージセンサーの画素数もある
一眼レフデジカメ向けイメージセンサーはもはや数が出ないから大規模投資できない=進歩が進まない
一方スマホ向けイメージセンサーは大量に売れるから大規模投資しまくりで技術進歩も日進月歩で進んでるので
両方のイメージセンサーのビジネスを手掛けてるソニーが言うから信憑性は高いだろうスマートフォンの画質は2024年には一眼カメラを超える(ソニーG) 2022年5月28日
https://digicame-info.com/2022/05/2024.html
フィルムとどういうつながりかわからんけど
フィルムはゼラチンを含むナマモノだから
高温は厳禁
いやそれはわかってるけど現場には常温で持っていく
結露するからね
だから新品のクーラーボックスが無駄に何個もあるのよ
コダックがなにかも誰も知らない時代が来るとはね
フロッピーで記録したところで使い道がない。
画質も写るんですに遠く及ばない。
PCで加工出来るようになって画質がフィルム同等以上になって化けた。
00年代でも「デジカメなんて使うやつはプロじゃない」って言ってたカメラマンいるよ
今は逆にデジカメじゃないなら、チェキみたいなインスタントか、
銀塩みたいな趣味のものしかないプロでデジカメ使えないとイラストレーターとかでポスターにできない
ワープロも最初はトラック一台分は機器が必要だったぞ
最初の製品開発なんざそんなもんだ
今ではデジカメもワープロもスマホのなかだが
冨田勲が昔NHKのお昼番組に出た時に
ノートPC持ってきて
「昔はタンス積み重ねた大きさの機械でなきゃ作れなかった音が
今はコレだけで作れるんですよ」と言っていたのを思い出した
今はソレも手のひらのスマホの中で可能だしなあ
まあ、小さ過ぎて、操作性の面でiPadくらいの
大きさが無いとやりにくいけど
現実が創作物を追い越す時代になったんだよな
実際にこのくらい小さくは出来るけど「見づらい」という根本的な理由のせいで
逆にスマホは大画面化しているというのがなんともw
>ボイジャー探査機のカメラはデジカメなんですか。
https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1215518772
> ボイジャー各機が搭載するコンピューターのメモリーは、全部で69.63KBしかない。
>インターネットの標準的なjpegファイルをひとつ保存するのに必要な容量と同じくらいだ。
> ボイジャーの科学観測データは、いまどきのハイエンドなノートパソコンに搭載されているソリッドステートドライヴではなく、
>昔懐かしい8トラックのデジタル・テープレコーダーを使って符号化されている。
>データを地球に送信したら、そのつど古いデータに上書きしないと、新しい観測データを記録できない。
https://wired.jp/2013/10/02/vintage-voyager-probes/
ボイジャー スゲー でまだ動くの?
なにで稼いでいるのか不明
今はコピー機の会社ってイメージ
コピー機というのは未だに日本メーカーの強さが存分に発揮されている数少ない分野だな
半分がOA関連で、2割が印刷、1/8が医療機器、残りが工場関連。
https://www.konicaminolta.com/media-library/jp-ja/corporate/img/glance_pict006-04.gif
今や主力は医療機器だけども
こりゃやべぇってなって
自分ところの技術を活かして
ほかの産業移行した勇気が凄いな
富士フィルムのように様々なネタを探す必要がある。
どれか一つに絞ってたら確実に倒産だった。だが、たくさんのネタを育てるのも金がかかる。
引用元: https://asahi.5ch.net/test/read.cgi/newsplus/1656245439/
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